みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
46.「法で裁けぬなら俺が裁く」豪腕刑事ものではピカイチの作品。自らに課した一線を越えてしまった裁きに責任を取ってバッジを投げ捨てるラストにハリーの誇り高さを見ました。クールな彼の歯止めを効かなくさせたさそりは映画史上空前の悪人。「俺には弁護士を呼ぶ権利があるんだぁ・・」「漕げ漕げ漕げよボート漕げよ♪・・・」は忘れようにも忘れられません。 【The Grey Heron】さん [地上波(吹替)] 7点(2009-09-26 17:32:18)(良:2票) 45.泥沼化する戦争中のさなか、人権派が発言力を増す1970年のアメリカの状況で 有無を言わさず悪人にマグナムをぶち込むイーストウッドの姿はさぞ爽快だっただろう。 当時のフィルムの特徴なのか、疲弊しきったアメリカの特徴なのかは分からないが 人も含め街全体がピリピリとした殺伐な空気は独特なものがある。 イーストウッドの魅力とともに、やはりマグナム44が印象深い。銃といえば開拓時代からの アメリカのシンボル。だけど生死を分かつ要因が、腕の差より運の要素が強くみえてあっけない。 生死の差がドライすぎる。死ぬときは簡単に死ぬ。 しかし、考えてみれば銃大国であると同時にアメリカは宗教大国でもある。 基本ぶっ放すだけというシンプルな殺人道具である銃に、一神教を重ねてみれば合点がいく。 より厳しい修行を積んだ者が強い、相対的な東洋の英雄像。 技を磨く過程、主人公の成長に魅力やカタルシスを覚える。 敵もまた修行してお互い切磋琢磨し、いつのまにか分かり合う時もある。昨日の敵は今日の友。 善悪ではなく、因果応報による理と理のぶつかり合い。 に対して、生まれながらの才能が絶対的な力を持つ西洋的なヒーロー像。 初めから強い。苦労して強くなるイメージがない。たまに修行の場面があるときはだいたい、 謎の東洋風マスターがあらわる。基本主人公は強い。弱みなどみせないし、 グダグダなやまない。戦って勝つ。敵の弾は当たらない。敵に有無を言わせない。 正義は強い。強いから正義の世界。俯瞰すれば悪すらいない。 正義ともう一方の正義の戦い。勝てば天国負ければ地獄。 この絶対的なカタルシスの背景に、神に選ばれてる感、創造主をイメージするのだろう。 【michell】さん [地上波(字幕)] 7点(2016-04-07 00:19:59)(良:1票) 44.《ネタバレ》 43年前の映画と考えると良く出来てると言うしかないかな しかしサスペンスを盛り上げるための効果音とかちょっとした音楽とかが古くさい まぁしかたがないか ファーストシーンの銀行強盗とラストシーンがリンクしていてうまい作り 最近の映画はこういうわかりやすいウイットに欠けるな 強盗を苦もなく退治するハリーの自己紹介的なファーストシーンは秀逸だ ひっくりかえった車やら、パニックをおこした町並みを背景に、引きのカメラでゆうゆうと強盗犯に近づくハリー そのかっこよさには痺れた 犯人の鬼畜ぶりはめちゃうまくて、鬼畜なくせにへたれで、誰でもいいからこいつをぶっ殺してくれ的ないらいらを感じさせてくれる この鬼畜な犯人だからこそ最後にハリーの名台詞とともに射殺のカタルシスが生まれた お話的には特に犯人がすぐれているわけではないのに、厳戒態勢の警察がやすやすと犯人を取り逃すシーンが連続してちょっとしらけた 警察がすぐに身代金の支払いに応じるとかもへたれすぎで時代を感じる 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-02-08 07:39:43)(良:1票) 43.《ネタバレ》 撃てないかと思わせて、相手を挑発して撃ち殺したハリー刑事。撃つかもしれないと思わせて、相手を挑発して撃ち殺されたウォルトさん(グラン・トリノ)。クリント・イーストウッドは出世作と逆のラストにして、自らが出演する引退作にしたのか、と思いました。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-02-20 21:24:20)(良:1票) 42.《ネタバレ》 アメリカの映画です。面白いよ。それとセリフがいい。"...this is a Magnum-44, the most powerful gun in the world and will blow your head clean off, you've got to ask yourself a question: 'DO I FEEL LUCKY? WELL, DO YOU, P-U-N-K ?'" <Click> 【RTNEE USA】さん 7点(2003-11-07 03:58:01)(良:1票) 41.作品全体が暗いですよねえ。とてもみていて、スカッとしないです。たしかに、伝説の映画なんでしょうが、90年代からのクリント様のファンとしては、カレを抜擢した(偶然が重なっていたようですが。)ことに敬意を表します。このあと、すごいヒーローになると、誰が予測しましたか?ただ、5作を通じて、やはり原点ここにあり、という寡黙なストイックなアンチ?ヒーロー像は不滅でしょう。 【レモン】さん 7点(2003-02-18 13:14:14)(良:1票) 40.話はいいんだけど、ところどころ暗くてよくわかんなかった。 【M・R・サイケデリコン】さん 7点(2002-11-12 19:36:00)(良:1票) 39.おそらく低予算なのだろうが、例えば巨大な十字架、競技場、スクールバス、採掘場など、舞台を印象的なものにしてシーンをつくっているところがうまい。「ダーティハリー」という名前の通り、新しいヒーロー像を作り上げた映画として名作だろう。最後の音楽は物悲しくて切ない。 【あろえりーな】さん 7点(2001-12-12 13:07:02)(良:1票) 38.言わずと知れたイーストウッドの代表作ですが、私はこの映画でのイーストウッドはイマイチと感じました。でもそれに代わって犯人の“サソリ座の男”の熱演が光ります。 【チャーリー】さん 7点(2001-02-27 20:37:01)(良:1票) 37.《ネタバレ》 子どもの頃はテレビで何度も流れていたんだけど、今はいろんな規制があってなかなか放映できないのかもしれないが、ハリー・キャラハンって名前はやっぱりかっこいいぜ。 正義漢なんだけど、無骨。 こういう役やらせたら天下無双のイーストウッド。 ラストは伏線もきっちり回収して、悪党を撃ち抜く。 バッジなんていらねえぜ。 当然字幕で観たんだけど、子どものころの記憶としては、山田康雄さんの吹替えが本当にはまっていてかっこよかった。 ジャッキー・チェンの石丸博也さんと並んで、できれば吹替えで観たいシリーズ。 いや、いい映画。 【roadster316】さん [インターネット(字幕)] 7点(2023-03-13 07:58:42) 36.《ネタバレ》 この映画でミランダ警告を知りました。 最後まで地位や名誉にこだわらず格好良く己を貫いたハリーだけに、 未だ見ぬ続編ではどうも普通に刑事を続けていることにほっとした反面微妙な気持ちに。 【TAKI】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-03-11 18:34:11) 35.この手のアクション映画のオピニオンにして、ほぼ、骨子が完成されている。悪をかっこよく倒すアウトローな刑事、クリント・イーストウッドなんか、キャラが立ってかっこいい。 【min】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-09-25 21:38:06) 34.まずは冒頭の市長との面会とその後の銀行強盗でハリー・キャラハンとは何者なのか、そのヤバさ、タフさを実に簡潔に見せる。演じるイーストウッドの面構えも、台詞も、マグナムを構える姿も、ツィードのジャケットのスマートな着こなしも、全てがシブくカッコいい。 1970年代初頭。アメリカン・ニューシネマのムーヴメントの中に登場した、最高にヤバくてタフなダーティ・ヒーロー像は広く受け入れられ、長期にわたりシリーズ化されることとなります。 最近見た、本作のすぐ後に製作された「狼よさらば」の町を徘徊するワルを撃ち殺していく”アマチュア刑事”ことポール・カージーを思い出した。ダーティハリーの影響が感じられるこの作品もまた長期にわたりシリーズ化されています。凶悪化し増え続ける犯罪と警察や法律の限度。彼らもまたそんな現実が生み出した新たなヒーローのカタチだったのでしょうか。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-06-11 18:12:16) 33.ハリーのデカいマグナムもデカいサングラスも苦味走った表情もキメ台詞も音楽も、そんなにカッコイイとは思わないんですけど、普通のポリスアクション物のみならず「俺がハマーだ!」みたいなギャグや「ロボコップ」にも影響を与えた元祖ガンマン刑事の心意気はね。 大迫力のスコルピオの俳優さんはこれで有名になっても役のイメージがつきまとったようで、ハマリ役とはいえ気の毒な気がします。 今でこそ強烈な悪役はモテはやされる(それもどうかと思いますが…)風潮にありますが当時は違ったのでしょう。 映画は誰かをスターに押しあげる一方で、誰かの人生をねじまげる怖い存在でもあると思うので。 スクールバスの子供たちも映画の撮影とはいえトラウマになったんじゃない? 「刑事ジョン・ブック/目撃者」の主犯ジェゼフ・サマーがここでも主人公を怒らせる当局の嫌な奴。 【レイン】さん [地上波(吹替)] 7点(2010-11-05 00:00:06) 32.評価が高いので期待しすぎたのかもしれない。 期待したより普通でした。 70年代のサンフランシスコの色のなさって、 ちょっと前の韓国とかのようだな。 さそりの狂いようより、ハリーのチョッキが気になった。 【Skycrawler】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2010-09-04 23:51:15) 31.《ネタバレ》 序盤の展開から、センスの良い音楽と相まってクール。 最後、犯人にぶっ放すシーンは快感。 それにしても、イーストウッドは渋い。 【タックスマン4】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-06-06 00:38:22) 30.イーストウッドは当時41歳かな? にしては老けてるけど、逆に言えば渋いとも。70年代の街並みも味があって良い。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-05-16 16:38:34) 29.刑事物の王道ですね。子供の頃からTV放映される度に見てました。今回初めて字幕で見たのですが、日本語吹き替え版の方が断然面白いです。この頃のクリント・イーストウッドは山田康雄さんのイメージが張り付いちゃってますし。合わせて淀川長治、荻昌弘、水野晴郎、高島忠夫さんの解説も今この映画を見ると懐かしく思い出します。 【はらへり】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-05-05 23:07:36) 28.「突破口」のドン・シーゲルがイーストウッドを起用して作り上げた、痛快なヒーロー刑事の記念すべき第一作。この映画は故・山田康雄さんの日本語吹き替え版もいいです。 【白い男】さん [地上波(吹替)] 7点(2010-03-08 23:19:26) 27.自分の中でハードボイルド最高傑作。幼少期にスタスキー&ハッチなどの海外刑事物を好んで見てましたが、それらとは全く異なるハードなタッチに観た当初大興奮しました。しかも山田康雄の吹き替えがまたいい。 【HAMEO】さん [地上波(吹替)] 7点(2010-03-05 17:12:40)
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