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3人のエンジェル

To Wang Foo, Thanks For Everything! Julie Newmar
1995年【米】 上映時間:109分
ドラマコメディロードムービー
[サンニンノエンジェル]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-02-16)【イニシャルK】さん
公開開始日(1996-06-08)


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監督ビーバン・キドロン
助監督アンドリュー・モンドシェイン(第二班監督)
キャストウェズリー・スナイプス(男優)ノグジーマ
パトリック・スウェイジ(男優)ヴィーダ
ジョン・レグイザモ(男優)チチ
ストッカード・チャニング(女優)キャロル・アン
ブライス・ダナー(女優)ベアトリス
アーリス・ハワード(男優)ヴァージル
ジェイソン・ロンドン(男優)ボビー・レイ
クリス・ペン(男優)ドラード保安官
メリンダ・ディロン(女優)メーナ
ベス・グラント(女優)ロレッタ
アリス・ドラモンド(女優)クララ
ナオミ・キャンベル(女優)
デイトン・キャリー(男優)
ロビン・ウィリアムズ(男優)(ノンクレジット)
江原正士ヴィーダ(日本語吹き替え版)
島田敏ノグジーマ(日本語吹き替え版)
家中宏チチ(日本語吹き替え版)
弥永和子キャロル・アン(日本語吹き替え版)
仲野裕ドラード保安官(日本語吹き替え版)
小室正幸ヴァージル(日本語吹き替え版)
永野広一(日本語吹き替え版)
音楽レイチェル・ポートマン
編曲レイチェル・ポートマン
挿入曲トム・ジョーンズ"She's A Lady"
撮影スティーヴ・メイソン〔撮影〕
デヴィッド・M・ダンラップ(カメラ・オペレーター)
デヴィッド・ノリス〔撮影〕(カメラ・オペレーター)
製作G・マック・ブラウン
ユニバーサル・ピクチャーズ
製作総指揮ウォルター・F・パークス
ブルース・コーエン
配給UIP
美術ウィン・トーマス(プロダクション・デザイン)
ランドール・バルスマイヤー(タイトル・デザイン)
パトリシア・ウッドブリッジ(美術監督助手)
振付ケニー・オルテガ
衣装マルレーネ・スチュワート
ヘアメイクJ・ロイ・ヘランド
編集アンドリュー・モンドシェイン
録音リチャード・P・シリンシオーネ
字幕翻訳古田由紀子
その他セリア・コスタス(ユニット・プロダクション・マネージャー)
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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8.《ネタバレ》 「男が遊びで女装するのは女装趣味」
「女性への変身願望が高じてチン切り手術をするのが性転換者」
「ファッションにこだわってハデに着飾るゲイがドラッグ・クイーン」
「人生を楽しめない女装坊やは、ドレスを着ただけのガキよ」
 という作中の台詞が、とても興味深い。
 第三者からすると、ついつい「ゲイ」と一括りにしてしまいそうな中にも、様々なタイプがいて、それぞれ拘りを持って生きている事が窺えましたね。

 本作はキャスティングだけでも「この人達が女装するなんて、それだけで面白いに決まってるじゃん!」と予見させるものがあり、この辺りは元ネタであろう「プリシラ」よりも上手かったように思えます。
 作中にて、ウェズリー・スナイプス演じるノグジーマを、か弱い女性と思って絡んでくる男共には(なんて命知らずなんだ……)と逆に心配になってしまうし、案の定あっさり撃退されちゃう姿には(当たり前だろ!)とツッコミつつも、笑いを抑え切れなかったです。
 パトリック・スウェイジ演じるヴィーダが勢い良くドアを蹴り開けて、夫婦喧嘩に乱入し、妻を殴る暴力夫を殴り飛ばして家から追い出す展開なんかも、実に痛快。
 この辺りは、彼らがアクション映画で活躍する姿を知っているからこその面白さなのでしょうけど、初見の人でも「えっ、こんなに強かったんだ!」という衝撃を味わえて、楽しめるのではないかなと思えます。

 ちょっと気になったのが「メル・ギブソンのお尻はキュートだわ」という台詞。
 「ハート・オブ・ウーマン」(2000年)でも彼は「可愛いお尻ちゃん」と評されていたのですが、あれはこの作品を踏まえてのネタだったのか、それとも米国ではメル・ギブソンのお尻がキュートというのは共通認識なのか? と、そんな疑問が浮かんできて、若干集中が乱れてしまいましたね。

 また、作中のドラッグ・クィーンが三人とも「喉ボトケ」が無ければ女性と見紛うような美貌という扱いなのも、戸惑うものがありました。
 女装コンテストで地区優勝しているのだから、作中世界の認識では美女と分かっていても(どう見ても男じゃん……)とノリ切れない感じ。
 今となっては(それも一種のギャグなんだ)と納得出来ますが、初見では違和感の方が大きかったです。

 キャットウーマンやワンダーウーマンといった、有名なアメコミヒロインの名前が出てくるのはテンションが上がりましたし、終盤にて描かれるボビー・レイとボビー・リーの恋模様なんかも、実に微笑ましくて良かったですね。

 心を通わせ合った女性と別れる事になったヴィーダが「愛してるわ」と言われて「私もよ」と返すのではなく「あなたに愛されて、本当に幸せだわ」と応えるのも、何だか凄く切ない。
 もしも、ヴィーダが同性愛者ではなく異性愛者に生まれていたら、二人は「親友」ではなく「恋人」という関係になれたのではないかなと、ついつい考えてしまいました。

 仲間から「自分の性を隠すために女装してる」と指摘され、ショックを受けていたヴィーダ。
 そんな彼女が、男でも女でもない「天使」だと言われ、嬉しそうな笑顔になる姿には、本当に爽やかな気分を味わえましたね。
 ラストにて、ハリウッドの女装コンテストに優勝してジュリー・ニューマーに祝福されるのも、ヴィーダの方が良かったんじゃないかと思えたのですが、この辺りは「第三の天使」とも言うべきチチの成長を示す為、仕方ないところなのでしょうか。

 涙を流すような感動とも一味違う、笑顔になれるタイプの感動を味わえる。
 そんな、魅惑的な映画でありました。 ゆきさん [DVD(字幕)] 7点(2016-10-04 05:43:42)(良:1票)

7.3人のドラッグクイーンがアメリカを行くコメディ・ロードムービー。
本作の前年に製作されたオーストラリア映画の「プリシラ」に影響されたと思われるハリウッド映画。
本作の3人は白人と黒人とヒスパニックということで、アメリカ映画らしさも出しています。
町から町へ、少々シリアスさもあった「プリシラ」と比べると、こちらは
車の故障により滞在することになった1つの町の人間模様と3人が町に与える影響をじっくり描いています。
そしてアメリカらしいあっけらかんとした作品の空気もいい。
ずっと一緒に行動していた3人ですが、町に着くと3人をしばし単独行動させます。
3人がそれぞれに町の人々と交流することにより、閉鎖的で閉塞感漂う町の空気をうまく伝えてくれる。
そして町の人々のキャラもうまく立てていきます。
滞在最終日のお祭り。男も女も、3人にいい影響を受けて変わることができた町の人々の姿がありました。
「プリシラ」よりもいい意味で軽く、町の空気には現実感もありつつもおとぎ話のようでもありました。 とらやさん [DVD(字幕)] 7点(2016-02-06 18:15:01)(良:1票)

6.作品そのものが壮絶な冗談みたいなものなので…。この悪ふざけに同調して楽しめたなら勝ち組ですね。 Kさん 7点(2005-02-23 00:38:35)

5.ウケ狙いでない女装ものなので好き。スウェイジがとくにセクシーだけど、みんないいキャラ作ってます。だけど最後のコンテストの結果には不満。 桃子さん 7点(2003-12-12 14:39:01)

4.パトリック・スウェイジ、ウェズリー・スナイプス、ジョン・レグイザモ、このどこからどう見ても男そのものの三人の女装姿が見られただけで満足です。オカマ同士のケンカは楽しい。女の所作が一番上手だったのはスナイプスだったと思う。ブラジャーのたたみかたは見習いたい。 envyさん 7点(2003-12-11 00:16:49)

3.可愛い映画!おかまって発想が良かった。ちょっと泣かせるとこもあるしね。 ぐりさん 7点(2003-03-29 21:14:21)

2.衣装がおもしろいです。パトリック・スウェイジの女装もいい感じ。 バカ王子さん 7点(2003-02-22 21:44:02)

1.まず大物俳優3人の女装姿で作品に引き込まれました。最初は「ロードムービーかな?」と思ってましたが、舞台を移し続けるのではなく一箇所にとどまって住民と打ち解けていくあたり、意外に手堅い作りだと感じました。ウェズリー・スナイプスは『ブレイド』の印象が強かったので今回の変貌振りにはただただ驚嘆! woodさん 7点(2003-02-16 13:50:58)

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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 32人
平均点数 7.59点
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81340.62% line
939.38% line
1026.25% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 5.00点 Review1人

【ゴールデングローブ賞 情報】

1995年 53回
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)パトリック・スウェイジ候補(ノミネート) 
助演男優賞ジョン・レグイザモ候補(ノミネート) 

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