みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
40.《ネタバレ》 東映時代の『デジモンアドベンチャー/ぼくらのウォーゲーム』を見ている人もいるんだから、ストーリーにもう一捻り入れて欲しかった。過去作を万人向けに長編リメイクしたのが当作品であるが、ネットやSNSに疎い中高年には厳しい内容であり、逆に花札のルールを知らない自分にはその駆け引きについていけなかった。無機質なネットと古風な人との繋がりとの対比を描いているはずなのに皮肉を感じる。健二と夏希の物語にしても、陣内家の物語にしても中途半端。ただ、高い演出力とギミックの数々は見ていて飽きないし、中盤に退場するのに曽祖母の存在感が最後まで絶大で、面白いと言えば面白かっただけにそこが惜しい。原作次第では時かけのように大化けする監督だと思うので、これは擦り合わせが甘かった。 【Cinecdocke】さん [映画館(邦画)] 7点(2015-08-08 00:53:58)(良:1票) 39.《ネタバレ》 映像が綺麗でした。仮想空間上の世界では「なんでもあり」なんで、製作者のアイデアとセンスがまるまる活かされていました。バトルシーンや画面が様々に転換する場面ではおもしろくて目を奪われましたが、「なんでもあり」なんだからもっと常識を破ったいろんな事ができそうな気もしました。 現実世界では家族や田舎の雰囲気、好きでした。主人公や女の子も青春! 夏!! って感じで。なんだかよくわからないまま世界を巻き込むスケールにするのも悪くないと思いました。数学の天才、高性能のAIを作った人、スーパーコンピュータや巨大電源、日本に影響を及ぼせるおばあちゃん、花札の達人がひとところに集まる偶然も出来すぎですが、まあいいかな……。おばあちゃんもタイミングよく急に死んだり……まあしゃあないか。後で考えると変ですが見てるときは気にならなかったです。 物語の展開は良くも悪くも期待通りの王道でしたが、やっぱり世界中が味方してくれるシーンは良い感じ。花札のルールは知らないんで、よくわからないながらも雰囲気でカッコイイとか思ってました。というか基本、仮想空間では何もかもカッコイイです。でも花札じゃなくてもっとルール分かるゲームにしてほしかった。 逆に現実では空気を大切にしてたというか。でも最後の暗算で問題を解くあたりとかはカッコイイ画面効果使ってほしかった。 サマーウォーズってタイトルもよく分かんないです。しっくりこないし。タイトルつけにくい映画やけど、もっと何かあったと思う。 でもまあ、退屈せずに見れました。 【ラジカル】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-09-04 18:23:08)(良:1票) 38.《ネタバレ》 ■以前鑑賞したときは評価としては5、6点くらいで、微妙まじりのまあまあかなーって感じだったけど、たまたまCSでやってたのを気まぐれに録画して見たら、以前よりおもしろく感じた。時かけよりシナリオが凝ってるけど不思議とあっさり見れました。多少強引な展開もありますが結構きれいにまとまってると思います。でもカズマとLOVEマシーンの初手合わせで子供たちの邪魔が入ったとき、ぶつかったとかならいいけど勝手に自分で目を離して敵を逃したり、氷持ってった兄ちゃんへの責められ方が中途半端だったり、イライラするシーンが結構あります。ギャグセンスは時かけより好きです。■声優のクオが気になるところです。冒頭の3人から素人くさいし、カズマは男か女か分かんなくなるし(カズマって名前なのに笑)。でもおっさんキャラは素人さんでも気になんないんだよなー。■時かけより萌え要素が目立つのも気になるところで個人的にマイナス。恋人のフリってのもありきたりで、もうちょっと別のプロセスで主人公が家に赴いて欲しかった。■とはいえなかなか楽しませていただきました。面白い映画を見るぞって構えで見る作品ではないかもです。7点献上。■関係ないかもしれないけど、CSでの放送時間と衛星落下時間が2時間10分でかぶってた時はちょっとびびった。やるじゃんLOVEマシーン。 【Jar_harmony】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-08-17 01:58:36)(良:1票) 37.《ネタバレ》 これこれ!すっごく面白いんだよ!細田監督っていま注目されてるんだって!と勧めた『デジモンアドベンチャー僕らのウォーゲーム』を「設定がありえない、つまらない。昔トロンという映画があったんだ、これはそれのパクリだ焼き直しだ」と兄からケチョンケチョンにけなされた悲しき数年前の思い出。時は経ち『ときかけ』にズドンとはまり細田マンセーとばかりに大絶賛していた兄は、さてこの作品に関しては(絶対観たはず)どう答えるものやら。正月にあって聞くのが楽しみな私である。ぐっふっふ。 あ、肝心のレビューを書いてなかった。まあ良作。バトルシーンやグラフィックのキッチュでポップなセンスのよさは買います。構成はテンポよさを重視するせいかぶつ切りが多くて 実はウォーゲーム時代から個人的にあまり好きではありません。でも見せ方がとても上手い。才能のある人間が作れば見せられるものになるんだな、と感心します。ヒロインが性格が悪くてうざいので-1点。あとカズマの涙にもらい泣きする女連中にポカーン。傍から見ればゲームに負けてくやし泣きする子供にもらい泣きするお母さんなんていないし。ここの泣かせよう盛り上げようとする演出があざとすぎるのでさらに-1点。 【どぶん子】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-12-06 00:03:30)(笑:1票) 36.《ネタバレ》 エンターテインメントとして優れているアニメです。ネットのヴァーチャル世界と現実の対比、都会と田舎、陣内家の歴史(徳川家との対決)、甲子園、男衆と女衆の対比、曽祖母と妾の子、夏希と健二の恋などの多要素を上手く取り込んで、盛り上がる作品になっています。最後の危機又危機の展開はうまいと思いました。子供たなら感動できたと思います。大人目線でつっこみを:①IDを奪われたら世界中のコンピュータシステムが暴走するという設定が幼稚。②混乱しても、電話、ネット、電力、ガス、水道などは正常なのはどうして。電話なんか真っ先につながらなくなると思う。③セキュリティが甘すぎる。一晩で50人も解ける。④健二は暗号を解いてないのに、翌日テレビで犯人扱いされたのは何故?⑤あの数字の暗号って何なの?最初解くのに何時間もかかったのに、最後は暗算で数分で解いた。⑥曾祖母を死なせちゃだめ。AIハッカーとの花札対決は曾祖母にさせるべきだった。花札好きという伏線は描かれていた。逆に夏樹は侘助に負けている。曾祖母の死で一族の結束を高めるのは安っぽい。曽祖母の知恵と経験を生かして、コンピュータと戦う展開なら痛快だったはず。⑦格闘技ゲーム名人のキングカズが一族にいたのは許す。が、AIハッカーの開発者も同時にいるのは許せない。又開発者では何でもできてしまう。単にコンピューター好きにすればよかったのだ。⑧侘助は東大出なのに、なぜぐれてしまったのだろう。AIハッカーを退治して、米軍からお金もらったのかな。というか、米軍がこの映画観たら怒るでしょうね。⑨花札のコイコイって何?ルールわかりません。⑩ネーミングがしょぼい。サマーウォーズ、ラブマシーン、侘助。 ⑪ヒット30本打たれたら勝てません。⑫夏を強調しているわりには、夏の暑さが表現されていなかった。⑬夏希は学校中の憧れの存在なのだからもっと魅力的に描かないと。⑭健二の家族が出てこず、人物の掘り下げ不足。 【よしのぶ】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-10-05 20:55:58)(笑:1票) 35.《ネタバレ》 面白いアニメ。話を無理くり盛り上げる手腕はすごいし、感動できるメッセージ性もある。 家系の尊重(リアル)と人類愛(ヴァーチャル)ははたして両立するのかという気はするが、細かいことは気にしないでおこう(あとで考えよう)。 【以下バレ】 ナツキが泣く場面や、衛星が落下してくるというのに「遺言だからしょうがない」と皆で食卓を囲む場面など、とてもいいと思えるシーンもいくつかある。一方でスパコンがしょうもない原因で止まるシーンにはガックリきたし、ヴァーチャルな戦闘も伏線なさすぎてわけわかめである。 それに鑑賞中ずっと感じていたことだが、何か紙一重で足らない部分が多い。つまり夏休みであり田舎であり大家族であり、かつオズの世界やワビスケの帰郷や婆ちゃんの威厳やその他いろいろたくさん映像が出てきて、ひとつひとつの見せ方はいいのだが各々に相互性や深みが感じられず、何だか腑に落ちきらない残尿感あり。もう少しだけ深く描写したり説明したりすればいいのに。子供向けだからこれでもいいという意見もあるだろうが、そもそも子供向けじゃないアニメなんてあるとは思えないし、断片記憶をまんま断片で提示することが、はたして子供のためになるのかどうか。 つーかね、花札で決着つけるような映画をあの奇跡的な完成度を得たラピュタやカリオストロと同列に扱うことはとてもじゃないができない。天井を越えようという気概に満ちた作品を、いつか望みたいもんだとは思う。 【アンギラス】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-08-16 19:42:24)(良:1票) 34.《ネタバレ》 田舎町の歴史ある家とインターネットの世界。 このアンバランスさが作品の魅力と思うし、 テンポもよくトータルで見ると面白い映画でしたね〜 が、みなさんいう通りツッコミどころが多々あるのも事実。 この映画の舞台はあくまで現実世界であって、ファンタジーではない。 アニメとはいえ、ありえないだろーということが現実世界に出てくるたびに、 ああ〜ってなっちゃう。 例えば、 OZに関する重要人物が同じ家に集まりすぎ! 突然ネット設備整いすぎ! 夏希がおじさんにイチャつきすぎ! などなど ご都合主義やハチャメチャ感をもう少し抑えたら、 もっと作品に引き込まれてたと思うけど、 エンターテインメント性を重視したところなのかな。 逆にジブリってファンタジーなのに、 どこか現実的にも感じて(全ての作品じゃないけど)、 世界観のまとめ方が上手だなーと改めて思いましたわ。 【ゆにお】さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-08-10 16:32:22) 33.細田守監督、初のオリジナルアニメーションということで 「竜とそばかすの姫」を観る前に予習をかねて鑑賞 仮想空間の世界を舞台にしたひと夏の戦い。 田舎の旧家という現実世界との対比もおもしろい。 人物設定やスケールなど、やややり過ぎ感はあるけど。 ストレートでおもしろいアニメでした。 さて、竜とそばかすではどう差別化と磨きをかけるのか楽しみ。 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-08-01 11:33:17) 32.今更鑑賞。話題になってた時に観てれば良かったと後悔。ヴァーチャルリアリティとリアルが交差する現代的なSFですが、アラフィフのおっちゃんにはこのくらいがレヴェル的にちょうど良い(笑)未だ古びてないと思いますよ、おっちゃん的には。でも公開時に観てたらもっと衝撃受けただろうな。おばあちゃんという人物の背景をもっと知りたかったかな。 【すらりん】さん [地上波(邦画)] 7点(2019-09-21 14:01:59) 31.《ネタバレ》 現実世界とサイバー空間をリンクさせて話が進んでいくのは面白かったですね。決戦がこいこいと言うのもユニークで良いです。最後、世界中から「私のアカウントを使ってくれ!」って集まってくるシーンは胸が熱くなりました。 キャラクターのデザインも個性があって良かったと思います。特におばあちゃんがかっこ良かったですね。 唯一の不満点は、キャラクターの声の一部をタレントがあてている事です。プロが演じる脇役が上手いだけに、演技のマズさが余計に目立ちます。これが無ければもう1点高く出来ていました。 【alian】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2017-10-29 13:40:39) 30.このサイトのマイページに「好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧」というところがあります。 私、そこを開くと半分くらいがすでに見た事がある映画なんですよね。単にレビューを書いてないだけなんです。 これじゃせっかくの「好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧」に意味がないだろ!という反省もこめて、とりあえず観た事のある映画の何本かレビューを書くことにします。という事で「サマーウォーズ」 この映画、細田の最高傑作として名前が上がる映画で観たいと思っていたのですが、実際に私が観たのは公開の何年か後で、2012年くらいの事だったと思います。 そして事前の期待値が高すぎたのもいけないんでしょうが、「おもしろいけど…今一つ?」だったのを覚えています。 何しろ一番印象に残った事が、あこがれの先輩「夏希」が素敵すぎる!だったわけですから、それはダメかもしれません。 (まぁ、そんな微妙なイマイチ感のせいでレビューを書いてなかったわけです) 決してつまらないわけではないですが、日本アニメ映画の代表作の一つと言われると「ちょっと違うかなぁ」と思っちゃうわけです。 さて、それよりこの映画のレビューを書こうとして初めて知ったのですが、この映画の主人公役も「神木隆之介」だったんですね。 「君の名は。」や「千と千尋」だけでなくこのアニメでも声やってたとは… 神木君だけに神ってる!(←無理やり2016年の年末感を出してみた) 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-12-13 11:02:12) 29.《ネタバレ》 とても面白く観れました。楽しい映画でした。 低評価の方がそこそこいるのは、意外ですね。すこし、少し不思議です。 【cogito】さん [DVD(邦画)] 7点(2016-09-04 08:31:18) 28.《ネタバレ》 夏になると観たくなる作品。 【ぷるとっぷ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-08-23 15:42:28) 27.夏樹ちゃんが、かーいーね。そういうの、いい映画に大事だよね。 【センブリーヌ】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2015-08-18 22:44:40) 26.夏休み、あこがれの先輩、数学オタク、バーチャル世界。簡単に言えばお子様向けの映画です。しかし、年をとっても、あの頃に帰れるのが映画のいいところ。ご都合主義のストーリー展開も、なぜかアニメでは許される。最近はジブリよりこっちの方がおもしろいのかも。 【木村一号】さん [地上波(邦画)] 7点(2015-07-05 10:46:20) 25.評価がバックリ割れてますね。私は高い方です。ターミネーターにも通じるようなテーマかも。有り得ないようで有り得るような世界をファンタジーにして、しかも現実世界に古き良き日本風景をぶつけてきてなかなか良い演出だったと思います。声優陣は前作に続いてプロに頼んで欲しかったレベルでしたが、神木くんはなかなか頑張ってた。 前作と今作で細田監督作品を気にする様になり次回作も楽しみです。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 7点(2012-07-29 02:52:35) 24.《ネタバレ》 よくできてるよ。売れそうな設定よく研究してる。ハイテク空間、田舎風景、人物のキャラも典型にのせてる。ちょっと弱々しいけど特技ある主人公、感情移入し易い。勝ち気なヒロイン。知恵あって包容力あるばあちゃん、豪快なおじちゃん、小生意気でコンピュータ扱うチビッコ。やさぐれたおじさん。気のいいまたひねたおばちゃんも。宮崎アニメが今風のもの作ろうとなるとこうなるんだろうな。花札の意匠は日本文化代表するから着眼勝ち。バーチャルがリアルを凌駕しようとするところは提案性がある。ハリウッドなんかではありがちな気がするけど。でも、おばあちゃんが電話でアナログ感とか、ネット住民が力合わせて解決しようとするデジタル感みたいなところにみえる新旧対比する人間力は面白い。なんとなく、怪物が引き起こした混乱、原発がらみ、3・11以降の日本をみるようで・・・。 【タッチッチ】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-05-15 13:58:39) 23.今作は 「重力から解放された、静謐なる横移動」 と 「1カット内で共鳴する、2つの時空間」 のように アニメならではの表現手法を駆使した“神がかり” 的な映像世界を提示してきました。 しかし、 「山奥」 での 「血族による 【情】的コミュニケーション」 と 「ハイパー世界」 での 「匿名性による無関心・無責任コミュニケーション」 の対位律をしっかりと強調することができず、 登場人物の 【情】 的 なメロディ をも歌い上げることができなかった 結果、 構造的に、そして感【情】的にも、マスターピースに成り得なかった 残念な作品。 と結論付けさせていただきます。 完成版はこちら、ネタバレ注意 ↓ http://ouiaojg8.blog56.fc2.com/blog-entry-102.html 【マーク・レスター】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-05-14 23:29:06) 22.可も無く不可も無く無難なアニメ映画かな。 どこかで観たようなシーンの集大成的なもので、面白い!とは思わなかった。 けど、眠くなる程度ではなく、そこそこ楽しく見れました。 【ぬーとん】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-04-30 20:57:34) 21.ひょんな事から先輩の彼氏役を務めることになった主人公。顔を立ててあげるため、夏休みに先輩の田舎に彼氏として遊びに行くのだが、その先でとある事件に巻き込まれる。その事件の中身なんてのは二の次で、この映画の見所は「家族としての在り方」。それを見ている者にそれを問いかける。先輩の家族たちと主人公が長机でご飯を食べるシーンが圧巻。是非親戚が多い人に見て欲しい映画。 【カイル・枕クラン】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-03-13 23:16:22)
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