みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
3.《ネタバレ》 「オッパイを失うくらいなら死んでもいい」ではなく、「どうせ死ぬならオッパイを残しておきたい」が一代の気持ちだと受け取りました。彼女は自分の死期を悟っていた気がする。手術でボロボロになって寺ちゃんを悲しませるより、治癒の希望を夫に抱かせたまま死にたいということ。ブラを焼き捨てたのは生還出来ない事を知っていたから。自らの選択のケジメでもある。胸が痛みます。自分は当初、「オッパイを切らないで頑張ってみたい」という一代の言葉を、寺ちゃんは鵜呑みにしたのだと考えていました。その結果、狂って暴走したのだと。だから腹が立った。少しでも長く彼女の傍に居てやれ。一刻も早く手術を受けるように説得しろ。殴って目を覚まさせてやりたかった。でもラストの寺ちゃんの顔を見て、それが勘違いだった事に気づきました。あれは悔いのない人間の顔。彼はちゃんと一代の想いを受け止めていた。何もかも承知で彼女の我侭を許したのだと感じます。それがどんなに辛い決断だったことか。励ましの言葉をかけるのは容易い。でも「無理しないでいいよ」は愛していなかったら言えません。彼は間接的に“このまま死にたい”という一代の願いを叶えたのだと思います。勿論、ガソリンを飲んでも助からないことや、壷がインチキだってことは百も承知。でも、奇跡を願わずにはいられない。それが人の心。後追い自殺だけは許せませんが、彼の精一杯の足掻きを自分は批難できません。終末医療については様々な考え方があると思います。自分自身、当事者になってみないと判らない。でも最期は自分で決めたいと思う。秋深き。冬支度の頃。少しでも穏やかな冬が我が身に訪れんことを、心から願います。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-01-19 20:25:16)(良:2票) 2.近年の日本映画はあんまり最後まで見ることが出来ない性質の自分ですが、これは舞台が大阪という事もあって楽しく鑑賞できました。軽いのりながらも身近な人の死の辛さはよく伝わってきました。 【白い男】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-10-24 22:48:56) 1.おっぱいは見るものじゃなくて、触るものなんですね。 冒頭から妙にエロくて説得力がありました。 腑抜けの佐藤江梨子はイメージぴったりの嵌り役でしたが、この作品でも逆の意味で嵌ってたように思います。 何しろ佐藤江梨子ですからね。 僕は99.9%信用してませんでしたから、まんまとやられてしまいました。 確実に裏切られるだろうと思ってたんですけどね。 まあ、ある意味では裏切られたわけですが・・・。 感動というほどではありませんけど、なかなか味わい深い作品に仕上がってるんじゃないでしょうか。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-10-28 02:23:49)
【点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS