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ソラリス

Solaris
2002年【米】 上映時間:99分
ドラマSFラブストーリーリメイク小説の映画化
[ソラリス]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-03-29)【イニシャルK】さん
公開開始日(2003-06-21)


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監督スティーヴン・ソダーバーグ
助監督グレゴリー・ジェイコブズ〔助監督〕(第1助監督)
キャストジョージ・クルーニー(男優)クリス・ケルヴィン
ナターシャ・マケルホーン(女優)レイア・ケルヴィン
ヴィオラ・デイヴィス(女優)ヘレン・ゴードン
ジェレミー・デイビス(男優)スノー
ジョン・チョー(男優)
マイケル・エンサイン(男優)友人 その1
エルピディア・キャリッロ(女優)友人 その2
ウルリッヒ・トゥクール(男優)ジバリアン
山寺宏一クリス・ケルヴィン(日本語吹き替え版)
家中宏スノー(日本語吹き替え版)
津田英三ジバリアン(日本語吹き替え版)
原作スタニスワフ・レム『ソラリスの陽のもとに』(早川書房 / 国書刊行会)
脚本スティーヴン・ソダーバーグ
音楽クリフ・マルティネス
作曲ヨハン・ゼバスティアン・バッハ挿入曲「ゴルトベルク変奏曲」より"第15変奏"
編曲ブルース・ファウラー〔編曲〕
撮影ピーター・アンドリュース
製作ジェームズ・キャメロン
ジョン・ランドー
レイ・サンキーニ
20世紀フォックス
製作総指揮グレゴリー・ジェイコブズ〔助監督〕
配給20世紀フォックス
特撮リズム&ヒューズ・スタジオ(視覚効果)
シネサイト社(視覚効果)
美術フィリップ・メッシーナ(プロダクション・デザイン)
スティーヴ・アーノルド[美術]
衣装ミレーナ・カノネロ
編集スティーヴン・ソダーバーグ(メアリー・アン・バーナード名義)
その他ブルース・ファウラー〔編曲〕(指揮)
マイク・ニコルズ(special thanks)
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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9.《ネタバレ》 (いまの時点の)平均点が3.78とは意外だった。どこまで理解できているかはわからないが、私にはそれほど酷い作品とは思われなかった(個人的にこういう映画が好きだから、だが)。 人間にとっての生とは何か。人間は脳によってものごとを認知し、思考しているのだから、もし脳への神経刺激を究極まで精緻にすることができたら、実体験なしに脳への刺激だけで私たちは実体験に等しい生を生きられるはずである。この考え方はデカルトが考え出したもので、それをそのまま下敷きにしてつくられたのが『マトリックス』だ。 本作は『マトリックス』とは少々違う切り込み方で人間の生を問うている。実体験と究極の神経刺激にどこが違いがあるのか? もしオリジナルとコピーのあいだに相違がなければ両者に違いはあるのか? もし神経刺激やコピーのほうに価値を見出すことができたとしたら、そちらが生の真実とはいえないのか? もし実体験やオリジナルに何の刺激や価値を見出すことができなくても、それでも実体験やオリジナルのほうに意味があるといえるのか? 本作にはSFラブロマンスに終わらないものが含まれていると思う。 映像の美しさもこの映画の魅力。ただ、女性が別の女優でもよかったとはたしかに思う。 delft-Qさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-04-02 21:17:23)

8.《ネタバレ》 ソラリスの映像、原作、前作とは異なり、美しい色のガスに被われたような惑星・・脳のシナプスのスパークのような、生物が生まれ出ようとしている卵のような、神秘性が感じられた。ストーリーもザックリと削られたものがありますが、このアプローチでいろいろな空想がひろがり楽しめました。・・コピーを愛してもいいんじゃないか?コピーとして生きてもいいんじゃないか?人はカタチを愛すの?自身の記憶の投影である相手なら満足なの?逆に自分が欲するなら、相手が何者であろうと、場所がどこであろうとかまわないんじゃないか?・・etc。一番好きなのは、”客”も、自分の存在に悩むところ。愛する者の形をしたナニカ、というのはSF、ホラー、サスペンスで見ましたが、それ自身の葛藤を見せたのは自分には今作が初めてで新鮮でした。ソラリスの存在や意図も原作に縛られることなく空想できる余地がまたよかったように思います。クルーニーは自分の中ではニヒルで嫌味な優男だったけど、今作の機微ある演技で見直しました。たしかに多くの方が言う通り、ハンディカメラ、ライティングカラーとかで見せるメリハリはソダーバグのパターンかも知れません。でも意図があって使っている演出だし、スタイルも意図もない監督の仕事よりわかりやすく、きれいだと思います。・・ただ、ここの平均点を考慮して、人にむやみに薦めないようにします(笑 ウメキチさん 7点(2004-06-28 14:56:21)(良:2票)

7.原作を読んで前作は見てないパターンの自分ですが、けっこう楽しめました。恋愛設定がちょっとくどくも感じたけど、映像も良かったし、キャスティングもアンマッチでは決してないと思います。なによりソラリスによる人間の「探索」に悪意が感じられない所に単なるSFを超えた世界が見えて感慨を覚えました。ただ、原作というレールを知ってるからの理解であって、知らなければ「なんじゃこれは?」で済んでしまったかも。 うこっけいさん 7点(2004-06-05 20:47:40)

6.オリジナルの雰囲気は無くなった感じです。でも1時間半と割と短かったので何とかなる 亜空間さん 7点(2004-03-25 16:09:58)

5.《ネタバレ》 まず主演女優!あんた花がない。無さ過ぎる!屈強な体格に男性ホルモンすら感じた。けれどこの話は面白い。終盤にかけては観客が想像して物語を補完しないと多分楽しめない。物語を先へと進めていく過程が手探りな感じでたまらない。独特の緊張感を味わえるし不思議な幻想世界に酔いしれることも出来る。完成された物語が全てではないでしょう。世の中は往々にして未完成のままが多いんだから。 yuuaさん 7点(2003-12-26 17:26:49)(良:1票)

4.《ネタバレ》 しんみり雰囲気に浸るにはもってこいの映画ではないでしょうか。ちょっと雰囲気が「ガタカ」とかあのへんに近いですね。青が強くて、音が少ない。ジョージ・クルーニーなのにすごくヨーロッパっぽくていい感じの映画でした。「すげー!」と大騒ぎするほどではないですが、淡々と好きなタイプの作品でした。ナターシャ・マケルホーンは素晴らしいと思います。ストーリーはシンプルだし、ちゃんとSFにもミステリーにもなっているし、長すぎないし短すぎない。若い方向けではないと思いますが、よく出来ています。全体に、バランスの良さが、さすがソダーバーグという感じでした。 anemoneさん 7点(2003-11-22 02:03:28)

3.ずっとソラリスの海に浮かんでいたい。オリジナルよりもこっちを支持する。短いから。 紅蓮天国さん 7点(2003-10-13 20:29:39)

2.僕が本作で気に入ったのは、宇宙船とソラリスのデザインだ。ソラリスはとても美しく、宇宙船内のデザインは、形状、色、質感など、実に僕好み。(地球と宇宙船内で色の対比により区別してる点がわかりやすくていい)さて、タルコフスキー版と比べると、(比べる事自体が間違ってるのかもしれないけど)全体的に軽く、(時間はおよそ半分)哲学的要素は若干減り、娯楽作品へと変わっているが、だからといって駄目だとは言わない。本作は恋愛、二人の愛を主軸においていて、舞台はSFだが実際はラブストーリーなのだ。情緒的要素があり、電子的でありながら感情に訴えかける音楽もなかなか。惑星ソラリスや原作を読んでいないともしかするとわかりにくいと思う人もいるかもしれない。本作のマイナス要素は、もう少しソラリスそのものに説明があってもよかったのではないか。そして、ラストも予想通りで、も少しひねりのある、より浸透なラストを期待した僕には、若干もの足りなかった。まぁしかしながら、ソダーバーグの映画の中でも本作は非常に見やすく、わかりやすい方で、僕の中でのソダーバーグ評価は上がった、と思う。 あろえりーなさん 7点(2003-06-29 23:56:59)

1.タルコフスキーのソラリスは信者が多いから叩かれること必死!でも決して駄作ではなかったよ。分かりやすいラブストーリーなんかではないし。タル作の哲学的部分も残っている。はっきりいって、タル作見てないとわけ分からないだろうと思うほどエンターテイメント性を排した作りになっている。こんなのSFファン以外見ないだろう。ハリウッド映画に毒されちゃった人とタル作を崇めちゃってる人の評価は低いだろうが純粋なSFファンとして私はこれはソダーバーグは頑張ったと思う。映像はすばらしいし、ジョージクルーニーも頑張っていた。ラストはタル作には勝てなかったが、それでもあっと驚く仕掛けはある。タル作の一部分だけをとりだして深く掘り下げたストーリーは、見ていて面白い何度も言うが決して駄作ではない。 あめさん 7点(2003-06-22 23:06:05)

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【点数情報】

Review人数 113人
平均点数 3.89点
087.08% line
1108.85% line
21412.39% line
32320.35% line
41412.39% line
51412.39% line
61412.39% line
797.96% line
843.54% line
921.77% line
1010.88% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.60点 Review5人
2 ストーリー評価 2.87点 Review8人
3 鑑賞後の後味 2.00点 Review10人
4 音楽評価 4.71点 Review7人
5 感泣評価 2.33点 Review3人

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