みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
9.《ネタバレ》 一言で言えば…HIP-HOP版『ストリートオブファイアー』あるいは『ブレードランナー』的世界観での『燃えよドラゴン』です。 実は俺は園子温監督とはずーっと相性が悪くて「今度はいけるかも…」と思っては「嗚呼…やっぱ俺は園映画はダメだぁ」となるのが常でしたが、今作は大丈夫でした。映画しょっぱなからMC SHOWこと染谷将太がカメラ目線で観客に状況説明をラップするコトで、この映画の虚構性(あるいは寓話性)がハッキリしたワケで。それによって、この映画内における【残虐性&暴力性】が中和されたからかなぁと思います。(ちなみに縄張りが細分化されたTOKYOの街を自由に歩き回る染谷将太は、まるで『ベルリン天使の詩』での天使の姿を連想させました。)そして、その寓話性が故に物語の中で急にラップが始まっても違和感なく見ることができたのだとも思います。寓話性を高めるという意味では竹内力演じるブッパと、でんでん演じる大司教の【やりすぎ感】もイイ意味でメチャクチャで、上手く機能していたのかなと思います。 パンツ一丁で日本刀を振り回す鈴木亮平もヨカッタ!静かなる狂気の窪塚洋介もヨカッタ!そして!パンツ丸出しの回し蹴りを筆頭に、スーパーアクションを次々に繰り出す清野菜名さんが圧倒的にヨカッタ!!!!「そりゃあ、この後ブレイクするに決まってるわ!」と思うしかないカッコ良さでした。ラストバトル時の『VISION STREET WEAR』のTシャツも個人的にはツボでしたね(笑)。 HIP-HOP好きの人だと色々思うコトもあるのかもですが、俺的には満足でしたので、点数はこんなカンジだYO! 【幻覚@蛇プニョ】さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-03-30 02:07:33) 8.「ミニスカートの婦人警官」というのは、誰もがその存在を信じているのにまだ誰も見たことがない、一種のUMAですね。トーキョーの街に、ミニスカポリスは確かに実在した! 竹内力が完全にブッ壊れていて、もうセリフ回しも何言ってるんだかわかんないんですけれども、一昔前ならこういう役どころはやっぱり安岡力也の出番、だったかあ、なんて思った途端、竹内力に安岡力也の霊が舞い降りたような気がして。今後もぜひ、この路線でも頑張って欲しい。そんな気が、ホンの少しだけ。 全編にラップが散りばめられたミュージカル仕立て、さすがにこれだけ単調なモノを延々と聞かされると、ちょっとゲンナリしてくる部分もありますが、そこは文句を言っても仕方がない、見る前からわかってた事、ですから。 そしてハチャメチャなセットな中で繰り広げられる、全編、乱闘シーン。長回ししてみたり、大きく視点を変えてみたり、色々と工夫は施されているものの、これも、「カメラの揺れ」があまり乱発されると、少々、辟易してしまいます。 その中でやっぱり光っているのが、清野菜名と坂口茉琴のスピーディなアクションシーン。清野菜名はヌードも見せる思い切りの良さ、その後ではもはや、パンチラもパンチラには見えなくなってきて。一方の坂口茉琴(女の子です)は少年の役。この二人が見事なタッグでキレのよい格闘を演じており、性別を超えた中性的な魅力にあふれています。 鈴木亮平は見事な肉体美を披露していて、帝王・高山よりもイイ体してるかも?(いや、Uインターの頃は高山も引き締まった体してたんですけどね)。それはともかく、マッチョ路線が確立していてこそ、少年少女の格闘も活きてくるワケで。ついでに高山のギャグも活きてくるワケで。 乱闘また乱闘。良くも悪くも、お腹いっぱいです。 【鱗歌】さん [DVD(邦画)] 7点(2020-07-24 12:34:29) 7.《ネタバレ》 園監督では二番目に面白い。力さんいつもの開演。そして、菜名ちゃん。アクションよし。可愛いし。そして、美乳披露。万歳。 【にけ】さん [映画館(邦画)] 7点(2019-01-27 22:04:44) 6.普通の映画で15分ぐらいで済ます内容を45分ぐらいかけてラップに乗せて進めていくような映画。派手なセットや演出は見てて楽しく嫌いじゃないんですけど、いかんせん内容は薄いので映画としての評価はぼちぼちといった感じ。ラップの上手くない染谷将太を使った演出は全く意味不明、まあ監督が染谷君のこと大好きなんでしょう。鈴木亮平の背中はすごいね。 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-08-13 21:45:48) 5.《ネタバレ》 ラップとオッパイと暴力だけでできている映画です。こんな危険な都市はこの世にない、なんと恐ろしい、TOKYO!!池袋、新宿、渋谷と並んで出てくるのが「練馬」だったり「武蔵野」だったりするのは作者の愛着の問題なのだろうか。 せっかく地名は出てくるんだけど、本物の街が舞台ではなく、地下だかスラムだかよくわからないところが舞台なので、東京感あんまりなく、地名をどこに置き換えても成立する。もう少し、その土地の特色をもったキャラクターだったら良かったのに。 変なテンションのキャラクターがラップに載せたアクションで乱闘し続けるだけなのであまり語ることもないが、それなりに迫力がありなかなか楽しかった。 語りべでありながら、実はそこそこ強くてクールな染谷くんがなんだかんだで一番イイトコ持っていってるのがズルい。白目を向いてシコシコしまくるブチ切れヤリスギ竹内力は、この映画に出て大切なモノを失ってはいないか心配だ。 【すべから】さん [映画館(字幕)] 7点(2015-04-10 01:21:07) 4.好きか嫌いかで言えば、好き。 キャラクターづくり自体は、原作に忠実なキャラも、映画独自のオリジナリティを出したキャラも、総じて良い。 ただ、ストーリーがあまりに雑すぎた。 “こういう映画”なので、雑多なのは大いに結構だが、ストーリー展開として盛り上がりに欠けたことは否めない。娯楽映画としてのストーリー的な巧さは、もっといくらでも出せたと思う。 そうすれば、もう一味も二味も”サイコー”な映画になったろう、と大変勿体無く思う。 井上三太の原作「TOKYO TRIBE 2」は、ファッション誌「boon」での連載中から単行本を買って愛読していた。 田舎のダサい高校生だった僕が、どうやってこの漫画を知り、単行本を集めるに至ったか全く思い出せない。けれど、自分の住む世界とあまりにかけ離れたこの漫画の「欲望」と「狂気」の世界観を、まるで“いけないものを見るような”感覚で密かに楽しんでいたことを思い出す。 その欲望と狂気の世界観を園子温が撮る!という報は、かつての“いけない”感覚を呼び起こし、“ワクワク”というよりも“ドキドキ”に近い期待感を生んでいた。 結果として、この映画の監督が園子温であったことは、「成功」だったと思う。 この作品とキャラクターたちが表す、熱さも、愚かさも、可笑しさも、恐ろしさも、下らなさも、その要素は総て園子温という表現者が持つ資質に合致していた。 だからこそ、前述の“勿体無い感”が際立つ。 ストーリーは、“馬鹿”がつくほど単純でいい。「ケンカを売った」「ケンカを買った」「どちらかが勝った」それでいいのだ。 ただ、せっかく揃えた濃いキャラクターを巧く使って盛り上げて欲しかった。 プロの役者も、プロのラッパーも、出演陣が総じて良かっただけに、それぞれに印象的な見せ場や、壮絶な死に様を用意してあげて欲しかったと思う。そういう部分が軽薄だったため、映画としての盛り上がりにかけてしまっていた。 “ラップミュージカル”とイントロするだけあって、“プロ”を揃えたラップによるミュージカルシーンは、どの場面も非常にエモーショナルだった。 映画を観終わり、「サウンドトラックが欲しい!」と思えたのは久々だ。それだけでも、この映画の価値は大きいと思える。 【鉄腕麗人】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2015-03-06 00:02:46) 3.《ネタバレ》 とりあえず、清野菜名を吉瀬美智子と勘違いしてしまった感じで見てみるコトお薦めいたそう。 現実問題、吉瀬美智子は飛び蹴りなんてしないんだけどもね それはそれで それはそれ。 【3737】さん [DVD(邦画)] 7点(2015-01-19 22:00:04) 2.《ネタバレ》 おもしろい。『IWGP』が好きならオススメ。 ブクロのチーム、そして窪塚も似たようなキャラで登場となれば、あのドラマを彷彿する人も結構いるような。 チーム間の抗争を劇画タッチに描いていて、そこに園子温らしいエロとバイオレンスの毒気が効いている。 原作の漫画は未読だが、いかにも漫画的な世界観がうまく構築されていて、原作をぶち壊さずに表現できたことをうかがわせる。 ミュージカルが大の苦手なのだが、ラップがこれほどミュージカルに合うとは。 いつものアレルギー反応も出ずに楽しめた。 キャスティングもよく、特に清野菜名が印象に残った。 初めて見たが、タイプは違うけど、今や国際的女優となったペ・ドゥナや、すっかり人気女優の吉高由里子の初見と同じくらいのインパクト。 キュートで透明感がありながら裸も辞さない思い切りの良さに加えて、アクションもできる逸材で、園監督のお眼鏡にかなっての抜擢も納得。 満島ひかりに通じるカッコ良さもあり、そういえば吉高も満島も園監督が見出したと言われるだけに、今後が楽しみ。 鈴木亮平は変態仮面のイメージが強かったのだが、それも一変、凶暴な敵役のメラが板についていた。 ストーリー自体は特にどうということもないものの、スタイリッシュでカオスな雰囲気は好き。 【飛鳥】さん [DVD(邦画)] 7点(2015-01-11 22:27:36) 1.《ネタバレ》 前半は緊迫感がありとても楽しめましたが、終盤にかけてはやっつけ感が半端なくて残念でした。舞台もキャラも揃っているので、もっともっと作り込んで欲しかったです。清野菜名と少年、あとキュルキュル回る丞威のアクションもキレがあり素晴らしかったです。たくさんのおっぱいが出ましたが、やはり鈴木亮平の肉体が一番輝いていました。 【DAIMETAL】さん [映画館(邦画)] 7点(2014-09-02 00:55:32)
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