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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(7点検索)】
5.《ネタバレ》 いや~、さすがはミロス・フォアマン。彼の映画にハズレはない。ただただ面白いとしか言いようがない。ハビエル・バルデムの怪演も見事ですし、ナタリー・ポートマンが囚われの身になる前と出た後の豹変ぶりもまた凄い。人を正しい道へと導く為に行われているはずの異端尋問の不自由、不平等なシステムの理不尽さと、それとは対極としてやってきたナポレオン軍が掲げる自由と平等。しかしこのナポレオン軍も結局のところやってる事は征服、侵略であり、対極でありながら、理念は素晴らしくもその行いが実に醜いという点で両者は一致するというわけです。それはまさしく両極性を持つ人間というものの根本誤謬そのものを描いているわけで、社会全体を通して人の内実を見事に暴きだす。これぞミロス・フォアマンの真骨頂であり、彼の作品の持つ魅力と面白さの源だといえるでしょう。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-05-04 19:48:11)(良:1票)
4.《ネタバレ》 前半退屈だなあと思って見ていたら、革命が起こった辺りから面白くなり最後まで集中して見れました。何と言ってもナタリー・ポートマンが素晴らしいです。 【のははすひ】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-05-15 11:08:01)
3.《ネタバレ》 人間の持つ負の部分を見事に描いている作品だと思います。 ロレンソという人間の汚さや醜さに驚かされる反面、環境や時代によって誰もが彼のような部分を持っているのかなとも思い、非常に考えさせられる作品でした。 【TINTIN】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-11-09 00:52:32)
2.《ネタバレ》 ゴヤの絶筆と云われる「ボルドーのミルク売り娘」という絵が大好きです。(エンドロール最後の自画像の1枚前に映し出されています)激動のスペイン内戦時代に「黒い絵」や皮肉を秘めた宮廷画を描き続けた彼が、ようやく到達できた心安らかな境地に描いた清楚な1枚です。この映画は、イネスとロレンソ神父の悲劇を、ゴヤの目を通して冷徹に、当時のスペインの世相と併せて描ききった秀作です。ヨーロッパ美術・歴史に興味がないと、面白みは半減しますが、ポートマンの美しさだけでも観る価値あり!です。 【つむじ風】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-11-03 01:30:49)
1.《ネタバレ》 「ゴヤは見た」とある通り、主人公というか物語の主軸は神父ロレンソとイネス・ヴィルバトゥアの二人であり、ゴヤはそれを見る傍観者でしかない。よってこの二人の演技力が重要になってくるのですが、これが中々良かったです。ハビエル・バルデムは小悪人である神父を上手く演じているし、何よりナタリー・ポートマンの革命後に釈放されてからの演技は凄かったです。本当に数年間牢に入れられていたかの様。 映画全体では革命が起こるまでの場面で常に流れる緊張感が素晴らしかったです。何せ下手なことを少しでも言うと異端審問会に掛けられる様な時代ですからねー。 革命が起こった後の話は、ややありきたりな話が続くので少々ウンザリしましたが、昨日最高権力者だった者が明くる日には死刑になりそうになっている様な、革命と王政復古が繰り返されていた時代は観ていて興味深かったです。ナポレオンの百日天下などの時代背景が好きな人にはオススメの映画です。 【民朗】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-10-15 09:11:18)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
20人 |
平均点数 |
7.60点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 2 | 10.00% |
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6 | 2 | 10.00% |
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7 | 5 | 25.00% |
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8 | 7 | 35.00% |
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9 | 1 | 5.00% |
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10 | 3 | 15.00% |
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【その他点数情報】
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