みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
2.《ネタバレ》 現場の臨場感を出すために照明は使用せず、カメラは手持ち。分かってはいるんだけど、やはり見難い。あの手ぶれは見ていて疲れる。しかし、軍が虐殺し、司法がお墨付きを与え、女王が勲章を授与する…。まさに国家ぐるみだな、こりゃ。ある意味、解り易い。胸に警官や兵士のバッジを付けてるだけで、テロリストと同じ事しても罪に問われないなんて、これが「民主主義の母国」の真実の姿か?今月になってようやく自治政府が4年半ぶりに復活したそうだけど、どうなりますかねえ 【鳥居甲斐守】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-05-21 20:40:49)(良:1票) 1.《ネタバレ》 映画としての評価がとても難しい作品です。 文献・資料としての映像作品と見るならば、その価値は極めて高いと思われます。 一応調べてみたのですが、この事件は本当にあったようですね。 映画というよりはドキュメンタリーに近い作風。もちろん、実話をもとにフィクションで構成されているわけですが、まったくのフィクションではなくノンフィクションの側面も持ち合わせている作品です。起こった出来事をおそらく忠実に再現し、それを淡々と流しているだけなのですが、言いようのない緊迫感が充満しています。 解説では、『イギリス、アイルランド、どちらが見ても納得できるように作った。』とありますが、この内容ではとてもイギリス側は納得しないでしょう。完全にイギリス側が非人道的な行為を行い、それを国ぐるみで隠蔽したように描いているのは明らかです。 もちろん、先にコースをはずれ、投石という暴力行為に出たアイルランドの若者達にも非はありますが、それに対する報復措置としては罰が重過ぎます。また、逃げ惑う人、撃たれた人を助けようとしている人まで狙撃されています。完全にイギリスという国家、その国が抱える軍隊を糾弾する内容に仕上がっています。 個人的には、この作品の作成の中心にイギリス人がいることが最早凄いです。 アイルランドの人はこの事件を忘れることはないが、イギリスではこの事件はほとんど語られないという事実が、この事件の全てかもしれません。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-02-18 00:32:24)
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