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【クチコミ・感想(7点検索)】
3.不吉な占いのとこのみがカラーで、あとは白黒。病気の検査結果を待つ女性新人歌手の2時間の物語。最初のうちは何でそんな辛気臭いのに付き合わなくちゃいけないんだ、と思ってたんだけど、この不安感が人生の凝縮された状態なんでしょうな。普通の町並みや普通に暮らしている他人たちが、とてもよそよそしく見えてきてしまう。これがロメールの『緑の光線』のように、ある男との出会いによって一つ脱皮できるまでのドラマ。不安が解消されるわけではなく、こうやって生きていくという決意に至るわけ。決意と言うとちょっと大袈裟になってしまうんだけど。それがドキュメントタッチで実物大と言うか、実感そのままみたいに伝わってくるのが、手法の勝利。夏至のパリって陽が長く、全然夕方の感じがない。少し露出過度気味のカメラが不安を通して見た街ってことなのか。あれで日本的な夕方だったら、情緒が出すぎてしまったところ。いちいち細かく時間経過が画面の下に表示される。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-11-16 09:57:11)(良:1票)
2.《ネタバレ》 主人公が過ごす夕刻をリアルタイムに追い続け、ストーリーの中にこれといった大きな事件もないまま刻々と物語が進行していく。
ただ、主人公が病気に怯えているということを除けば、ごく普通の日常なのだと思う。病気に怯えているといっても、特に暗い雰囲気はなく、むしろ自分にとっては明るくも見えた。
時間の表示が何回も出てくるのも何の意味もなさそうだけど別に嫌いではないし、男の独り語りもあったし(←自分にとって高ポイント!)、動いているミシェル・ルグラン見れたし、ほのかに明るいエンディングも良い。
そして何といっても、クレオ演じるコリンヌ・マルシャンがとても綺麗だったので、最後まで飽きずに楽しんで観ることができました。 【もっつぁれら】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-12-20 23:57:59)
1.《ネタバレ》 正確には「5時から6時半までのクレオ」。TVシリーズ「24」も真っ青のリアルタイムドラマ。ジャック・バウアーがテロリストと戦っている間、クレオは不安と絶望の中をさ迷っています。しかし発想は良いものの、どうやら作品全体のペースを持続させることはできなかったようで。そのために途中でゴダールとアンナ・カリーナが出演するサイレント映画などが出てきますが、如何せんこの映画がちょっと「う~ん…」な出来(笑)。導入部分と序盤は凄く良かったので7点です。 【かんたーた】さん 7点(2005-03-19 20:13:31)
マーク説明 |
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《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
6人 |
平均点数 |
7.17点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 1 | 16.67% |
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7 | 3 | 50.00% |
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8 | 2 | 33.33% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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