みんなのシネマレビュー

女はみんな生きている

CHAOS
2001年【仏】
ドラマサスペンスコメディ
[オンナハミンナイキテイル]
新規登録(2003-11-15)【おっさんさんさん】さん
タイトル情報更新(2024-04-24)【HRM36】さん


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監督コリーヌ・セロー
キャストヴァンサン・ランドン(男優)ポール
カトリーヌ・フロ(女優)
脚本コリーヌ・セロー
製作アラン・サルド
あらすじ
エレーヌと夫はパーティに行くために車を運転していたところ、血まみれの娼婦が道路から飛び出してきて助けを求めてきた。夫は娼婦などに係わりあいを持つなというが・・。家事だけに追われていた平凡な主婦のエレーヌは娼婦ノエルと係わった事によって人生は変わっていく。女同士の強い結束が奇跡を起す!

花守湖】さん(2006-05-27)
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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11.この運をつかめなかったら、、、という女たちもたくさんいるんだろうね。切ない話ですが美しかった。くそみたいな男たちしか出てこない HRM36さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-04-23 22:40:30)

10.コリーヌ・セローの作品としては「サン・ジャックへの道」の方が好きですが、これもユニークな映画。 一見男をボコボコにして楽しむフェミニスト映画みたいだけど、そういうわけでもなさそう。 日常に埋もれる主婦エレーヌや不運な過去をもつ娼婦ノエルの反撃よりも一番印象に残るのはあの面白いダンナだし。 彼は「サン・ジャック」の長男ピエールのように極端にカリカチュアライズされたキャラクターですね。 監督は「赤ちゃんに乾杯!」も撮ってるから、男性が不測の事態にオタオタする姿が見たいのかもしれない。 汚い手を使って弱い者から金を搾り上げる犯罪組織への憎しみは感じられるけれど。 ノエルの報復行動はヤリすぎな気はしますが、シリアスな映画じゃないから。 彼女の身の上話がやたら長いのもワザと観客をジラしてるんだと思うな。 最後の女性映画っぽいおさまり方は物足りないけれど、原題「カオス」どおりにしっちゃかめっちゃかなフレンチシネマ☆ レインさん [DVD(字幕)] 7点(2011-10-18 07:00:02)

9.人生って何なのかねぇって考えさせられるという点では、メッセージ性もあったのだろう。ただ、儚いというか切ないというか後味はいいようでよくない。ただ、サスペンス的要素を織り交ぜ、思わず引き込まれてしまう展開の中に、確固たるヒューマンドラマがあったと思う。また見たいとは思わないかもしれないが、期待以上。 Andrejさん [DVD(字幕)] 7点(2008-10-07 01:04:24)

8.なんか、笑っちゃう。あ、もちろん、良い意味でです。ここまで「男のおバカさ」と「女のタフさ」を戯画化して描いてくれちゃうと、笑うしかない、って感じです。一番面白いのは、エレーヌが怪しげな男を背後からでっかい木材でぶっ叩くところかな。なんというか、問答無用! という感じが爽快です。途中、ノエミの独白シーンは長過ぎるのがいただけない。ノエミの回復ぶりが非現実的ではあるけど、所詮、これは、「女はタフである」ことのカリカチュア。男は人格と下半身は別な生き物などとよく言うけれど、この映画に出てくるオトコどもは、みんな揃いも揃って、下半身に人格が支配されたオマヌケばかり。まあ、これもカリカチュアなんだよね、所詮。邦題も、まあまあ良いんではない? オンナの、オンナによる、オンナのための映画、ってとこでしょうか。 すねこすりさん [DVD(字幕)] 7点(2008-09-08 15:20:48)

7.《ネタバレ》 全体的に痛快でいい!娼婦の彼女がどんどん回復していく過程が面白かったです。とくに食べたいものを言われたときに目を見開いたのには笑いました。 カルーアさん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-17 19:37:46)

6.自分に何もしてくれず、金持ちに売り払おうとした父親が娘に「呪ってやる」というシーンで、娘が「お父さんに、何かもらったのってはじめて」と切り返すシーン素敵です。 セックス中毒の父と、女たらしの息子も笑えます。嫌になちゃうお母さんの気持ち良くわかります。 でも、そういう風にしたのはお母さんなのかもね。 omutさん 7点(2005-02-20 08:01:16)

5.私は「フランス映画ってわけわかんない」と思うことが多く、この映画もそうなのですが、それでも引き込まれる作品でした。でも、ノエミの正体がわかる前後の展開があまりにもギャップが大きいことと、彼女たちのしたことのすべてを必ずしも肯定できないこととで、自分は女だけれど、見終わったあとも爽快な気分にはなれませんでした。 チョコレクターさん 7点(2005-01-13 20:56:36)

4.ストーリー自体は良い作品。面白いです。まぁ男の自分としては肩身の狭い1時間半でしたが(笑)。 重くも軽くも描けそうな脚本なだけに、もう少し「本格派復讐劇」みたいにしても面白かったかもしれないと思いました。 woodさん 7点(2004-11-21 14:54:36)

3.《ネタバレ》 原題の「CHAOS」は天地創造前の混沌?神代の昔から男ってこうなのよっ、という意味かな?違うかも。邦題にはつい興味をひかれるので、商業的には成功だと思うけど、強がってるアホみたいで悔しいわ、男もみんな生きている、って言われそう、こわ。ヴァンサン・ランドンとカトリーヌ・フロ、とてもお似合いの二人が冷めた仲を演じているのでおかしい。いとも簡単に誘惑される夫に対し「勝って負けて」目を伏せるカトリーヌの表情が良いね。カッコイイ娼婦と一緒にいるもんだからついついおばさんに見えるんだけど、自分を明らかにするシーンの彼女を一番若く美しく映してるとこなどは、おフランスよのー、といつもながら感心しました(ついでに電車も綺麗。ついでに綺麗なドラ息子も適役)。ちょっとしたカーアクションなども意外に良かったですねえ。でも最初のつかみからラストの一言にいたるまで、どう考えても女性サイドが爽快感を得る女性監督による作品、ということで、まあ偏っているのは否めない、なんかそればっかり気になって悔しいわー。 かーすけさん 7点(2004-08-13 21:18:25)

2.《ネタバレ》 とりあえず褒めてから文句を言おう。 冒頭の映像の華麗さ、音楽のキレのよさから、久々に正統派フランス映画に出会えそうな気がした(「正統派って何なのよ?」などという質問は無しよ。←図々しいパクリごめんなさい、STING大好きさん)。 日本人の感覚で言うと、この先きっと「こんなにひどい男ばかり出して、男を悪く描きすぎ」という声が上がること必至だろうけれど、さすが「男と女」に長けたお国柄だけあって、平静は男が隠している本性をズバズバとすっぱ抜いていて、小気味いい。いやもちろん、女の本性もよく描かれている。 その他、古い名画のシチュエーションをさまざま彷彿とさせる展開もあって、この監督の色んな方向に目配りの利いた実力はさらに開花し素晴らしいなあと思わせる。 キャスティングや、役者たちの過剰に力が入りすぎてないナチュラルな演技も素晴らしい。 しかし、ここからは文句。→そもそも邦題が意味不明。もう絶対にイヤだ。好きになれない。 それと、最初の室内シーンで、(漢字とか書が欧米で流行なのは聞き及んでいるけど)どう見てもサカサマになってる掛け軸が目について以降、細部についてのアラはかなり目についてしまった。 だいたいノエミはいったん心停止にまで至りリハビリだって難航していたのに、突然ふつうにしゃべり出し歩き出すんだから、とっても不自然。 彼女の独白部分もやや冗長。もっと前のほうで彼女のプロフィールを幾分かは誰かに語らせるような演出は、とれなかったものだろうか?  後半、ノエミからエレーヌの夫や息子への接近の動機や考えが不鮮明だし、あれだけ直情型の夫が最後怒りも見せずに涙まで流してしまうのも唐突。 まあでもいいんですけどね、フランス人て日本人にはほんとに理解できないところの多い人たちだから。よくわからないところも、実はフランスふうなんですよ、何となく(^_^;)。 ラストがまたフランス映画らしい鮮やかなものだったから、終わりよければすべてよしかな、と。 おばちゃんさん 7点(2004-06-17 09:56:57)

1.お話はサスペンスタッチでもあるが、出てくる男が皆悪人だったり情けなかったりするのに対して、それに女が反旗を翻して大活躍という痛快で面白い話。主婦と娼婦に対して夫と息子、女を食い物にする売春組織の男たちという構図は一見交わりそうもない世界だが、これをテンポよくユーモラスに見せてしまう脚本も俳優もいい。恵まれない生い立ちで、虐げられてもたくましく人生を切り開いていく娼婦役のスタイル抜群の女優が印象的。 キリコさん 7点(2004-02-14 15:37:18)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 42人
平均点数 6.93点
000.00% line
100.00% line
200.00% line
312.38% line
412.38% line
5511.90% line
6921.43% line
71126.19% line
8921.43% line
949.52% line
1024.76% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review2人
2 ストーリー評価 8.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.50点 Review2人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

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