みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
18.《ネタバレ》 製作から40年も経っていますが、作品の“核”そのものは古びていない。生物兵器がもたらす無差別大量死というものは、むしろ今日の方が現実味を帯びているかもしれません。そういうこともあって、最後まで引きつけられました。「政治的判断」を扱っているところも、現代に通じるものを持っています。 話としては、無線が使えなくなる段取りから、銃撃戦になるあたりの展開がなかなかうまい。細菌が純粋酸素で死滅するというのは、ウェルズの『宇宙戦争』かクライトンの『アンドロメダ病原体』あたりがヒントになっているのでしょうか。拍子抜けですが、脱出するのなら無害にしておかないとまずいですね。あと、無線のある車両が先頭だと思っていたので、乗客を乗せた車両が転落したのには驚きました。ずっと蚊帳の外に置かれていたのは、やはりおかしいですね。こういう行き当たりばったりなところもありますが、全体としてはよかったと思います。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-07-24 20:05:46) 17.《ネタバレ》 話は単純シンプルで粗があるし、パニック度もあまり高くないのだが、軍人が使命のために民間人を見境なく撃ち殺しまくるという驚きの展開に圧倒された。ラストで前車両の人達が何も知らずにイキナリ無残に死んで行くところも欧州系らしい不条理感があった。TV放映の90分短縮バージョンだったのも間延びしないでよかったか。 【東京50km圏道路地図】さん [地上波(吹替)] 7点(2015-12-18 12:32:18) 16.《ネタバレ》 テレビで放送していたので、子どものころ以来久しぶりに見ました。昔はすごくおもしろいと思って見ていました。今見ると、ストーリーも特撮も無茶がありすぎ。最後の列車転落シーンの車内の様子とか、川に死体が浮いてるあたりはちょっと恐かったです。列車そのものが落ちるシーンは、ちゃちすぎますけどね。でもそこそこ楽しめます。そして、俳優陣がとにかく豪華。ソフィア・ローレン、なんて若くてかわいらしいの! リチャード・ハリスも最近はおじいさん役ばかり見ていたので、こんなに若くてかっこいいなんて! マーティン・シーンも若くてイケメンじゃないですか! そのほかの俳優もみんな若い! 【チョコレクター】さん [地上波(吹替)] 7点(2015-11-15 16:02:20) 15.《ネタバレ》 70年代パニック映画ブーム時代の作品だけど、冷静に観るといろいろ破綻してる。。。そもそもなんでこんな状況になる?的なやや(かなりw)強引な設定。列車を監視するとこにたった3人だけだったり、ていうか高濃度な酸素?で消えた病原菌て…まぁいろいろと突っ込みどころ満載(笑)。でも、ここそこにある「ヨーロッパの香り」がする画面の雰囲気はいいですね~、70年代してる出演者(ソフィア、目バッチバチやw)も大変よろし。ミニチュア丸出しの転落シーンだけど、この当時ならしょうがないし、個人的には気になりませんね。それよりも、ちょっと言いたいのはタイトル。原題「The Cassandra・Crossing」をカサンドラ・クロスとした邦題担当者ナイス!。 とってもカッコイイタイトルにJ・ゴールドスミス御大のド派手なスコア、、、充分お腹いっぱいでゴザイマス 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-11-26 08:25:17) 14.約20年ほど前,まだいたいけな少女(小1くらい)だった私は,父といっしょに本作をテレビで見たのですが,怖くて怖くて,よっぽど衝撃的だったのでしょう,大人になっても「なんか感染症でパニックになる列車と橋のやつ」という記憶がしっかり残っていました。昨日,テレビで放映されていたので再見したところ,結構しっかり覚えていたようで,小児期の記憶にびっくりしました。今見ると,大して怖くないし,突っ込みどころ満載なんですよね。いろいろ経験して,スレちゃったのかな。自分の成長を妙なところで実感しました。 【さそりタイガー】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-02-23 23:19:28) 13.《ネタバレ》 パラエティ豊かな展開といい、唖然呆然の結末といい、けっこう楽しめます。「感染が偶然治っちゃった」のには笑っちゃいましたが。どうせなら、1等席と2等席の位置が逆だったらもっと物議を醸していたことでしょう。きっと「99%デモ」の人たちが黙っちゃいません。ところで、1970年代はちょっとしたパニック映画ブームだったようですが、この作品は印象度の点で群を抜いています。それは豪華キャストもさることながら、このタイトルに負うところが大きいと思います。意味はわからなくても、響きがカッコいいじゃないですか。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-30 00:28:31) 12.2012.01/08 鑑賞。話題の作品も未鑑賞だった。豪華俳優人陣。ファーストシーンとラストシーンの落差が面白い。昨今の技術をベースにすると見劣るが 当時としては迫力満点だったろう。よって+1点。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-28 23:55:28) 11.《ネタバレ》 病原菌拡散の恐怖と国家の陰謀を盛り込んだパニック映画。事件に巻き込まれる群像劇が丁寧に描かれていて、見ごたえがありました。国家権力側は一切顔を出さず、不気味を煽ります。マッケンジー大佐も女医も抹殺されるであろうことを予感させるラストも秀逸。最も印象に残ったのは、カプランのキャラ作り。ヤノフの収容所で妻子を亡くしたトラウマを持つ老人。自販機の釣り銭を出したり、時計やライターを売ろうとしたり、スリの手際を見せ付けたり、電車から逃げ出して撃たれたり、やたら目立ってました。さらにカサンドラ鉄橋の危うさを指摘し、列車も爆破させます。脚本上、魅力的な人物です。兵器製造者夫人と愛人ナバロのカップルも面白い。ナバロは登山家で麻薬密輸人。それを追うニセ神父刑事。ちょっと作りすぎでしょうか。愛犬ヤーゴも大活躍。チャンバレン医師は、暴露本を出版しようとする元妻との間に愛情が戻る話に。こういう人生ドラマが描かれているので、見ていて飽きません。医師夫婦が胸のすくような活躍をしますが、他の人にももうちょっとがんばってほしかった気がします。気になること:①テロリストの目的が不明。②テロリストがあの列車に乗っていると分かる根拠が薄い。彼のドラマも描くべき。③感染による死者が少なすぎる。回復も早く、恐怖が伝わらない。④鉄橋が危険であるという確証が薄い。あれだけでは反乱を起こさせる確固たるものがほしい。⑤列車の軍人はどうやって上司と連絡をとっていたのか?無線機ぐらいあるはず。⑥ヘリでの追跡を続行すべき。⑦ナバロは電車の屋根を歩けばいいのに。「上にも兵士がいる」と言い訳していたが、いなかった。ビビっただけなのか?ナバロを感染させないほうがすっきりした。⑧ニセ神父の刑事は間抜けすぎ。⑨チェンバレン医者が不用意に患者に触りすぎ。⑩元妻は、愛情を取り戻したくて追いかけてきたのでしょうか?暴露本は脅し? 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-10-07 12:22:47) 10.NHKのBSで見ましたが、OP&EDのオーバーラップの仕方が特に惹きつけてくれたのが最高でした。 J・ゴールドスミスの音楽もマッチしていましたし、B・ランカスターの演技も存在感十分でした。 個人的にラストの大佐の行く末がかなり気になったのが正直な所。 それを踏まえて7点を献上。 【ダン・ブリッグス】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-09-07 20:19:18) 9.《ネタバレ》 細菌感染者をとにかく邪魔だから関係のないようにポーランドへ送っちゃえと、 細菌を極秘開発していた某国の身勝手さから大事件に・・ カサンドラクロスという国境に架かる鉄橋は戦後から閉鎖され安全性は絶対不安。 ポーランドの収容所へ細菌感染した列車の乗客全員!を送り込み隔離するという計画は、 あくまでも極秘に行われなければもともとこの細菌研究というものは非常に危険な兵器にもなる。 バート・ランカスターが命令を受けていた相手は最後までわからないようにはなっているものの、 あきらかに大統領クラスのものでフィクションとはいえ合衆国の身勝手さ、 お国の役人の融通のなさがパニック時にどういう二次災害を起こすかという恐怖。 このシリアスである社会風刺ドラマにアクションシーンやコメディをふんだんに入れ、 娯楽半分シリアス半分となかなか観やすく面白い作品ではある。 特によかったのが、老人役のリー・ストラスバーグ。 ほっとさせる手品を見せるなんのことない役なんですが作品にいっそう社会性を持たせている。 ポーランドの収容所に連れてゆかれると聞いたとたん、 死んだ妻の話をし行きたくないと言いますが・・ あの鉄橋を越えた先には何があるのか想像がつきました。 現代のパニックになったときに過去のエピソードもわかるという、 行き着かない場所への恐怖がこの老人によってよくわかります。 脱走しようとする感染者(乗客)は銃殺してもよいと命令を受ける軍隊。 まるでSWのストームトゥールーパーのごとく武装した兵士たち。 細菌は「アンドロメダ」のようにあるきっかけで自己消滅・・ しかし軍隊には融通はきかない・・ 細菌よりも怖いのが国という傲慢な兵器。 壊れるであろうポーランドに架かる橋は近づいてくる・・ 特撮も今のアクションに比べると申し訳ないものですが、 テンポもよいし二転三転するので面白いです。 トンネルに向かうヘリと列車のアクションなんて今ではよくある、 「MIP」みたいなのですがこの映画を見てください。 音楽が大袈裟でなんか好きだなぁ~と調べてみたら、 ジェリー・ゴールドスミスなんですね。 「オーメン」「エイリアン」・・なるほど。 【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-20 03:50:47) 8.この頃のパニック映画の中では一番好きです。なぜかヘンなやつが多く乗り合わせてるというのはパニック映画の定石ですが、そのあたりは当然クリアー。ただこの映画にはバート・ランカスターという強みがあるので、その時点で他の作品よりも優れてしまってるわけです。冷徹なバート・ランカスターが乗客達の演技をかなり引きたてており、相当に作品を引き締めていました。しかしバート・ランカスター、「合衆国最期の日」では正反対の役をやってましたね。軍隊出動のシーンの緊迫感は秀逸だし、このままでは列車ごと谷底に落とされるという乗客たちの焦りもすばらしかった。パニック映画には大味なものが多い中、これには結構ハラハラしましたね。これでラスト、乗客が全員死ねば私の中では満点だったんですけど。肝心のウィルスが途中で効力を失ってしまうことからも、この映画が見えざる脅威ではなく軍隊や官僚機構の非人間性をテーマにしていることは間違いなく、それならば乗客全員に犠牲になってもらった方がテーマが立ったような気がします。まぁ不満と言えばそれくらいで、全体としてはかなり優良な娯楽作です。前半部分が「アウトブレイク」、後半部分が「暴走特急」に受け継がれていますよね。しかしこれ、ロメロの「クレイジーズ」のパクリとも見ることができるんですけど、そのへんはどうなんでしょう?主題であるはずのウィルスがあまり強力ではないこと、一方それを封じ込めようとする軍隊こそが市民の脅威となることなど、テーマはまったく同じなんですよ。 【ザ・チャンバラ】さん 7点(2004-09-18 04:13:09) 7.《ネタバレ》 何の情報も持たずに見たのでどんな映画なのか把握するまでちょっと時間掛かりましたが、解った途端凄く面白くて食い入るように見てました。乗客を生かすつもりなのか殺すつもりなのか最後までわからなくて、結局ほとんどの人を死なせてしまったラストはとても衝撃でした。 【fala70】さん 7点(2004-08-14 22:52:25) 6.なかなか緊迫する、パニックアクション映画。非常に丁寧に作られてる気がします。俳優もイイし!この時代の映画の匂い好きです。 【レスマッキャン・KSK】さん 7点(2004-02-05 04:14:32) 5.子供のころ、映画館で見ました。(旧:日比谷映画)。この当時、友達と、「キングコング」とどちらにしようか迷い、こちらを見た記憶あり。ストーリ的に、緊迫感があり、また豪華スターも競演していたため、当時流行っていた「パニック映画」の部類に属すると思われます。列車を橋から落とそうとする(政府?)の陰謀と、必死に列車を止めようとするスターたちの迫真の演技に当時、感動したのを覚えております。 【G&G】さん 7点(2003-11-30 14:18:14) 4.とにかく子供が嫌いになる映画。 【あばれて万歳】さん [地上波(吹替)] 7点(2003-11-29 22:23:52) 3.「タワーリング」「ポセイドン」と比較されてますが、三者三様に面白い。迫力では2作品に劣るものの、ストーリーはこの作品が一番好きです。パニックものでもあり陰謀ものでもあり。パニックのジャンルだと損をしてるかも。 【R&A】さん 7点(2003-09-03 12:44:16) 2.マーティンシーンが電車の外から車中の人と目が合うシーンが印象的。だんながこの映画を好きなので7点! 【みんみん】さん 7点(2003-02-18 00:05:32) 1.リチャード・ハリスが渋いです。皆さんおっしゃるとおり、今の目で見ると、列車の脱線シーンとかの特撮は"ちゃち"ですね。でもストーリーとしては面白いものがあるので、リメークを見てみたい気もします。 【オオカミ】さん 7点(2002-06-26 21:12:24)
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