|
表示切替メニュー |
レビュー表示 |
その他作品(無) |
心に残る名台詞(投稿無) |
エピソード・小ネタ情報(投稿無) |
心に残る名シーン(投稿無) |
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順】 |
【ネタばれ表示】/【ネタばれ非表示】
|
【通常表示】/【改行表示】 |
【通常表示】/【お気に入りのみ表示】
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(7点検索)】
2.《ネタバレ》 GYAOの無料動画で視聴。「25日・最初の日」「ケルジェネツの戦い」「キツネとウサギ」「アオサギとツル」「霧の中のハリネズミ」「話の話」の6本。とくに最後に2本には、まるで自分自身の体験だったかのような強烈な既視感。不安や焦りをともなったノスタルジー。もしかしたら昔どこかで観たことがあるのかしらと疑ってしまう。
「話の話」は、一見すると脈絡のないイメージの連なりのようでありながら、何度か見ていると内在している物語が見えてくる。赤ん坊をあやす子守歌。端っこに寝ていたら子供のオオカミが脇腹をつかまえて森へ連れて行ってしまう。そんな子供の狼がいつしか主人公になって、子供の視点から大人たちの世界を巡っていく。
大きな牛と縄跳びをした時間が終わるように、木の上でカラスと林檎を食べた時間も終わってしまう。旅人が海辺を去り、漁師の父が海へ出ていったように、母とベンチで話し込んだ父も見知らぬ場所へ行ってしまう。エンジンを噴き上げる自動車。木の葉を吹き飛ばす列車。戦争で引き裂かれる男女。
現在のアパートに残っているのは、足踏みミシンのブランコと、焼け焦げた木の枯葉と、茎の生えたジャガイモ。風に巻き上げられてくるまったテーブルクロスのように、テーブルから盗み出した詩人の譜面もくるまって赤ん坊に変わる。海岸で詩人と猫が書いていたのが、ほかならぬ自分の子守歌だったのかもしれない。 【まいか】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-07-01 17:26:11)
1.ノルシュテインの映画は初めて見たが、その独特の世界が新鮮だった。
まず、画のすばらしさに引き込まれる。
どうやって作っているのか気になり、ノルシュテインのドキュメンタリー映像を見てみた。
CGを使わず、ものすごい労力をかけて作っていることに驚く。
わずか十秒ほどの街角のワンシーンに、数ヶ月かかることもあるとか。
ディテールに徹底的にこだわり、妥協を一切許さない姿勢がすばらしい。
手書きの切り紙を使った独特の技法で紡ぎだす世界は詩情にあふれ、まさに映像の詩人と呼ぶにふさわしい。
セリフがほとんどないシュールな作品だったが、わからなくても人の感性に直接訴えかけてくる。
沈む夕陽を眺めていると、センチメンタルでノスタルジックな感覚を呼び起こされるが、それに通じるものがある。
名画や名詩と同じように、そこに普遍的な何かがあるから心が揺り動かされるのだろう。
ストーリーがシュールなものは元来苦手なので評価はしづらいが、最もアート性の高い映画といえるかも。 【飛鳥】さん [インターネット(字幕)] 7点(2013-02-02 21:46:04)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
15人 |
平均点数 |
8.13点 |
0 | 0 | 0.00% |
 |
1 | 0 | 0.00% |
 |
2 | 0 | 0.00% |
 |
3 | 0 | 0.00% |
 |
4 | 0 | 0.00% |
 |
5 | 1 | 6.67% |
 |
6 | 1 | 6.67% |
 |
7 | 2 | 13.33% |
 |
8 | 5 | 33.33% |
 |
9 | 3 | 20.00% |
 |
10 | 3 | 20.00% |
 |
|
【その他点数情報】
|