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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(7点検索)】
3.《ネタバレ》 原作未読。転入生の「死体って見たことある?」という言葉をきっかけに死の瞬間を見たいと思うようになる二人の女子高生の物語。「見たい。人が死ぬとこ。」と、いう宣伝文句と学園サスペンス風な予告編だったので同じ湊かなえ原作の「告白」のような話かと思いましたが印象とはだいぶ違いました。心に闇を抱えている二人の少女なものの、人が死ぬ瞬間を見たいだけで殺してまでたいわけじゃないんですね。本田翼が演じていた由紀は感情の起伏が少なく人を殺しそうな面構えをしている割に土壇場になると狼狽えてしまったり、おっとりしててイジメられていて不安症で頼りなさげな山本美月演じる敦子が逆に芯が強い子だったってのはベタだったけど表裏一体でハマっていた感じ。怖く闇を感じる部分もありつつ爽やかで綺麗な場面も見せながら、関係なさそうな登場人物たちが絡みつつ因果応報を受け収束していく様は面白かったかな。危うい年代二人の青春映画でしたね。 【ロカホリ】さん [映画館(邦画)] 7点(2016-10-19 22:27:58)
2.《ネタバレ》 『しあわせのパン』、『ぶどうのなみだ』の監督がこうゆう暗いテーマの作品に合うのか少々不安だったが、全くの杞憂に終わったと言っていい。
思春期の少女達の陰鬱とした内面を実に丁寧に描き出していたと思う。
主演のばっさーの演技はちょっとまだ殻を破れていないなという印象だったが、山本美月がそれをうまく補っていた。
とにかくストーリーの枠組みが綺麗にはまっていて非常に見やすい。難を挙げればこの綺麗にはまっているというのが、逆にはまり過ぎていて現実味を帯びない所か。いくらなんでも世界狭すぎるでしょ!と思わずツッコミを入れてしまった。あと、都合良く利用された挙句カメラを捨てられた少年と、お父さんを見つけてもらえずただただ茫然とするしかない難病の少年の両者に対するフォローが全くないのがヒドイと思った(笑) 【ヴレア】さん [映画館(邦画)] 7点(2016-10-19 17:22:27)
1.《ネタバレ》 本田翼の左手甲の傷は、まず終盤のさる事件とも絡む物語的要請としてあるが、加えてその不自由によって彼女が右手を以て
一心に鉛筆を走らせるという映画アクション的要請から来るものでもある。
これがノートパソコンのキー打ちではサマにもならない。授業そっちのけで文字を綴り続ける手と鉛筆の動き、紙面上に生まれていく肉筆の文字、
その硬質な音響、そしてその彼女を横から見つめる山本美月の視線。それらの要素が映画を形成していく。
手書きの文字だからこそ、ドラマとしても映画としても献辞の言葉が重要な意味を持つこととなるだろう。
前々作に続いてのコンビ、月永雄太の撮影が曇天や夜景を見事にドラマに反映させている。
夕陽の映える海岸沿いの歩道を二人の少女が駆け抜けていくスローモーションショットの反復。
計四人の少女たちの表情と走りが素晴らしい。
「夜の終わり」がモチーフであるからには、二人を明るく照らし出す朝陽が欲しいところではあるが。
終盤はありがちなパズル合わせと化してしまう。そこから逆算したのだろうキャラクター造形が随所に見られるのが難点か。
『しあわせのパン』、『ぶどうのなみだ』で悪い先入観を持ってしまっていたが、これは悪くない。 【ユーカラ】さん [映画館(邦画)] 7点(2016-10-09 17:52:33)
マーク説明 |
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《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
12人 |
平均点数 |
5.67点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 1 | 8.33% |
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4 | 4 | 33.33% |
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5 | 1 | 8.33% |
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6 | 1 | 8.33% |
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7 | 3 | 25.00% |
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8 | 1 | 8.33% |
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9 | 1 | 8.33% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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