みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
5.《ネタバレ》 【矢切りの渡しだよ人生は。都はるみ篇。】 最後、歌番組のように京はるみさんが熱唱するシーンにて終わった事により、終わってみれば、今回、いつものシリーズというのは実は一回お休みで、寅と都はるみさんの夢の共演スペシャルコラボの為の回だったんだとか思えてしまった。でもドラマ性はきちんとしていました。悪くはない31作目だったと思います。着物着てない都はるみさんの姿なんて初めて見ました(貴重。) ところで、大変細かいところに難癖つけて申し訳ないですが、最後、京はるみさんから観に来てくださいと寅次郎に手渡されてたリサイタルチケットは確か三枚あったのに、結果、観に行ってたのはさくらとヒロシの二人だけ。もったいないじゃないかよ せめて替わりにおばちゃん連れてってあげなよ それか、いっそ大穴で彼女の大ファンだって言ってたタコ社長を連れてってあげなよ それか確かお宅のところって息子いるでしょ だったら家族三人で行きなよ もしも居残り喰らった満男がイジケてしまってグレでもしたらどないすんねんて。そんな危険性をはらんだラストであった 困ったもんでした。 なんてね。まあ、余計なお世話であることは百も承知です。ちょっと言ってみたまでです でも、そんな満男もいつの間にやら、気の毒な叔父さんをちゃんと思いやることができる良い子にちゃんと育っていますね。早くジュンにな~れ ( って無理か、ならないか。) 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-06-05 18:46:00)(良:1票) 4.《ネタバレ》 最近「寅さん」を見ていて惹かれるのが、寅さんの可笑しい様子ではなく、女の人をしみじみとなぐさめる場面です。渥美清自身が実は「丈夫で長持ち」な身体でなかったと本で読んで以来そう感じます。本作品も佐渡での都はるみとの別れのシーンが好きです。渥美さんが個人的にも都はるみのファンだったとのことですから何かそれにまつわるエピソードがあれば知りたいものだとつくづく思います。あとそれから、寅さんが都はるみの乗った船を追いかけて桟橋に走る場面で、もしやと思ったらやってくれましたね、お約束の「望郷」のラストシーンへのオマージュ(寅さんの声に重なり汽笛がボーッ,耳をふさぐ都はるみ)。 (追伸)あっそうそう,この映画に中北千栄子がまさに元祖「ニッ○イのおばちゃん」の役で出ていたのにびっくり。この人成瀬巳喜男監督の「娘・妻・母」にも同じ役柄で出演していたしそんなに年取った感じもしないがこれが最後の出演映画だったようですね。なにしろ黒澤監督の「素晴らしき日曜日」の恋人役で観客に向かって喋ったり、「酔いどれ天使」で「世界のミフネ」が初めて「世界のクロサワ」の監督で出演するのに立ち会ってきたんですから、そんな人もさらっと出ているなんて恐るべし「男はつらいよ」。 【林檎キッド】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-12-24 21:34:42)(良:1票) 3.《ネタバレ》 マドンナは都はるみ。 というわけで少し異色作と言えるかも。但し、都はるみの演技に特に違和感はなかったし、ハスキーで甘えた感じの声と少しはすっぱな口調はよかったかな。寅さんが都はるみに抱いていた感情は恋心という感じではないし、都はるみの逃避行する相手が寅さんというのも恋愛ドラマとしては盛り上がりに欠けるだろう。でも仕方ない。それこそ30作目以降のシリーズの特徴である恋愛や世情といったようなものを既に超越した寅さんととらや一家の魅力はしみじみと伝わるのだ。 【onomichi】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-04-29 23:26:11) 2.観客を惹きつける魅力を持った好作品である。まったく飽きずに最後まで見られた。 佐渡を舞台にした人気絶頂歌手はるみの逃避行というドキドキする設定が面白い。 この時期の都はるみがどれほどの人気者であったのか、感覚的にはさほど思い出せないのだが、 この作品を引退時に選んだというエピソードは、はるみというキャラクターを考える上で興味深い。 【mhiro】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-06-26 22:12:42) 1.都はるみは歌はうまいが演技がねえ。で、ローマの休日か。う~ん、すべってはいないが、このあと普通のおばさんになってるという事実が、妙にかぶってしまう。設定とかストーリー展開は余裕が感じられるようになりました。さすがにツボとかパターンも上手い。量産過程ではマドンナ候補を探すのも大変なんだろうな。それは判る。だったらリリーをもっと出せばよかったのに。満男が重要なパートになりつつありますねえ。 【パセリセージ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2006-09-24 12:48:39)
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