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頭上の敵機

Twelve O'Clock High
1949年【米】 上映時間:132分
ドラマ戦争ものモノクロ映画
[ズジョウノテッキ]
新規登録(2003-10-08)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-01-30)【イニシャルK】さん
公開開始日(1950-11-14)


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監督ヘンリー・キング
キャストグレゴリー・ペック(男優)サヴェージ准将
ディーン・ジャガー(男優)ストーヴァル少佐
ゲイリー・メリル(男優)ダヴェンポート大佐
ヒュー・マーロウ(男優)ゲイトリー中佐
ミラード・ミッチェル(男優)プリチャード将軍
ポール・スチュアート(男優)‘ドック’カイザー大尉
咲野俊介ストーヴァル少佐(日本語吹き替え版【PDDVD】)
城達也サヴェージ准将(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小林修ダヴェンポート大佐(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
家弓家正ゲイトリー中佐(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
久松保夫プリチャード将軍(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大塚周夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
井上真樹夫(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
宮川洋一(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
勝田久(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
嶋俊介(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
野本礼三(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
緑川稔(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
木原正二郎(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
納谷六朗(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
青野武(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
矢田耕司(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
清川元夢(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
村松康雄(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
浅井淑子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
原作サイ・バートレット
脚本サイ・バートレット
ヘンリー・キング(ノン・クレジット)
音楽アルフレッド・ニューマン
撮影レオン・シャムロイ
製作ダリル・F・ザナック
20世紀フォックス
配給20世紀フォックス
美術ライル・R・ウィーラー
トーマス・リトル(セット装飾)
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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5.《ネタバレ》 僕は戦争映画は苦手なジャンルですが、これはどちらかというと空軍内での人間ドラマに重きを置いた作品だったので楽しめました。 まず、軍服姿のグレゴリー・ペックが実に颯爽としてカッコいい。つい数年前の「白い恐怖」の時期と比べても、体格的にも演技的にも一本の太い芯が生え、主役として風格と落ち着きが出て来た感じ。ノイローゼ演技も格段に進歩。彼とヘンリー・キング監督とのコンビ作って、実に計六作品もあったんですね。初作であるこの映画の成功によるものかと思いますが、甘物メロドラマの巨匠イメージだったこの監督に、こんな硬派な作品があったとは驚き。我がニッポン国の戦争映画で描かれた軍隊とは全然異なる、あくまで個人優先の、意外とヌルい軍内部規律構造も興味深かった。少々頭髪が淋しい一見冴えない事務方参謀役、オスカー助演賞受賞ディーン・ジャガー氏は儲け役。皆さんの↓「企業中間管理職啓蒙映画」とは言い得て妙。 放浪紳士チャーリーさん [DVD(字幕)] 7点(2024-11-30 08:23:46)
《新規》


4.《ネタバレ》 ドンパチのない戦争映画という事で新鮮でありそれなりの魅力もある。見方を変えれば、戦争映画というよりも軍隊映画であり、組織論やマネジメント論的要素もあるので、皆さんのおっしゃるように中間管理職の映画と言えなくもない。ただし、現代の中間管理職と決定的に違うのは部下と生死を共にしているという事だろう。という意味においては、常時緊迫したストレスフルな異常・極限事態であるとも言える。ただし、異動願い騒動に関しては軍隊にそこまで民主主義が浸透していたのか?という疑問もあるが。 Gペックが心を鬼にして上官の役割を演じているのは理解できるものの、中盤はメリハリと起伏がないのでラストの精神崩壊に唐突感があるのは否めない。戦闘シーンまでGペックをカッコよく描きすぎてしまったのが原因か。もうちょっと中盤から苦悩するシーンを挿入してラストに向けて盛り上げて行った方がよかったような気もするが、実際の戦場に出てみて部下が次々と死んでいくのを目の当たりして病んでしまったのかもしれない。前任の部下思いでそれが行動にでる裏表のないリーダーは精神を病む事はないが、部下を危険に晒す事になるし成果も出せないので左遷になる。他方、部下想いではあるが組織のために鬼であり続けるという両立は不可能であるという事だろう。そういう分裂状態ではどっかで精神がやられる。それを人間の弱さととるか優しさととるか。 結局、自分の出世や手柄のためなら部下なんてのは部品や道具でしかないと割り切れるパラノイアでもない限り組織のTOPは務まらないという事だろう。そういう人間は現代にもブラック企業には大勢いそうではあるが。 東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-08-17 08:48:55)

3.《ネタバレ》 ㈱“アメリカ陸軍航空隊”産業は社業隆盛を狙って新たにヨーロッパ支社を開設しました。新規開拓のために爆撃営業部隊がフランスで飛び込み営業を開始しましたが、営業課長は部下からの信頼は厚いけど営業成績はイマイチでした。そこで本社は課長を更迭して営業企画の部長を代わりに送りこみました。彼は部下を再教育し自らも営業現場に同行して徐々に成果をあげるまでになりましたが、営業地域がドイツ第三帝国に拡大するとライバルのルフトヴァッフェ商事が自社の商圏を荒らされて堪るかと激しく商戦を挑んできました。 判り易く解説すると本作の内容はこういう感じです。大戦終結からわずか4年でこんなユニークな戦争映画が撮られていたとは驚かされます。最近のイラクやアフガニスタンを扱った安っぽいヒーロー礼賛のハリウッド映画なんか問題外で、現代でも全然色あせない切り口だと思います。ラストのたぶんシュバインフルト爆撃作戦をモデルにしたシークエンス以外に空戦シーンはありませんが、それでも終戦直後だけあって実物のB17爆撃機が多数出演しているところはさすがです。精神的ショックでお地蔵さんみたいになっちゃうグレゴリー・ペックの演技も強く印象に残りました。 実際のシュバインフルト爆撃では出撃機の七分の一が撃墜され、帰還できても廃機処分された数も入れると実に出撃機の三分の一が消えうせたという米軍史上空前の大損害だったそうです。 S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-02-05 23:23:41)

2.《ネタバレ》 人情家である管理職を交代させ、ビシビシ鍛える派のサベージ准将になってから、最初は反発していた部下達も戦果と共に徐々に打ち解けていく様子が良かったです。自分に厳しいサベージ准将も相当のプレッシャーがあったのでしょう、最後の方で戦闘機に乗る前にブルブルと手が震え力が入らなくなり、精神崩壊してしまうのを見て、気丈な方ほど崩れる時は一瞬なのだなと思いました。その精神が崩壊する様子をグレゴリー・ペックは見事に演じていたと思います。彼が物語り最後の出撃の前に上官と語った際、サベージが出ていった後に、万が一の時の交代指揮官を用意しとけと言ってたのが何とも不快でしたが、そんなものなのでしょうね・・・。戦争映画ではなく、中間管理職の苦悩を書いたドラマの舞台が戦地という感じでした。6点が妥当ですがやっぱりペックカッコイイし大好きなので+1点です。 まさかずきゅーぶりっくさん [DVD(字幕)] 7点(2008-03-30 17:06:09)

1.戦争映画の形を借りたビジネスマン(特に中間管理職)啓蒙映画。ここまで狙いのはっきりした作品も珍しいですね。ただし教育映画なので内容は…。管理職は必見。 MELさん [DVD(字幕)] 7点(2006-10-08 23:17:00)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 17人
平均点数 6.88点
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415.88% line
5211.76% line
6317.65% line
7529.41% line
8529.41% line
900.00% line
1015.88% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.80点 Review5人
2 ストーリー評価 7.00点 Review6人
3 鑑賞後の後味 6.66点 Review6人
4 音楽評価 2.00点 Review1人
5 感泣評価 5.00点 Review2人

【アカデミー賞 情報】

1949年 22回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞グレゴリー・ペック候補(ノミネート) 
助演男優賞ディーン・ジャガー受賞 
録音賞 受賞 

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