みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
4.《ネタバレ》 「八十日間世界一周」をジャッキー主演で映画化したという、正に夢のような映画。 その分、ちょっとファンタジー色が強過ぎるというか、映画版「八十日間世界一周」(1956年)のリメイクと考えたら違和感が大きいけど、自分としては満足でしたね。 あくまでも、ジュール・ヴェルヌの小説を翻案した「ジャッキー映画」として楽しむべきなんだと思います(エンディングのNG集は無いけど) 物語の大オチ「日付変更線を越えたから期限に間に合った」は変えてないし、世界一周の旅を通して「金や名誉よりも大切な人を得る事が出来た」という、原作で一番大切な部分を、きちんと踏襲しているのも嬉しい。 随所にアクションも盛り込まれているし、急造飛行機以外にも「色んな機能を備えたステッキ」「車輪を付けた靴」など、ワクワクさせられるアイテムが揃ってるのも良かったです。 主人公格のフォッグを発明家キャラにした事に、ちゃんと意味があったと思います。 ゴッホやライト兄弟にウォン・フェイフォンなど、史実におけるビッグネームが登場する事と「俳優としてのビッグネーム」が登場する事をシンクロさせている作りも面白い。 この辺りは「さりげなくスターを出演させる」という1956年版の遊び心に通じるものがあるし、ただ真似をするだけでなく、一歩先に進んでみせた感もありますよね。 特に「ジャッキー・チェンとシュワルツェネッガーの共演」には胸躍るものがあって、本作が「夢の映画」である事を実感させてくれました。 万里の長城を徒歩で移動する場面なんかも、旅映画らしい切なさを感じられて好きだし、パスパルトゥーの故郷の描写も「懐かしき我が家に帰ってきた……」って感じがして、良かったですね。 敵と戦っている内に、自然とキャンパスに絵が完成しちゃう場面も可笑しくって、コメディ部分としては、ここが一番お気に入りかも。 そんな具合に、様々な長所が備わっている映画なんですが…… ・船を材料として提供した船長達が、その後どうなったかについて描かれていない。 ・「また腕が取れた」と笑いを取って終わるのは、ちょっと微妙。 といった具合に、終盤において短所が目立つのが残念ですね。 最後の最後で、テンションが下がって終わっちゃう形。 これって「終わり良ければ全て良し」の逆の現象であり、作品全体の印象も微妙なまま終わっちゃう訳だから、凄く勿体無い。 せっかく旅の途中までは楽しかったのだから、その勢いのままハッピーエンドまで駆け抜けて欲しかったものです。 【ゆき】さん [DVD(吹替)] 7点(2021-04-15 17:19:01) 3.故郷の村ではジャッキー映画らしさが出てて良かった。もう少し十虎のアクションシーンを入れて欲しかったけれど、そこがメインじゃないし仕方がないか。世界一周ってことで各国でのエピソードがかなり急ぎ足でしたが楽しめました。 【北狐】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-03-30 01:39:30) 2.この作品、ジャッキーが出てなかったら面白くなかったんだろうなぁって感じた。 でも、ストーリーはおもしろいし、笑える作品なので、楽しく観させてもらいました。 ジャッキーのアクションシーンがそんなに多くないのが、逆に良かったかもとも思った。 【Takuchi】さん 7点(2005-03-27 13:53:00) 1.《ネタバレ》 原作を読んだのは中学生の頃だったような。あの頃文字だけでもわくわくしながら読んだものでした。今回の映画化でどうなるのだろうと楽しみに待っていました。予告では気がつかなかったけど何故か主演はジャッキー。あらすじとしては原作を大きく外しているけどこれはこれで面白かったです。主演人物も意外な人がぽろぽろと出ていたり遊び心たくさんでした。 【ももち】さん 7点(2004-11-15 20:26:24)
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