みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
18. 間宮兄弟よりも、本間姉妹!最強です。今まで見た映画の中では「青い車」という映画に出てきた麻生久美子、宮崎あおいの姉妹に匹敵する魅力。 ま、これだけ魅力的な女性キャストで、さほど棘のないストーリーをつづってもらえれば、自分的には非常に快適な時間を過ごせるわけで。(しかし、つくづくスターダストの スカウトの人とは趣味があいそうですw) あと、兄弟そのものよりも、あの部屋が魅力的でしたね。いろんな字典を眺めてみたり、モノポリーで遊んでみたり、友達になりたい兄弟です。 って、こんだけこの映画を受け入れるのは独身男性としてまずいんだろうな(苦笑) いつものことだが、せっかく「良」を頂いてるレビューを変更するのは申し訳なさがあるんですが、 ずいぶん久しぶりの、そしておそらくディスクを処分するから最後の鑑賞 本当に酷い、作者だったら大激怒すべき失敗作だなあというのが、初めて原作を読んでの今回の感想。 ストーリーは、ほぼ原作に忠実で改変というほどのものは、ほどんどない、っていうかもっと映画としてまとまりよくするためには、多少いじってもとすら思う。 弟に関しても本当に塚地さんがキャラ、雰囲気、演技とも最高。言ったら失礼だけど、彼はモテない男やらせたら本当にハマる。 じゃあ、何を指して失敗作というかというと、ひとえに、兄のキャスティング。 原作の明信さんは、貧相でほとんどすべての人に悪い印象を与え、例えば作中の女教師にも一目で嫌悪感を抱かせるような男性です。 この人物に佐々木蔵之介さんをキャスティングするってどうでしょう? 全くちぐはぐな印象を与えるということに、キャスティングした人は全く無神経だったんでしょうか? そもそも違和感を感じませんか?塚地弟に取り持ってもらわなければ、彼女ができない、しかも女の子たちの彼氏と同等、あるいはそれ以上のルックスを持った蔵之介兄って。 少なくとも兄パートに関しては、いかにもモテそうなルックス、雰囲気を持った俳優が、モテないという設定で、その悲哀を演じるというとてもシュールな作品になってしまっています。 いつも、思うんですが小説という文字に書かれた媒体ならば、各人が頭の中で自分の好きなイメージを浮かべればいいんですが、映像という媒体は実際に目に見えるわけですから、製作者はできるだけ小説のイメージに沿ったキャスティングを心がけるというのは最低限度のことだと思うんですが。 塚地の相方なんて、貧相な女性に全く好かれない役、ぴったりだったのになあw 【rhforever】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-04-14 12:17:04)(良:1票) 17.仲良しだが女性には縁がない兄弟と、その周囲の人びとをめぐるコメディ。 ともすれば安易な甘やかし合いに陥りがちな素材を丹念に料理することに成功している。 初期森田演出を色濃く復刻させており、セルフパロディを含め、そこかしこに「遊び」が楽しめる。デビュー間もない沢尻エリカと北川景子姉妹(!)の瑞々しい演技も魅力的である。 【野良猫】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-09-07 22:45:52) 16.《ネタバレ》 この映画を観て、ふと思い浮かんだのが『正しい結婚生活を送るのは良い。しかし、それよりも更に良いのは、ぜんぜん結婚をしないことだ。そういうことのできる人はまれにしかいない。が、そういうことのできる人は実に幸せだ。』という、トルストイの言葉でした。 健全じゃない結婚生活をしている人より、この兄弟はマシだし何より幸せそうで羨ましい。 社会的にも自立しているし、キモいとも感じませんでした。 ただ、うちの二つ違いの息子兄弟が将来こうなったらと思うと微妙ですが・・・(笑) 私も反省会する相手が欲しいなと・・・ 【ぐうたらパパ】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-02-22 15:39:41) 15.このとりとめのなさ、森田ワールド。2時間の尺で結局なんにも変わらない二人ですが、人間そう簡単に変わってはいかんのです。恋したり口説いたり、人並みの欲望はあるけどやっぱり二人でいるのが好きな二人。山下作品、それから「ジャージの二人」もだけど、自分はいい年をした、ちょっとダメな男が二人でいること(ホモという意味ではなく)のオフビートな空気が好きなんだとわかった。これは女二人だと多分「寂しいウチラ」の構図で、痛々しいとか自虐的な方向になるけど。とかく独特の味わいが楽しめる映画。 【よーちー】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-08-19 12:44:16) 14.婚活ブームで結婚こそが幸せな人生に不可欠な要素のように思われているが、不確定要素の多すぎる赤の他人との生活が必ずしも成功するとは限らない。むしろ、人生を共に生きる相手を得るという意味では、この二人は既に最高の相手を見つけてしまっているわけで、結婚の必要が無い。親も困ってないし、誰にも迷惑かけてないし、きっと、二人がおじいちゃんになるころには名物兄弟としてたくさんの人に愛されていそう。こういうキャラなのに二人とも清潔感だけはばっちりクリアしているところが非常に映画的なのだが、途中でキモ過ぎると観客にギブアップされないためには欠かせない演出であろう。オタク趣味を自覚する男子諸君には是非見習ってほしいものだ。 【lady wolf】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-03-02 13:33:37) 13.「気持ち悪い兄弟だな・・・」と思いながらも、ついつい最後まで惹きこまれてしまいました。まあ、30代独身男性(私もそうですが)の気持ち悪さを、コメディの形を借り中和しながらもかなり的確に描いているように感じましたね。 【TM】さん [地上波(邦画)] 7点(2009-09-06 15:59:34) 12.何も知らずにたまたまテレビで観始めて…最後まで観ちゃいました。映画って面白くなければ途中で観るのやめる人なんで、そういう意味では面白かった?というより、自分の感性というか好みに合ってただけかも(笑)塚地も佐々木蔵之介も好きだし。 まったり観たい方にはオススメです(*^ー゚)b 【鉄仮面】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-08-16 18:47:43) 11.《ネタバレ》 気持ち悪いくらい仲の良い兄弟のどうでもいい日常を描いたどうでもいい映画。キャストが皆、活き活きとしていて良かったです。複雑な人間関係の中にいる人を羨む気持ちとか、自分とは関係ないところ話が進んじゃって勝手に完結してたりすることとか、ちょっとしたことに共感できたりして楽しかったです。北川景子も堪能できたし。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-10-07 12:15:06) 10.《ネタバレ》 もっと一癖も二癖もある兄弟なのかと思っていたが、意外と一般的感性の持ち主だった。 映画的には、もっと兄弟のやることなすことが空回りして、大事になっていく…みたいな展開があってもよさそうな気もした。そして二人は結局ふられたワケで、仕方なくの兄弟旅行であり、「やっぱり兄弟が一番」というのはむしろ虚栄で結論にはなっていない。 【カタログ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-09-16 23:48:41) 9.《ネタバレ》 原作を読んでいないで言うのもなんだが、江國は恋愛至上主義を否定する小説を何本も書いているから(と勝手に思っている)、「間宮」を見た感じでは同じ路線でいいのだと思う。 たぶん江國の目的というか目標は、日本全土に巣くった「恋愛至上主義」の希釈(撲滅でなく)なんだと思う。で、「女無しでも幸福に暮らしていける兄弟」を主役に据えるというのは、江國的にはかなり「本丸に近づいた」ということだろう。本音を出してきたと思う。 が、小説の原作者が女で、映画の作り手は完全に男だった、というところから、やっぱりミスリードが避けられなかった。映画を原作とは別物と考えてもいいのだが、江國の狙いと全然違うところに着地してしまったあたりは個人的にはトホホである。やはり女性監督(ゆれるの西川監督とか)に撮ってもらいたかった。 江國は「恋愛」の存在そのものは否定していないのだと思う。それは「ある」。けれど、今は「そればっかり」ある。人生の他の様々な要素の中で、それが重要視されすぎる。「濃すぎる」から希釈しようよ、というのが江國のねらいなのだと思う。「人生のベストパートナーとは、一対の男女であるとは限らない」ではないか? でもやっぱり映画では、「女にもてなくたって、楽しく前向きに生きようよ」というわかりやすーい大団円を迎えてしまった。そうではないのだ。それではセカンドベストというに過ぎない。 そこらへんが男性の作り手の限界なのか、作り手の感性の問題なのか、監督と視聴者の世代間ギャップなのか。 佐々木のクサみに対して素人の塚地を当てて中和したあたりはさすが老練な監督といえるが、それならなぜもともとクサい佐々木でなければならなかったのか?という疑問は残る。 セリフを言うのがせいいっぱいの塚地は全面的に監督の演出通りに一挙一動しているが、結果的に「自然に見えて」正解だった。おそらく塚地の世話にかまけて佐々木を放っておいたために、クサみを消すのに腐心した佐々木の演技は終始中途半端。 【パブロン中毒】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-06-27 14:17:53) 8.まったりしていて平凡な生活の中に起こる平凡な出来事。2人の兄弟を通して描かれる圧倒的な安心感が柱。嫌いではないですね~。沢尻エリカかわいかった~笑。塚地の存在感はさすが。 【Andrej】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-01-13 17:15:03) 7.《ネタバレ》 夫婦みたいな素敵な兄弟。意外とモテると思う。 【フッと猿死体】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-01-06 16:46:04) 6.途中からみたのだが、非常に面白かった。兄弟っていいもんだね、と再認識させられた作品でもある。エンディングロールのおわりにある落ちはいらなかったかもしれないが、サービスカットとしてみると好感触。比較の対象として電車男を上げると、個人的には電車よりも面白いとおもう。 【joumonn】さん [地上波(吹替)] 7点(2008-01-02 06:57:19) 5.《ネタバレ》 あの森田芳光が「小さな幸せがいっぱい」などという作品を撮るわけがないあの「家族ゲーム」の森田が…と勝手に思い込んで見ていたわけですが、もう最初からツッコムつもりで観ているわけで、なんともひねくれた観客なわけです。で思うに、あの間宮兄弟はあの完結した兄弟の生活のなかで遊んでいるだけなのではないか…と。弟は最初からカレシがいると知っている直美ちゃんを誘うように兄にけしかけ、自分は離婚騒動の最中にいる兄の同僚の奥さんに迫る。どちらも成就しないことを見据えての恋愛ゲーム。兄弟の生活の唯一の汚点は、「結婚できない」「彼女がいない」と言うことであるわけだけれども、それが成立してしまうと兄弟の生活は崩されてしまう。彼らにとっては「女性にもてない」ことさえも兄弟の生活のなかのゲームなのではないか。そう考えてみるとこれは結構怖い映画かもしれない。まったり…などと言っているのが空恐ろしいような気がしました。でもこの映画、わたしは大好きです。 【はちかつぎひめ】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-09-20 17:17:00) 4.世代によってウケが違うのか?「家族ゲーム」にはまった世代には、なじめるセンス。昔、「やっぱり猫が好き」という、女3人のまったりしたTV番組があったが、これの男版みたいな感じ(?)同性ばかりでまったり、ちょっと寂しいけどなんか楽しい。兄弟で寄り添うように生きている2人は、おたくっぽいけれど、ちゃんと自分に無理のない仕事で自立していて、周りの人とかかわっていて、「何か」や「誰か」に依存したり束縛したりしていない。でも身近な人がいちばん大切だとわかっている。そんな、地味だけど肩ひじはらない自立感、がいいのかもしれない。スパイスとなっている妹役が良かった。 【ETNA】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-06-19 12:34:17) 3.オタクってブキミじゃないでしょう? かわいい、ふつうの人たちなんですよ~、という映画? 何かちからの抜け加減がいいですよね。だって、この映像や空気感は、「はいヨーイ!」(って森田監督がいうのかどうか知らないけど)とカチンコ(これも今の時代使うのかどうか知らないけど)が鳴ってフィルムが回り始めている中で演技してる、って感じがまるでないもの。それだけでもスゴイと思っちゃいます。別のサイトで、デビュー作「の・ようなもの」の森田芳光が帰ってきた、という書き込みを見ましたが、「あーほんとそういう感じ」と思いました。「の・ようなもの」もとぼけた感じが好きでしたが、途中からしか見てない記憶だから、今度再見してみようかな。 【おばちゃん】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-02-28 11:02:21) 2.《ネタバレ》 間宮兄弟が気持ちが悪いほど仲が良くて思うわず微笑んでみていました!2人とも決定的なダメな所があるわけでもなく、でもイケてない。それをお互い否定するわけでもなく2人支えあって生活している。子供がそのまま大人になってしまった純粋さがよかった 【ビバ!ロック!】さん [映画館(吹替)] 7点(2006-12-20 11:36:22) 1.出来る兄貴、ダメな弟・・・というわけでもなく、互いが互いの足りなさを補っている感じの間宮兄弟には好感。ただ、布団隣り同士でこんなに仲良く暮らしている兄弟というのもそうそうはいないでしょうねぇ。終始ほのぼのタッチで楽しく鑑賞できたのですが、エンドロール後のアレだけは腑に落ちませんでした。そんなオチで終わるなよ!気になるよ!みたいな・・・。 【ライヒマン】さん [映画館(邦画)] 7点(2006-09-09 17:42:27)
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