みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
57.《ネタバレ》 以前に鑑賞していますが、ポール・ニューマン出演以外全て忘れています。 トム・ハンクス、スタンリー・トゥッチ、ダニエル・クレイグ、ジュード・ロウ、キアラン・ハインズ他演技達者が揃っています(当然ながら皆お若い!) ニューマンとハンクスそれぞれの子供(ニューマンとハンクスは他人ながら親子のような関係)との関わりを軸足として、エグさ控え目の復讐ドンパチ模様は添え物に思えます。 二人の最期ではキャリアラストパフォーマンスであったニューマンのそれが沁みました。 バカでも息子は息子、息子の不始末の落とし前をつけるずぶ濡れでの立ち姿、その背中は小さくてやるせない姿でありました。 「お前でよかった」(熱)嘗てのアル様の台詞が浮かびました。 サム・メンデス、コンラッド・L・ホール名コンビによる良作です。 【The Grey Heron】さん [インターネット(字幕)] 7点(2025-02-02 17:51:27) 56.リアルタイムで映画館で観ており、久しぶりに再見。同じジャンルのある傑作映画を引き合いに出すつもりはないし、その映画にはそこまで思い入れがないのもあるが、ギャングものとしても家族ドラマとしても十分に楽しめた。善人役が多いトム・ハンクスがギャング役というのも新鮮で不安はあれど堅実に好演。サム・メンデスの作家性、一貫した映像美学も見逃せない。それでも観た印象が薄いのは、質が高くても前作のような新しい発見、突出したものがないことが大きいだろう。普通に良い映画止まり。 【Cinecdocke】さん [地上波(吹替)] 7点(2017-05-01 12:03:15) 55.※ネタバレなしです※ 映画を観るときに大事なもの、気にする事のひとつに作家性というものがあります。 独自の映像表現や独特のセリフまわしなど作家性といってもその意味はいろいろですが、そういう色が濃い人の作品ほど観客の好き嫌いが出やすいものなのも確かです。 (作家性の薄い監督などはときに「職業監督」なんて呼ばれる事もありますが、しかし「職業監督」もそれはある意味立派な作家性だと思います) さてこの映画監督のサムメンデス、僕の大好きなミーナ・スヴァーリの魅力をアメリカンビューティで爆発させてくれた事で大好きな監督なのですが(そういう理由?)、ミーナスヴァーリの魅力を爆発させる以外にも、やや暗めのトーンの話づくりや美しい画面作りなどの特徴も一応もっている監督です。 もちろんそれらはミーナスヴァーリの魅力を爆発させる事と比べると些細な事ではあるのですが、このロードトゥパーティションは、その些細な監督の作家性が思いっきり押し出されている映画だと思うのです。 (何しろミーナスヴァーリが出てないのでそっちを押し出すしかないわけですが) さて、映画監督の作家性というのは初期のものほど、洗練されていない分だけ、あるいは世間の中でもまれていない分だけ、より作家性が出ているように感じます。 例えば昨年話題の新海誠、「君の名は」でずいぶんメジャーな感じの映画を撮ったわけですが、しかし作家性という面だけで見ると初期の「秒速5センチメートル」あたりのほうがはるかに監督独自の色が全面に出ていると思います。それと比べれば「君の名は」はなんて一般的な映画になっている事か。 (誤解のないように書いておきますが、秒速5センチメートルは個人的にとてもつまらない映画で、君の名ははとても面白い映画だと思います。映画の面白さと作家性は別の話です) と新海誠を引き合いに出しましたが(というか脱線してますが)、何が言いたいかというと、このサムメンデスという監督の色は、初期の「アメリカンビューティ」と本作「ロードトゥパーディション」に一番よく表れていると思うのです。 何しろこの次の「ジャーヘッド」は彼の作家性を出しづらい作品でしたし(そうは言ってもサムメンデス感は結構ありましたが…そうですねなんかたるくてだらだらしたところとかw)、007あたりも作品の本質的にやっぱちょっと違うわけで、サムメンデスという監督の作品の魅力を味わうには初期2作を観るにつきるのではないでしょうか。 なんか話があっちこっちいってしまい、よくわからなくてすみませんw 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-04-21 10:35:43) 54.《ネタバレ》 かなり落ち着いた雰囲気のマフィアもの。 ですが落ちついているのは雰囲気だけで、中身は結構凄惨ですよね。 忠義を尽くしていたのに、妻子を殺されたうえに、父同然に慕っていたボスから命を狙われるマイケル・サリヴァン(トム・ハンクス)。 元凶はコナーというボスの息子。それは皆わかっているのに、ボスの息子だから、誰も手が出せない。理不尽なストーリーに怒り心頭です。 サリヴァンは、父親としてもマフィアとしても一流。ある意味、ヒーローとしての側面を持っていると言えるでしょう。 だから、救いようの無いストーリーでも、サリヴァンのダークヒーローぶりに、一筋の希望を期待せずにはいられないのです。 最低の状況からの大逆転を期待してしまうのです。 実際は、妻子が殺されて、サリヴァンがその報復を始めたときから、真のハッピーエンドなんてありえないのに。 そういった意味では、『家族の幸せエピソード』を序盤で『描きすぎなかった』のは逆に良かったかもしれません。そこを描きすぎていたら、家族が失われた悲しみのほうが、映画を支配してしまいそうです。 ラストはせめて二人の幸せを願っていたのですが、何とも後味の悪い結末。 にも関わらず、サム・メンデス監督の、とてつもなく上品な演出で、悲しさを最小限に抑えてしまっているのは凄い。 それどころか、息子のナレーションでしめちゃったことで、まるで感動的なドラマのような仕上がりに。とんでもないですね。 この映画は、『マフィアもの』か、『家族ドラマ』か。 正直どっちつかずの印象ですが、良く言えば『合わせ技一本』みたいな作品だと思います。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-06-21 02:15:04)(良:1票) 53.ポール・ニューマンが良い演技してますね。 【アフロ】さん [地上波(吹替)] 7点(2012-04-17 18:40:30) 52.根っからのワルじゃなく、本当に良い親でしたね。 【ケンジ】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2011-08-10 21:33:11) 51.《ネタバレ》 2組の親子愛がうまく描かれていたと思う。ラストは予想通りの展開になったけれど、予想通りで良かった?感じがした。 【ほかろん】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2010-06-06 21:20:34) 50.正に雰囲気の良い映画。少年役の若人あきらのような眉毛が気になった。 【代書屋】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-10-01 00:42:34) 49.《ネタバレ》 この映画の核となるシーンを一つ上げるとしたら、それはまちがいなく聖堂の地下でジョン・ルーニーとサリヴァンがサシで話をする場面でしょう。 この短いシーンのルーニーのセリフにすべてが集約されていて、マイケルがどうしてこんなことになっているのかが簡潔に説明されているし、このさきのマイケルの行動はここでルーニーが言ったことを実行しているにすぎず、ここからさきのシーンは「ほらルーニーが言ったようになったでしょう」という説明のようなもの…になっている。 この話の人間関係はジョン・ルーニーを中心とした衛星群のようなので、彼がすべてのものごとの中心となっている。亡きニューマンを思いきりフィーチャーした映画…と私は思います。 人殺しを職業にしている人間が普通の幸せを達成する権利は無いのであって、いつもそのことを念頭に生きているはずなのにマイケルは自分にも幸福な家庭を営む権利があると勘違いしていたので、ジョン・ルーニーはそのことを言っています。「わかっているだろ。俺たちは天国には行けないんだ。」なんというシブくて重い言葉でしょう。カトリックの彼(やお仲間)がすでに天国に行けないとわかっている人生を生きているというのは、想像を超えるほど無茶なことなんでしょう。 基本的にルーニーにしろマイケルにしろ他にちゃんとした職業に就ける見込みがあったなら、好き好んで裏の世界の仕事をするようにはならなかった人間たちなのでしょう。 けれどそういう(天国に行けないような)人生を生きるならば、人並みの幸せはあきらめなければいけないのです。マイケルはプロとしてワキが甘い男だったのです。 天国に行けない彼らは、せめて息子を天国に行けるようにしてやることが務めなので、ジョン・ルーニーはすでにその望みは絶たれたが自分が罪を背負って墓の下に持っていこうとします。 マイケルはやはり最後にひとがんばりして禍はすべて自分が背負っていく。 とてもクッサい話…といえばそれはそうなのだが、罪深い二人の父の最期はなぜか心に残ります。特にニューマンは死んでいるし。トム・ハンクスは人殺し顔ではないので難はあるが、逆に意外なほどフツーぽいほうが闇の仕事人としては実践的といえなくもないかもしれない。 なぜか視聴後に後を引く作品です。 ジュード・ローはこれで頭頂部の毛を抜いたのがあとでたたったというのは本当だろうか。 【パブロン中毒】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-01-01 14:13:20) 48.《ネタバレ》 ラストはやっぱりと思った。 【ジダン】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-10-17 18:14:13) 47.2回目観賞。役者もいいね。新ボンドもダンスの竹中役もクロコダイルもいたね。 トム・ハンクスは何でも出来るね。 【ご自由さん】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-08-31 21:09:50) 46.《ネタバレ》 自らもマフィアの世界に入り、そして復讐を遂げるゴッドファーザー(パート2)に対するアンチテーゼ。話の大筋自体は良いのだが、それを肉付けする細かなセリフ回しの水準が低い。中学生が大人の真似をして書いたというレベルの脚本。I'm glad it's youなんて誰でも想像するようイカニモな臭いセリフで名シーンを台無しにしたり、He was my fatherなんて子供向けの絵本に使われるような使い古された逃げの表現をラストに…ニューシネマパラダイスじゃないんだからもっと作風考えようよ。作風といえば、殺し屋をソウやセブンに出てきそうな変態写真家にする必要も無かっただろう。ターゲットを絞りきれず色々盛り込みすぎた上での失敗か、いや、ターゲットはアカデミー賞だったんだろう。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-16 15:12:06)(良:1票) 45.まあまあ楽しめました。でも昔からよくあるギャングものに親子愛をくっ付けただけ。トム・ハンクスとかイーストウッドの映画はいつもそんなん。K.コスナーもかな。とりたてて新しい訳でもない素材を持ってきて、それにちょっとヒューマニズムを付け加えてハイ出来あがり。またそんなんがアカデミー賞とったりする。そういう映画や映画産業にダマされないよう注意しようぜ! 【メロメロ】さん 7点(2004-12-02 23:11:26)(良:1票) 44.トムハンクスのキャラ設定がマフィア幹部というのが自分的には凄い驚き。何か新鮮だった。いつでもあの仏頂面なモンであの気さくな雰囲気はドコへ・・といった感じ。二人の結びつきを強く示す何かが足りなかった。ハッとするシーンは多くありましたね、雨の中でのマシンガン乱射とか海を眺める大きな窓。ジュードロウはカッコイイなこの人・・と思ったのにあの頭、ビックリした。とにかく終始トムは死ぬなこれ、ってのが雰囲気として伝わっててそういう意味ではベタでしたね。なんだかショーシャンクの空に(内容はまるで違う)、という映画を観た後のような心持になったのは何故だ(汗)。 【HIGEニズム】さん 7点(2004-10-19 06:36:37) 43.「トータルフィアーズ」のロシア大統領シアラン・ハインズがちょい役で出ていたのに感動! トムハンクスのおさえたしぶい演技は、なかなかよかった。役作りでふとったんだろうな。最後の海辺のシーン、途中の街のシーン、美しいですね。 【エンボ】さん 7点(2004-09-04 02:43:24) 42.父親と息子のドラマがいい。兄弟で接し方が違う≠差別。 【ダージン】さん 7点(2004-08-20 01:20:31) 41.陰鬱なムード、の割には重厚さに欠ける。この監督向けの題材じゃなかったような。前作アメリカンビューティーの洒脱な雰囲気が好きだっただけにちょっと残念。とはいえ娯楽作品としての水準は楽楽クリアしてるとは思う。 【馬飼庄蔵】さん 7点(2004-08-18 17:09:11) 40.最後のシーンはなんとなくそんな雰囲気だったんで想像ついたがそれでも「あーあ・・・」って思った。殺し屋は観ててとても憎くたらしいがその憎たらしさが演技として上手いし、死んでいく人の写真を撮るのが趣味という異常ぶりも上手く出している。 【くうふく】さん 7点(2004-07-21 13:49:01) 39.親父と観た。親父を大切に。 【ゲソ】さん 7点(2004-06-22 02:17:25) 38.ラスト…こうなっちゃうのよね…(涙) 【栗頭豆蔵】さん [映画館(字幕)] 7点(2004-06-14 00:24:13)
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