みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
6.《ネタバレ》 マフィアのボスと美しい娘。演劇のようなセット。 あれ?「ドッグヴィル」と同じだなと思ったら、ラース・フォン・トリアー監督の続編だった。ただ、キャストが違っている。 「ドッグヴィル」はニコール・キッドマンが恐いくらいにハマっていたので、今回のブライス・ダラス・ハワードはどうしても見劣りする。とても可愛いんだけど、存在感やハマリ具合が違う。 グレースのキャラも、ギャングの力をバックにして黒人に民主主義を教え授けてやるという上から目線があるので、前作のような可哀想な女神感がない。 トリアー監督のことだから絶対ハッピーエンドでは終わらないと思ったが、やっぱりの皮肉な結末。前作には及ばないものの、それなりの面白さはある。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 7点(2017-12-27 20:14:21) 5.《ネタバレ》 『ドッグヴィル』よりこちらの方が好み。ミステリーとしての面白さが遺憾なく発揮されていて、2時間強で済んだのも良い(逆に線を引いただけのセットの役割が薄れてしまったが)。『マンダレイ』をイラク戦争後の物語に置き換えると、欧米式グローバリズムは、日本を含め、価値観の違う世界を良い方向に進ませているのか、ということだ。村のためだと言いつつも、実は自分にとって居心地の良い空間を押し付けているだけのありがた迷惑に過ぎないのではないか。早い話が理想主義という名の優越感や自己顕示力である。結局、王家出身の黒人が実は卑しい身分だと知るや、自分の都合で罰を与える皮肉なオチが効いている。差別主義者と同じじゃん。改革する前の方がマシだった、というのはよくある話だが、リスクや挑戦なくして改善も発展もないし、平凡な安定志向のままではいずれ社会全体の首を絞めてしまう。古き良きものは尊重しつつ、少しずつ人間として進化していく意思は持ちたいものだ。 【Cinecdocke】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-12-25 21:06:29) 4.な~んの予備知識もなく見始め、「へ?」とか思いながら、なおかつちょっと居眠りなんかもしながら見ていたのですが、最終章でやられました。いやあ、めちゃくちゃパンチの効いた映画でした。やるなぁ、監督・・・。カラマーゾフの兄弟の大審問官とも通じるものがありますね。 【きのう来た人】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-05-05 05:36:15) 3.ドッグヴィルよりは下だろうという事で、この点数です。 【Yoshi】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-03-23 19:53:25) 2.内容は前作ドッグヴィル同様文句ありません。大好きです。 ただ今回は、あの舞台設定が活かされてなかったなぁ、と残念でした。 前作のような風景が想像できるとか同時に他の人が何をしているか、等 あまりグッと来なかったなと。 でも続編は絶対見ますね。楽しみです。 【非映画人】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-12-20 16:42:38) 1.《ネタバレ》 白人で美人で鼻に付くほどの甘い理想主義者、二コールがハマリ過ぎていただけにパワーダウンした感は否めない。先人の知恵を無視し、自らの理想に邁進し、時には使いたくない権力をも行使したのにもかかわらず、やがて現実は破綻していく。コントロールしていたはずの”バカな黒人たち”に騙され、駒として利用される。そんな”バカな白人美人”が似合うのはやっぱり二コールだ。 【亜流派 十五郎】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-11-29 23:25:57)
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