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【クチコミ・感想(7点検索)】
4.《ネタバレ》 まずは、テーマ曲のモダンさに度肝を抜かれた。続いて冒頭の横移動長回しにびっくり。なかなかすごいです。一方お話はというと、おもちゃに共感できません。男に対抗しようとして男と同じことをする。フェミニストと称する方たちが、「男女同権」を叫んで同じことを主張していました。しかしそれこそが、「世の中は男中心である」という前提に立っているのではないかと思われます。結局おもちゃは、「女には持てない、男ならではのもの」によって報復を受けるわけですが、それは男の猿真似をした報いではないかと感じました。
さて最後、一見すると芸者批判というか、こうした職業に対する問題提起をしているようですが、少なくとも本作では、そういうことでまとめていいものかどうか。梅吉が捨てられたのも、古沢本人は梅吉のためを思って離れていったのに、梅吉が未練たらしくしたという経緯があるだけに、素直に同情できません。それは芸妓ということに関係ない、男女間の問題を含んでいると思います。ですが、本作でそれが意識されたかどうかは、疑問が残ります。
ということで不満はありますが、溝口監督の演出テクニックは見ごたえがありました。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-04-16 21:40:28)
3.祇園に生きる対照的な姉妹の姿を、解説によると内務省から「けしからん」と言われたほどのリアリズムで描く。「女を描かせたら右に出る者なし」とかいう溝口監督だけあって、女の悲哀と強さが見事に表現されている。1936年を再現ではなく、本物で感じられる点においても価値があるかと。何より10代の山田五十鈴を見ることができて嬉しい。この頃から既に上手い女優だったのね。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-01-27 18:00:27)
2.戦前の京都の街並みが見れて興味深い。レストランのシーンなんかも出てくるが、当時にしてみればかなりハイカラだったんだろうな。女学校出の現代娘(当時の)を演じた山田五十鈴が若く、それを見るだけでも値打ちがある。溝口作品はだらだら長く感じることもあるが、これはわりと見やすかった印象がある。 【きーとん】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-07-20 00:31:40)
1.溝口の初期傑作として有名だが、個人的にはまあまあといったところであった。
初期作品の中では『残菊物語』がベスト。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-09-21 08:11:40)
マーク説明 |
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★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
25人 |
平均点数 |
7.48点 |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 1 | 4.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 1 | 4.00% |
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6 | 3 | 12.00% |
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7 | 4 | 16.00% |
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8 | 11 | 44.00% |
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9 | 5 | 20.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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