みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
10.《ネタバレ》 あぶねーっ!なんてキケン!ってヒヤヒヤしながら見てました。だってミスリードいっぱいで脚本がいつ破綻するか心配させっ放しなんだもん。回想シーンに更に回想シーンを重ねるのは、日記という具体的なブツがあるので良しとしましょう。しかし、そもそもその回想自体が途中からアヤシくなっていって、ああ、やっぱりあっちがとーちゃんじゃん、となると回想全体の存在があってはならないモノって事になっちまう、一体どういう事・・・ってそうきたか、ああ、全部繋がった、良かったぁ、って。中盤で息子の件まで含めて読めてたんですけど、矛盾してそうなピースがいっぱい散りばめてあって、ラストで全部繋ぎました、っていう描き方に見事に翻弄されました。だから途中で感動的なシーン、泣かせシーンがあっても、こちらは構成と格闘状態でそれどころじゃないよ、って。最後のピースがはまってペンダントを出した時点でどわーっと感動しちゃいましたけどね。二代に渡って結ばれる運命のおはなしは、ベタとか古臭いとかで片付けられなくもないけれど、やっぱりこういうのを、心のフィルターなしで味わうのもまたいいんでないかな、と。映画を見終わってもまだ「ん?」と心にひっかかってる部分がなきにしもあらずですが(次代の出会いは結局「運命のめぐり合わせ」という名の偶然だよね?)、丁寧に作られているので好感の持てる映画でした。韓国映画はいつも画面作りが丁寧なのがいいです。 【あにやん🌈】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-11-16 01:34:29) 9.《ネタバレ》 ともすれば観客の涙をあざとく狙ったメロドラマに転落しかねない要素を、ぎりぎりのところで大衆の共感に変えてしまうセンス、クァク・ジェヨンってすごい人ですね。フンコロガシで出会って、お化け屋敷で仲良くなって、次第にお互いの正体がばれていくという過程の、なんとも素朴で正直なエピソードがとてもいい。監督の目には昔の人のほうが、感情をそのまま素直に表現していたと映っているんですね。並行して描かれる現代の娘の恋愛のほうが、よっぽどもどかしいわけです。これがもどかしい分、相手の気持ちが分かった瞬間の主人公の表情、雨の中をずぶ濡れで走っていく場面がとても鮮やかに残りました。でも『ラブストーリー』っていう邦題はどんなもんでしょうね。こんな平凡な名前しか付けれないのなら、原題そのままでも良かったんじゃないかな。ペ・チャンホの同名の映画もあるから、紛らわしいって思ってる韓国映画ファン(マニア?)って多いのでは。 【アクシス】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-26 22:10:19) 8.(レビューじゃなくてすいません。でも実話なのです。) ★私が高校時代ちょっと好きだな、と片思いだったK君。 ☆時は流れ~~K君と同じ大学・同学部でK君に顔が似ているH君に私はベタ惚れし、お付き合いを・・。 ☆時は流れ~~、、K君にもH君にもまるで似てない夫と結婚。まもなくわが家の隣の店にK君が営業に来ていることに気づきました。 ☆時は流れ~~私の娘とK君の息子さんは同じ中学・同学年であるということに気づきました。 ☆時は流れ~~娘は第一志望の高校受験を諦めました(実力不足)。K君の息子さんはそこに入学なさるようです。私が娘に着せたかった憧れの制服はこの映画のヒロインが着ている制服に似ています(涙)。 ★そして本日、大好きなレビュワーさんが映画音楽BEST4にあげておられたこの作品をも一度借りに行ったレンタル屋さんのカウンターで、私はK君とすれ違ったのでした。しかも雨です。何を言いたいのかというと、偶然は起こりうるのです(私の場合は「田舎やん」と言われればそれまでですが)。 この作品の中のウシロ下ネタ(マエ下ネタならいいけど)や周囲への気配り不足など、不満な点はいくつかあるのですが、過去の青春を思い出させてくれる数々の演出と、美しくてもの悲しい挿入歌に泣けてしかたありません(大涙)。恋をしている時、恋を思い返す時、世界には二人しかいませんもんね。 【かーすけ】さん 7点(2005-03-28 16:48:37)(良:3票) 7.《ネタバレ》 キャンディーズのスーちゃん&ケンコスギにそっくりさんのラブストーリー。どこか懐かしいもどかしい展開、しかしラストにはやられました。「けっして偶然ではないんだ。」ぽっろときてしまいました。DNAが覚えていたのでしょうか?。よかった。 【杜子春】さん 7点(2005-01-15 19:21:04) 6.挿入曲が印象に残りました。 【リーム555】さん 7点(2004-12-30 14:43:42) 5.《ネタバレ》 「藍色夏恋」で書いたことと重複するけど、僕はこういう「キラキラした青春恋愛モノ」が大の苦手。これはきっとアルコールを全く受け付けない体質の人が、どんなに高級で美味しいお酒でも体が拒否反応を起こしてしまうのと同じだと思う。だもんで前半の母親の若い頃のエピソードを観てて甘酸っぱい気持ちになるどころか、遠い昔にココロの奥底に封印した筈の“ダークぐるぐる(又の名を『青春時代のトラウマ』ともいう)”が暴れ出して、もう少しで「♪吐き気がするほどぉ~、ロマーンチックだぜぇぇぇ~(ザ・スターリン『ロマンチック』)」と鶏の生肉を喰いちぎりながら絶唱するところであった。んがしかし、中盤以降、当時の独裁軍事政権下での状況(憶測だけど、最近の韓国での純愛モノブームってのは、かつての軍事体制や、古くからの、ある種男尊女卑的な儒教文化に対する反動でもあるのかな)や民主化を要求する学生運動、ヴェトナム戦争の様子などが描かれてく所は「お?」という気になってきてその後の展開には「ほぉ~、あ、なるほど、あ、へぇ~」ってな感じで、見終わった後は、感動して泣く、というのはなかったけど、それなりに満足、したかな。ところで映画とは関係ないけど、以前実家でガラクタ整理をしていたら亡くなった母の若い頃の日記が出てきた。えれえ崩し字で読み辛かったけど、どうも父と結婚する前に想いを寄せていた人について書かれているらしい。自分の親にも若い頃があって、初恋やら何やらあった、というのは考えてみれば当たり前なのだけれど、何か不思議な気分だったな。ひょっとして、その男性の娘がどっかで自分との出会いを待ってる、なんてことは・・・ないよな、やっぱし。 【ぐるぐる】さん 7点(2004-09-08 19:46:02) 4.背景がとてもきれいです。 【LYLY】さん 7点(2004-08-04 19:23:37) 3.韓国の映画って、日本のひと昔前って感じの話が多いんですよね。なんとなく古くっさいということを踏まえて、素直な気持ちでみれば、とてもいい映画です。 【カルーア】さん 7点(2004-04-27 21:45:10) 2.この映画はなかなか良いです。以前、「ラストプレゼント」を観て、かなりガックリしたので、今回は期待せずに観賞しました。それがかえって良かったのかも。思っていたよりは、良い作品に仕上がっていますね。(前半は、少しダルかったですけど…。)多少、韓国の文化に馴染めない所はありますが、まあ、良い作品です。 【Φ’s】さん 7点(2004-02-08 09:54:15) 1.過去にかなりの重点を置いたため、現代のラストの展開が少し急。せかっくの感動シーンなのだからじっくり、かみ締めてやって欲しかった。そのため感動すべき運命的つながりが少々ベタ過ぎるように感じてしまった。しかし全般として○。タイミングよく流れる音楽は全てにおいて美しかった。 【るう@】さん 7点(2004-01-29 00:52:00)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS