みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
2.《ネタバレ》 ルメットの「十二人の怒れる男」が1957年なので、明らかにこの映画が元ネタと思われる。 陪審員の群像劇で、様々な陪審員の生活が、最後の評決への発言とつながる仕組みだ。 フランスらしく、サロン文化の地であるだけに、軽快なおしゃべりが楽しい。 ただ、7人の陪審員の生活が描かれるので、ちょっとごちゃごちゃしてくる。 しかし、この時代に、この良作がすでに撮られてたことは驚きで、 映画の成熟は、映写機の出現から、かなり早い時期に到達していたと思われる。 映画文化に法廷ドラマというジャンルを作り出した、映画黎明期の作品。 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2025-01-13 19:53:31) 1.末期癌の恋人の要請に応じて安楽死させた薬学研究所に勤める女性の裁判。無作為に選ばれた7人の陪審員それぞれの人となりが丹念に描かれており、彼らがメインの作品。病気の息子を殺そうとする衝動を堪える印刷屋さんの「自分ならどうするか、人の生死は神が決めるので、彼女は有罪」台詞が印象深い。7人それぞれが自身の価値観や置かれている状況でもって裁きを下す。専門家の裁きと陪審員の裁き、詰まるところ人が人を完全無欠に裁くのは不可能なのだと改めて思わされます。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-01-30 16:47:13)
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