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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(7点検索)】
6.《ネタバレ》 テンポよく楽しい映画でした。
タイトルと違って、騙された感はないですけどね。3万円の本は高いです。 【東京ロッキー】さん [インターネット(邦画)] 7点(2024-03-08 21:58:24)
5.《ネタバレ》 (ネタバレご注意ください)
組織内で逆境を跳ね返し出世していく「半沢直樹」カテゴリーのドラマではなく、組織に固執することなく独立に希望を見出す「お金がない!」タイプの物語。あれ?これだと主人公は速水(大泉洋)ではなく高野恵(松岡茉優)になっちゃいますか。でも個人的には速水より高野の方にシンパシーを感じましたし、胸のすく結末も好みでした。終身雇用制度が崩れ、6次産業化が推奨される日本。社会構造の変革が成されつつある今、本作のようなイノベーションドラマがこれから主流になっていくのでしょうかね。
どうやら原作小説は大泉洋をイメージして当て書きされたそう。確かにいつもより輝いていたような。ただ彼以上の存在感を示したのが松岡茉優でした。意識高い系というより、信念の人。強い思いが前に進む原動力となる。大変魅力的でした。やっぱり本作の主役は彼女だったと思います。
ちなみにキャッチコピー「騙し合いバトル」はやや盛り過ぎという気がします。 【目隠シスト】さん [インターネット(邦画)] 7点(2023-07-26 10:28:12)
4.《ネタバレ》 やっぱ、騙し騙され、最後に笑うのは誰?って映画は、観るのがウキウキするね。
それを、悪人を裁かない吉田監督と大泉洋だから、なおさらテンションMAXです!
全員悪人、って前作の「羊の木」で撮ってらしたけど、
今回、全員クセモノの実社会(出版社)を舞台に、「アウトレイジ」みたいなテンポで二転三転と描いていく!
吉田監督は、本作のような娯楽作品も悪くないけど、今までの問題意識も忘れないでくださいね~ 【トント】さん [DVD(邦画)] 7点(2023-05-20 14:33:49)
3.《ネタバレ》 別に出版に限った話じゃなく、この閉塞を抜け出すには、面白くなきゃ、ですかね。
面白がって、面白く。
この映画はテンポもよく、音楽も軽妙で、サクサク楽しそうだけど、やはり面白いことをするには地味な努力も必要ということは、嫌でも感じましたけど。
不安や既成概念をぶっ壊していかないとね。
同じような業界を生業としていると、先行き不透明は否めません。
かといって大手IT関連に迎合するのも、面白味がない。となると町の本屋さんで出版もってのは、映画の結末としては面白味がありましたね。
ともあれ、気概や柔軟さは見習いたいなと思える作品でした。
キャスト、脚本など、文学的とはいわないけど、ライトノベルみたいには楽しめました。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-11-17 05:14:33)
2.面白かった。
キャストもよい。大泉洋と松岡茉優は特によい。
登場人物が何を考えているのか、どう行動するのか、簡単に予測出来ない緊張感がある。
現実なら、あんな職場は疲れると想うけど。 【海牛大夫】さん [映画館(邦画)] 7点(2021-03-29 21:52:26)
1.《ネタバレ》 “斜陽”という言葉を否定できない出版業界の内幕を生々しく描きながら、その小説そのものが「映画化」を前提とした“大泉洋アテ書き”という異例のアプローチで執筆・刊行された原作「騙し絵の牙」を読んだのは去年の秋だった。
劇中の出版業界と現実社会のメタ的要素も多分に絡めつつ重層的に物語られた原作は面白かったけれど、それよりももっと前に見ていた映画の予告編を思い返してみると、「あれ?こんな話なんだ」と小説のストーリー展開に対して一抹の違和感も覚えていた。
映画の予告編が醸し出していた斬新でトリッキーな雰囲気に対して、原作のストーリーテリングは、極めてミニマムな内幕ものに終始しており、語り口自体も想定していたよりもオーソドックス(悪く言えば前時代的)な印象を脱しなかった。
「真相」を描いたラストの顛末もどこか取ってつけたような回想録となっており、やや強引で雑な印象も受けた。
そうして、コロナ禍による半年以上の公開延期を経て、映画化作品をようやく鑑賞。
案の定、原作のストーリー展開に対しては、映像化に当たり大幅な“アレンジ”が加えられており、そこには全く別物と言っていいストーリーテリングが存在していた。
その“アレンジ”によって、前述のような原作のウィークポイントは大幅に解消されていて、映画単体としてシンプルに面白かった。
程よく面白かった原作小説を、より映画的にブラッシュアップし、見事に映画化しているな、と思った。
が、そこではたと気づく。果たして本当にそうなのだろうかと。
そもそもが、出版業界全体の低迷と、活字文化の凋落を念頭に置いて、「小説」と「映画」が同時に企画進行した作品なのだ。
であるならば、通常の「小説の映画化」という構図はそもそも成立しないのではないか。
この企画において、「小説」と「映画」は、まったく対の存在として最初からあり、相互に作用するように創作されたに違いない。
となれば、原作小説の存在そのものが、この“騙し”を謳った映画化作品の大いなる布石であり、小説を読み終えた時点で、“読者=鑑賞者(即ち私)”は、まんまとミスリードされてしまっていたのだと思える。
そしてそれは全く逆のプロセスだったとしても成立し、この映画を先に鑑賞した人は、映画作品によるミスリードを抱えて小説世界に踏み入ったことだろう。きっとそこにはまた別の“騙し”と“驚き”が生まれるはずだ。
その体験はまさに、小説と映画、メディアミックスによって創出された立体的な“騙し絵”そのものだ。
この映画のクライマックスにおいて、主人公の大泉洋が、豪腕経営者役の佐藤浩市に対して「遅すぎた」と非情に言い切るシーンが象徴的なように、“新しい斬新なアイデア”は、無情な時間の経過により瞬く間に、“古臭いアイデア”となってしまう。
常に新しい“面白いコト”を求められ続けるこの世界は、あまりにも世知辛く、厳しい。
そう、つまりは、原作小説で描かれた「結末」すら、この映画化の時点ではきっぱりと「古い」のだ。
そういうメディア業界全体の現実を端から想定して、このメディアミックス企画は練られ、小説家も、映画監督も、俳優も、編集者も、そこに身を置くすべての者達の、苦悩と虚無感を込めて生み出されているのだと感じた。
コロナ禍による大幅な公開延期、それと並行して半ば強制的に変わらざるを得なかった時代と価値観の変化、そういうものすら、このメディアミックスの目論見だったのではないかと、過度な想像をせずにはいられなくなる。
無情な時代の移ろいに苦悶しながらも、それでも彼らは追い求める。結局、今何が一番「面白い」かを。 【鉄腕麗人】さん [映画館(邦画)] 7点(2021-03-27 23:15:44)(良:2票)
マーク説明 |
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《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
29人 |
平均点数 |
6.52点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 1 | 3.45% |
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5 | 4 | 13.79% |
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6 | 12 | 41.38% |
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7 | 6 | 20.69% |
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8 | 4 | 13.79% |
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9 | 1 | 3.45% |
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10 | 1 | 3.45% |
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【その他点数情報】
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