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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(7点検索)】
3.《ネタバレ》 個人的には京マチ子版の方が好き。ただ、美輪版は、カルト的な匂いがする映画ではある。三島のシーンはお笑い。それよりも、松岡きっこのシーンがキュートでセクシー 【にけ】さん [映画館(邦画)] 7点(2019-01-09 15:34:26)
2.《ネタバレ》 美輪明宏こと丸山明宏の妖艶さに酔いしれる映画ですね。
とはいえ、あくまでも「女装した男性の美しさ」といった感じであり、劇中では純粋に女性として描かれている事に、多少の違和感もあるのですが、それでも文章にすれば「主演女優」「彼女」という表現が自然と飛び出してくるのだから、我ながら驚かされます。
そんな彼女と「人形」とのキスシーンにも「三島先生、何やってるの!?」と吃驚。
著作を読む限りでは、結構お堅い芸術家肌の人というイメージがあったのですが、こんな剽軽な一面もあったんだなと、妙に感心させられました。
脇役である松岡きっこも、主演女優とは正反対の、まだ初々しい純情な美しさがあり、画面に彩を添えている形。
その一方で、探偵の明智役には、もっと美男子を配しても良かったのでは? と思ったりもしたのですが……この物語において黒蜥蜴が惹かれたのは「明智小五郎の容貌」ではないのだから、知的さを漂わせる木村功で正解だったのでしょうね。
落ち付いた声音の魅力を、長椅子越しに黒蜥蜴と対話するシーンなどで、じっくり堪能する事が出来ました。
ラストシーンの耽美さも勿論素晴らしかったのですが、個人的に最も心惹かれたのは、黒蜥蜴が男装した姿を鏡に映し出し、その「もう一人の自分」に語り掛ける場面。
「返事をしないのね。それなら良いわ」
「また明日、別の鏡に映る、別の私に訊くとしましょう」
という台詞回しには、本当に痺れちゃいましたね。
本作における黒蜥蜴は、普段の姿は「女装した男」にしか思えず、そしてこの場面においては「男装した女」にしか思えないという、実に倒錯性を秘めたキャラクターなのです。
それゆえに「本当の私なんてない」という台詞も切なく聞こえ「男に生まれてしまった女の悲劇」あるいは「女に生まれてしまった男の悲劇」を感じさせてくれます。
存在自体が罪深く、哀しくも美しい人物として、観賞後も、何時までも心の中に残ってくれる。
そんな素敵なヒロイン、素敵な女優と出会えた、魅惑の八十六分でありました。 【ゆき】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2016-08-07 08:32:28)
1.美輪明宏が美しい。あんな役が嫌味なく、かっこよくきまる人はそういない。オリジナルのほうも見てみたいと思いました。松岡きっこもかわいらしい。あの洞窟の三島由紀夫も、その周りのセットも、すべてひっくるめてワールドが出来上がってます。素敵な映画。
いやーしかし美輪明宏がきれいだった・・・ 【しゃっくり】さん [映画館(邦画)] 7点(2010-05-01 00:12:37)
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【点数情報】
Review人数 |
9人 |
平均点数 |
7.56点 |
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1 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 0 | 0.00% |
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6 | 2 | 22.22% |
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7 | 3 | 33.33% |
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8 | 2 | 22.22% |
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9 | 1 | 11.11% |
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10 | 1 | 11.11% |
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【その他点数情報】
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