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鬼が来た!

DEVILS ON THE DOORSTEP
(鬼子來了)
2000年【中】 上映時間:140分
ドラマ戦争ものモノクロ映画
[オニガキタ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-11-12)【イニシャルK】さん
公開開始日(2002-04-27)


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監督チアン・ウェン
キャストチアン・ウェン(男優)マー・ターサン
香川照之(男優)花屋小三郎
澤田謙也(男優)酒塚猪吉
脚本チアン・ウェン
撮影クー・チャンウェイ
製作チアン・ウェン
配給徳間書店(東光徳間)
あらすじ
舞台は戦争末期・日本占領下の中国の農村。ある夜、マー(チアン・ウェン)が愛人イェンアル(チアン・ホンポー)と抱き合っていると、外から戸を叩く音がする。マー「誰だ?」男「俺だ。」マー「誰だ?」男「俺だ。」マーが戸を開けると、男は突然銃をマーの頭に突きつけ、5日間荷物を預かれと言い出した。大きな麻袋が2つ。マーが麻袋を開けると、中には日本軍人・花屋(香川照之)と通訳トン(ユエン・ティン)が入っていた。

fero】さん(2004-01-12)
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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11.《ネタバレ》 中国版『ゴドーを待ちながら』って感じですかね。謎の男からとある〝荷物〟を預かった村人たちの騒動をスラップスティックに描きながら、他民族同士が騙し合い憎しみ合い、やがて殺し合いにまで発展するさまをシニカルに捉えている。なかなか深い映画だったんじゃないでしょうか。ただちょっと長すぎるかな。もうちょっと短くても良かったと思う。 かたゆきさん [DVD(字幕)] 7点(2017-05-17 20:03:28)

10.物凄く脚本が練れてると思います。ステロタイプというか、かなりプロパガンダが含まれていると思うのだけど、どうもスタッフがそのプロパガンダを利用してかなり皮肉めいたものを出しているという所も感じられますね。 奥州亭三景さん [ビデオ(字幕)] 7点(2010-12-05 10:40:49)

9.《ネタバレ》 香川さんの熱演と、軽快な会話運びでなかなか楽しく見ることができました。昔話のような話で案外気持ちの良いラストを迎えられるんじゃないかとちょっと期待してしまいましたが、やはり日本軍は鬼か…。まぁ、そこまで一方的な描き方ではありませんでしたが、何を思えばいいか難しい映画です。個人的には犯人はハッキリさせてほしかったなー。 すべからさん [DVD(字幕)] 7点(2009-11-24 01:17:43)

8.確かに面白いが、この映画についての香川さんのエッセイの方がさらに衝撃的です。 nojiさん [DVD(字幕)] 7点(2009-03-22 12:23:38)

7.映画として、地味ではあるが面白い..出てくる日本軍がリアルで、実際そうではないのかもしれないが中国人もリアルで滑稽なのが実にイイ~ よくここまで創り上げたな~と言うのが、素直な感想です... コナンが一番さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-02-25 12:21:59)

6.《ネタバレ》 前半はちと悠長な展開だけど、後半の凄惨な場面の連続には完全にやられた。この映画は、日本人としての自分、人間としての自分、現代に生きている自分、映画を観ている自分といった様々な自分の立場のうち、どれを意識するかによって本当にいろんな角度から鑑賞できる。僕自身は、「日本人は酷い」とか「史実の確認」といった事よりも、「鬼とは何か」というテーマを持ってこの映画を観終わった。僕の率直な感想では、鬼は日本兵だとか、殺戮を眺めていた人だとかではなく、「権力」なのではないかと思う。人を鬼にしてしまう「権力」という力をこの映画はみているのではないか。終戦によって日本軍の権力は中国軍に移った。そのために、主人公の復讐は、中国政府の法権力のもとで日本人による死刑を科せられることになってしまう。復讐することによってある種の「鬼」になった主人公は、法権力というみえない「鬼」によってつぶされたのではないか。そんなことを考えた。ラスト、似非名剣士のじいさん、船上で主人公が燃えさかる自分の町を見るシーンが印象に残った。 wunderlichさん 7点(2004-08-23 10:44:07)

5.《ネタバレ》 招かざる日本人を、村の人々は平安を守るために殺そうとさへします。マーは結局、花屋を殺しはしませんでしたが、それは哀れな日本人兵への同情からではなく、自分の手を血で染めたくなかったからに過ぎませんでした。終盤は、子供にも容赦のない日本人兵の殺戮が描かれます。良心に呵責を持ちながらも、彼らは異国人に命の重さを感じていません。本作の舞台は日本軍占領中の中国ですが、戦争そのものよりも、異国人に向ける人々の顔を、とてもリアルに描写しています。魯迅の阿Q正伝を彷彿させるような、ラストでした。日本兵を演じる役者たちが、素晴らしかった。しかし、上映時間が長かった。あと30分は、短くしてもよかったように思います。 DONGYAOSさん 7点(2004-06-15 23:50:24)

4.中国の作品なんで日本側が良く描かれることはありえないと思ったので村人虐殺とかも容易に想像できた。自分は当然当時の戦争に参加していないので日本兵が忠実に描かれてるのかどうかは分からない。しかし農民中国人と日本兵の心の中の葛藤は明らかに日本兵の方が非人道的に描かれてたと思う。ただラストは文革みたいだったのであの農民中国人にとっては日本軍も中国軍も鬼だったのかもな?そう考えると平等に扱った作品なのかもしれない。ところであの日本兵と通訳は誰が連れてきたんだよ? guijiuさん 7点(2003-12-15 22:28:25)

3.このサイトで高得点だったので借りてもたのですが、こうした歴史的な考えさせられる映画を初めて観たことと時代背景もつかめていない自分には理解するのが難しい映画でした。情けない話、観終った後で解説を読んでその深さを知りました。ラストシーンも花屋は斬るのを戸惑うと思ったくらいで自分は戦争を知らなさ過ぎですね。旧日本軍の隊長はまさにはまり役って感じでした。7点なのは自分の知識、理解力の欠如のせいです。 VTZさん 7点(2003-04-06 03:40:03)

2.日本人を殺すか殺さないかで皆で滑稽なくらい大変悩み迷う農民達。それに比べて、計画とも言える宴会で意図も簡単に殺戮を繰り返す日本軍。この比較を痛切に感じました。最後ナタを持って捕虜となった日本兵を切りまくるのは、戦争というものの残虐性に気がついた主人公の逆襲。目には目を鬼には鬼を。鬼のいる所に鬼は生まれ、また育っていく。昔風のくすんだ白黒画面がリアルさを出していました。 チューンさん 7点(2003-01-05 14:11:54)

1.前半から中盤までの流れでこの映画が終わっていたならば、大した印象は残らない作品だったと思う。むしろ不満が残っていたと思う。残念な終わり方であったが、戦争映画は軽い感じで終わらせてはいけないと思っているので納得した。ただし、白黒にした理由がよく分からなかった。ラストのための意図であったらもったいない。日本という国で育っている自分としては、戦争映画は色のある世界で見たい。この点でマイナス2ぐらい。 チャベスさん 7点(2002-12-12 07:25:35)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 105人
平均点数 7.76点
000.00% line
100.00% line
232.86% line
310.95% line
454.76% line
565.71% line
698.57% line
71110.48% line
82422.86% line
92725.71% line
101918.10% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.50点 Review4人
2 ストーリー評価 8.00点 Review7人
3 鑑賞後の後味 6.60点 Review5人
4 音楽評価 8.75点 Review4人
5 感泣評価 9.33点 Review3人

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