みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
6.《ネタバレ》 主人公のベンは、見ず知らずの他人7人に対し、“ある計画”の上で各人の運命を変える“贈り物”を与えていく。 主人公を演じるウィル・スミスの瞳の中に在る決して消えることのない“愁い”が、とても印象的な映画だった。 主人公の「行為」が本質的な意味で正しいかどうか、それを判断することはとても難しい。 別の方法を選択すべきだったとも思うし、本人にとってはそれ以外無かったという決断も理解できる。 自らの中で膨張する思いに耐えきれず、断固たる意志のもとに下した"決意”は、その正当性を度外視して、心が揺さぶられる。 そして、その一連の行動の中で、残酷にも恋に落ち、愛の元で最後のプロセスを実行する様に、涙が溢れた。 この映画は、観客それぞれの価値観において、大いに是非が分かれると思う。 ただ僕は、一人の男がひたすらに苦悩し、不器用で愚かな決断をする姿に、人間の人間らしい部分を感じずにはいられなかった。 物語の美徳的な部分ではなく、そういう人間の不完全さを目の前にし、感動した。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-02-21 20:19:02)(良:1票) 5.《ネタバレ》 ウィル・スミスだからというイメージが少し邪魔している所があるのかも知れませんが、 これはヒューマンドラマなのでその結末に関しては、この主人公の選択でありそれが人間の弱さであると言えるのではないですかね。 これをネガティブイメージの俳優がやると違ったものにみえたりするんではないだろうか。 生きる意味を見出せなくその贖罪の気持ちをどうするかについて賛否があると思いますが、 それはこの主人公の選択でそこが人間として弱い部分を表現しているので、決してお涙頂戴の感動作にはしていないと思いますよ。 しかし、これを同じ状況で罪の意識を持たれている方が観る事があるやも知れない事を考えるとそこには配慮が必要だと思いましたね。 あれだけの事ができるのであれば違った道が必ずあると私は思います。 この例を通して大事なのはそこだと思いました。 【森のpoohさん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-11 00:44:13) 4.《ネタバレ》 邦題と話の進みから、幸福の王子の話を思い出した。 それでも、エミリーと恋に落ちたときは、 違う結末になるのかと期待したが。 あの方法では死ねずに、助かるとか、 あるいは、別のドナーがみつかるとか。 だけど、そういう期待って、なんなんだろう。 健全でなければいけない、前向きでなければいけない? 彼は、罪を犯した。 重すぎる罪に、贖罪を続け生き続ける強さがなかった。 だけど、自殺のための自殺もできなかった。 生きたかったけど、生きることができなかったから、 贈り物として捧げた。 それは他者への愛ではなくエゴでしかないけれど、こんなに悲しいエゴをどう否定すればいいのかわからない。 それに、提供せず、もう一度失うことになるのは、耐えられなかっただろう。 【mogu】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-06-18 01:01:07) 3.作者の、言いたいこと、伝えたいことは、分からないでもないが..共感できない..でも、主人公にしてみれば、最善の選択、そして決断だったのだと思う.. そこだけは、何があっても作者が譲れないところなのだろう... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-02-01 17:21:55) 2.自分が主人公の立場ならあんな事は絶対に出来ません。感動しました。 【映画】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-03-25 20:07:26) 1.《ネタバレ》 主人公の気持ちはわからないでもないけど・・・助けるなら見ず知らずの他人である必要はないのでは? 【東京ロッキー】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-02-27 00:26:26)
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