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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(7点検索)】
4.《ネタバレ》 観る前は、え、あの小津さんがこういう映画を?と思った。
女性のチャーミングな振る舞いを映画の演出のツボにしていた小津には冒険だったろう。
観てみると、なるほど小津の笑いがどこにもない。
この映画は興行的にも失敗し、小津はこれ以降、比較的裕福な中流階級の家庭を描くことになる。
しかし、鑑賞後、小津の感性で、このような敗戦後の日本の負の側面を描き続けたら、
どんな作品ができたろうかと惜しむ気持ちも僕にはあった。 【トント】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2019-10-17 03:06:43)
3.現代でも貧困により体を売る主婦は大勢いるわけで、別に戦後に限った話ではなく、現代的テーマでもある夫婦生活のカネと性、そして罪と罰の問題に切り込んでいる意欲作だと思う。隠し事が嫌だからと全てを打ち明けてしまう妻はどうかと思うが、夫も方も許しはするだろうが忘れはしないだろう。無理に自分に言い聞かせているシーンが印象的だ。そして、このまま不幸な結婚生活が続いていくんだろう。終盤のシーンはそういう夫婦の将来への不安定さに満ち満ちている。嫌結婚の小津らしい救いがない作品だ。当時39歳の田中絹代が28歳という設定はちょっと無理があるかな。 【東京50km圏道路地図】さん [DVD(邦画)] 7点(2016-03-12 13:05:49)
2.小津監督の異色作品。夫婦の貞操義務を題材にした状況設定が抜群に面白い。
ただし二人の心理描写は、完璧に描かれているとは言えず、
田中絹代と佐野周二の演技力でかなりカバーしてるな、といった印象。
やはりこういったお話は、溝口や成瀬監督の方がうまい。
ヒロイン田中絹代の、ジャッキーチェンばりのスタントシーンには驚いた。
相変わらず演技力は申し分ないし、彼女を観れただけでも大満足の映画だった。 【MAHITO】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2011-08-16 21:04:39)
1.《ネタバレ》 この作品は小津的ではなく、むしろ溝口的な作品である。
それは主演が田中絹代だからという理由によるものではない。
内容的に溝口的なのだ。
田中絹代演じる女性は、ひたすら健気である。
夫(佐野周二)がどんなに酷い仕打ちをしようとも、「自分が悪いのです」と言う。
これは観ていて辛い。
ここまで健気だと、観ていて辛いのだ。
途中まで「何と救いようのない暗い話だろう」と思って観ていたが、終わってみれば、心にじんわりしみいる、なかなかの良作であった。
夫婦の間で、どんな問題がおきようとも、「互いをより深く愛する気持ちを持て」ば、乗り越えられる。
ラストで語られる佐野周二のこのセリフが胸を打った。
「深く愛する気持ち」。
確かに夫婦がより深く理解し、末永く幸せにやっていくには大切な姿勢なのではないだろうか。
とても考えさせられる作品だった。 【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2008-02-26 21:13:01)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
15人 |
平均点数 |
6.87点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 1 | 6.67% |
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5 | 1 | 6.67% |
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6 | 4 | 26.67% |
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7 | 4 | 26.67% |
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8 | 4 | 26.67% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 1 | 6.67% |
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