みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
38.《ネタバレ》 プロレスの舞台裏がそれなりに描かれてますが、暴露本が流行ってしまい、すっかり社会から元々低かった地位をさらに落として低迷してしまっている業界的にはどうなんだろうな。最近はそれを分かった上で見るべき物になっている状態なんだろうか? ミッキー・ロークの歩んできた道と、かつてはトップを極めたが今はインディ団体で日銭を稼ぐロートル・レスラーの姿がマッチしてますね。数年前の「シン・シティ」でビルドアップされた身体を見てびっくりしましたが、本当にプロレスラー並の立派な体つきだったし技を受けてたのは立派。 ストーリー的にはベタであり、娘とのやり取りのオチなどは唐突感もあり違和感を感じたが、バイトをしながらもレスラーを続けるのは、観客の歓声が麻薬的な魅力があるからなど、レスラーに関しては心情を理解できているしドキュメンタリーのようで優れた脚本と思った。社会的地位が無く色モノ扱い、技を受けまくったせいで体はボロボロ、人生的にも不安しか残らない先の見えないプロレスラー達。そのプロレスラーにしかなれない男の悲哀っぷりが痛いほどきちんと描かれていた。 プロレスは他の格闘技と違い相手の技を受けて成り立つ。その中でも相手の技を全部受け、相手の力を引き出し、観客を魅了した上で勝つのがトップのレスラーだ。それはプロレスラーという限られた職業の中でも選ばれた人間しか出来ないコトだろう。でもそんな人並み外れた頑丈さ、タフさでも限界はあるんだよ。ファンは限界を超えた先を見たくないし知りたくないよ。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-06-19 22:43:19)(良:2票) 37.《ネタバレ》 ◇映画に期待することって、「希望」だったり「ハッピーエンド」だったりするかもしれないけど、この映画はそんなことはなくて、人間の弱さと強さ、ダメさをリアルに描いていたと思います。◇たいしたことない理由で娘との約束を破ってしまったり、結局職場放棄してしまったり。そんな簡単に人間変われない。◇決して「期待された」ハッピーエンドではないんだけど、だからこそ心に響くのかもしれない。「痛みを抱えて、人は生きる」 【ハクリキコ】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-02-08 00:33:46)(良:1票) 36.結末を見せるだけがラストじゃない。 新旧ゲームネタも好きですが「ステファニーのSだ」に一番笑いました。 【みほし】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-06-22 00:15:47)(笑:1票) 35.《ネタバレ》 この映画に描かれるものは、主人公の過去の栄光にしても、凄惨なプロレスシーンにしても、悲哀に満ちた現在の状況にしても、とにかく非常にリアルなものに感じられた、というのが第一の感想(ドキュメンタリチックな撮り方も効果的だったと思う)。主人公の人生にそのリアリティがある分、例え身体が限界を迎えつつも彼の人生はこう生きるしか無いのだ、ということも、正に重く重く理解できた、のだが… だからこそ、その自己破壊的な生き方を乗り越えて未来を生きていくランディが観たかった、というか。正直、前半の出来があまりにも良かったせいで、ちょっと感情移入しすぎたのかも知れない。このラストは、私には少し辛過ぎた。 ミッキー・ロークとマリサ・トメイの素晴らしく魅力ある演技を含めて、極めて出来の良い映画だと思うが、上記の理由から(本来の点数から1点引いて)この評価とさせていただきたい。 【Yuki2Invy】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-06-10 22:18:37) 34.《ネタバレ》 切なくて、悲しい映画ですなぁ。全てを失った男の想い、試合前に言った言葉は素晴らしい、そしてのラスト。この辺のもってきかたはうまいなー。彼の全盛期をリアルタイムで観てきた者にはなかなか「くる」ものがありましたネ~こんなに人は「変わって」しまうのね、とちょっと考えたり。まぁ人生いろいろです、ほんと。男の生き様映画として上位に入ると思いますよハイ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-08-16 16:09:25) 33.《ネタバレ》 この映画からしばらく「俺達には結局これしかねえんだ」系の映画がたくさん作られることになります。ハートロッカーもそうでしたし、エクスペンダブルズは俳優の生きざまとしてそう作られていました。80年代の明るい文化へのオマージュが散見され、子供のあこがれのはずだった自分や仲間がゆっくりと古びていくのを見るのは、先進国の人口減少社会や、放送・出版などのレガシー化する業態に同情を感じます。内容は肉体的に痛々しく見ていられませんが、心理的な悲痛さだけでなく精神的な成熟をどこに求めるのか悩ましさがあります。主人公が父親としての自分を反省するつくりは、勢いのあったころのアメリカ映画の主人公が父親との邂逅を乗り越えようとしていたことと対照して見られます。 【hiroshikasuga】さん [DVD(吹替)] 7点(2018-06-09 16:27:25) 32.よい映画です。少し悲しいですが・・・ 【cogito】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-02-05 23:22:14) 31.《ネタバレ》 アツい、アツすぎます。娘のために頑張って社会に溶け込もうとしたけど、我慢ならない!俺が俺であることを止めることはできないんだ!ってことですよ。どうしようもないおっさんですが、ガッツリ感情移入してラストで泣いてしまいました。作品のテーマはアロノフスキーの心の叫びでしょう。主役がミッキー・ロークなのもこれ以上ないキャスティングですね。素晴らしい。 【カニばさみ】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-08-27 23:56:54) 30.不器用すぎる男の悲哀。生き様、そして死に場所。心に染みました。 【Kの紅茶】さん [地上波(字幕)] 7点(2013-07-04 21:48:40) 29.みんな不器用だな。しかし、それがいい。 【min】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-05-08 20:16:52) 28.《ネタバレ》 ドキュメンタリー的な撮影で、淡々と中年レスラーであるランディの物語が進んでいく。娘のオヤジに対するヒステリックな態度や、約束すっぽかしHなどはストーリーご都合主義的な感じだけど、なんと言ってもミッキーロークのハマり役がこの映画の全てじゃあないですかね。ある意味ハッピーエンドな結末にホロっときたよ。 【狂童】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-12-28 17:11:23) 27.《ネタバレ》 ○主人公の生き様を堪能できる作品。○ミッキー・ロークの味のある存在感。ダメおやじっぷりも様になる。○スポーツものとして良作。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-12-02 21:55:58) 26.《ネタバレ》 ミッキー・ロークのプロレスラー役へのなりきり度は噂どおり高かったですが、マリサ・トメイのストリッパー役も負けてませんね。 お店で見せる顔と外で会った時の顔の違いが妙にリアルで良かったです。 ロッキーシリーズのような感動的な結末があるわけでもなく、どちらかといえば娘の言う通りどうしようもない男の話ですが、なぜか見終わってからいろいろ考えさせてくれます。 彼は娘との関係修復に失敗して自棄になったのか。あるいはそんな自分への罰なのか。それともこれが人気レスラーだった男の宿命なのか。 感動とは少し違った余韻の残る映画でした。 【でこうさ】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-10-15 21:38:41) 25.《ネタバレ》 ミッキー・ロークとマリサ・トメイでいい味出してますね、80年代ロックは最高!に共感、実は僕のHNもGuns'n Roses「Nightrain」からなんです。元々ミッキーわりと好きなのですが、アクターズスタジオのインタビューを見てしまったので、さらにミッキーに好意的です。 【ないとれいん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-04-11 19:53:01) 24.ミッキーロークの映画を初めて観ました。20年前を誇りに想いながらも、哀愁を漂わせていていいですね。 【T橋.COM】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-08-30 20:41:15) 23.老レスラー、ミッキー・ロークのよき相談相手として配置された、子持ちのストリッパーの存在が印象的でした。生活のため現役で体を張った仕事をしているが、限界を感じている点で二人は同じ。彼女には夫がおらず、ミッキー・ロークには妻子共に絶縁状態。肉体の限界からレスラー廃業を決意するものの寄る辺ない身を案じた彼女の手引きで、レスラー生活を優先するあまり犠牲にしてきた家族の温かみを再発見。この家族の温もりに自分を見出し廃業の決意を固めるストリッパーは『イヴの総て』のマーゴようであり、命と引き換えてでも、たとえリングネームであっても自分が必要とされている舞台で果てることを選んだ彼は、『サンセット大通り』のノーマのようでもありました。妻は老レスラーを指して「自業自得。こんな父親は絶対イヤ」と言っております。自業自得を引き受ける様を描いたのが本作のポイントなので別にそれでエエやんと思う反面、付き合わされた周囲の苦労、特に娘さんの辛苦が偲ばれます。 【さめがい】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-08-19 23:42:58) 22.武骨だねぇー 本物のプロレスラーかと思わせるほど 演じきるミッキーロークがすごい 主役はポンコツになったプロレスラー ヒロインはストリッパー 感情移入しにくい けど 心の痛みはすごく伝わってくる 濃厚な映画だった まだやれる 40肩ごときで弱音はいてる場合じゃない! 僕が生まれた80年代 音楽 服 なんだかダサい80年代はなんだか妙にカッコいい時代でもあった 【おでんの卵】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-07-17 19:48:44) 21.《ネタバレ》 「落ち目の男」を描くという、珍しいけど外さなそうなポイントを、これまた素晴らしいチョイスでミッキー・ロークを持ってきての本作。 ■本作の一つのポイントは、落ちぶれたのが周りの冷遇のせいだけではなく、明らかに本人の責任であるものも多い(娘の約束すっぽかすと・・・)という点だろう。そのポイントが、ランディに同情するかどうかという話ではなく、純粋に「武骨でダメな男の生きざま」になっているのだろう。あまりあの生き方に憧れはしないが、盛りを過ぎると自分もこうなるのかなと思いながら見ていた。 ■さて、あまり関係なさそうだが、これを見ながら美空ひばりの復活コンサートのことを思い出していた。あれもかなり無理をした復活コンサート直後に倒れている。やはり栄光のプロは自分の生きる場所、そして死に場所を最後まで自分のステージに求めているのだろう。 【θ】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-12-27 00:34:13) 20.全く飾りっ気のない自のまんまようなミッキー・ロークの哀愁漂う演技は素晴らしい。脇を固めるマリサ・トメイも娘役のエバン・レイチェル・ウッドですか、初めて見ましたが可愛くてどちらも力演。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-11-08 23:25:49) 19.しょぼくれた親父を観て若干泣きそうになった。人はいつか滅びるし、栄光の時間は限られていることを実感させられる。 【おっちょ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-11-01 23:21:50)
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