みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
7.オリジナルの宗教くささが抜けたぶんグッとエンタメ性やブラックジョーク感が増しており、人間のダメさ加減を哀れみながら愛するっちゅう、狂気と愛と普遍性が入り混じった快作っちゅうか好編へと仕上がっとったし、主役のアンチヒーローを嬉々として演じとるニコラス・ケイジのハマり具合も抜群で、彼にとっては久々のあたり役。おいらの趣味的にはオリジナルよりもこっちに軍配が上がりますねぇ。 【幻の『モンスター』】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-12-18 16:51:58)(良:1票) 6.《ネタバレ》 観た後の残尿感がかなりある。最後の辺りは夢オチ?いろんな夢オチはあるがドラッグの夢オチは何か心地悪い。イグアナの演出は主人公がラリッてると認識できるけど、最後 主人公がデスクに座り、開発業者の息子からチャラ・賭博借金チャラ・署長がガッツポーズそしてニコラスは警部へ。これは本当なのか主人公がラリってるだけなのか、もの凄い曖昧。あと5分に一回吸ってるのも映画とはいえ段々嫌悪感を抱くようになるのも勘弁してほしい。 【カップリ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-12-18 00:47:23)(笑:1票) 5.《ネタバレ》 ハーヴェイ・カイテルがフルチンで怪演する『バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト』も昔観ていますけど、薄れた記憶を辿ってみてもヤクと博打の依存症な悪徳刑事が主人公ということ以外は、全然関連性がないと言っても過言じゃないでしょう。これじゃリメイクとは言えないんじゃないかと思うんだけど、実は監督のヴェルナー・ヘルツォーク自身も「この映画はアべル・フェラーラ作品のリメイクじゃないよ」と言っているし、じゃあ誰がリメイクと言い出したのかな? フェラーラ作品でのハーヴェイ・カイテルの怪演は有名だけど、本作のニコラス・ケイジの迫真の演技はそんなもん遥かに凌駕しています。ヴェルナー・ヘルツォークと言えばクラウス・キンスキーとの因縁コンビが有名だけど、実はニコジーとの相性も負けず劣らずだったんじゃないかな。ニコジー自身は本作の後の借金に追われて薄利多売の身に陥る10年以上続く低迷期の直前で、彼の全盛期の凄味が判る最後の輝きが本作だったんじゃないかな。ヤク中寸前で博打にも負け続きで首が回らなくなっている悪徳刑事テレンス・マクドノーは、まさに当時の彼自身の分身だったのかもしれません。 これはマクドノーの幻視だったんでしょうが、部屋でなぜかイグアナが動きっ回ったり射殺されたはずの男がブレイクダンスしたり、いかにもヘルツォークらしい演出だったと思います。どんどんドツボに嵌まってゆき自滅してゆくマクドノー、ところがラストにかけて急展開してゆきまさかのハッピーエンドとは、これぞまさにこの映画最大のサプライズでした。まあ考えてみれば悲惨な末路を迎えるマクドノーを見せても何の面白味がないでしょうし、自分としてはこれが正解だったんじゃないかと思います。最近は得てして揶揄の対象になりがちなニコラス・ケイジという名優の才能を、再認識するには最適の作品じゃないでしょうかね。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-11-05 22:58:56) 4.《ネタバレ》 腰痛持ちになったり、証拠保管室に左遷になったり、不条理を味わうも姑息に立ち回り続ける素行不良の警部補。それなのに都合良く窮地を脱し警部に昇進する不条理を見る者は味わわされます。ただ、悪徳でも同僚刑事の持つ陰湿さがないので嫌悪感がそれほど募りませんでした。度々登場する爬虫類のシュールな画は監督の面目躍如でしょうか。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-01-14 01:07:47) 3.《ネタバレ》 何の予備知識も無く見ました。面白かったです。ニコラス・ケイジのスーダラ節。ニコラスが演じるにふさわしい役柄だと思います。本当にどうしようもない警官なんだけど、彼の中に残る僅かな善意が彼自身を救います。コメディだと思って御覧いただく事をおすすめします。 【にしきの】さん [DVD(吹替)] 7点(2010-11-01 06:18:12) 2.《ネタバレ》 ラリりまくりのニコラス刑事が、クスリを調達するためにラリりながらも奔走する愉快なお話でした。主人公がラリってる映画って大体後半グチャグチャよね。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-08-09 19:57:46) 1.《ネタバレ》 はっはっは。何ちう変な映画だ。ワニが出るのは江口寿史だけじゃなかったんだな。 【以下バレ】 ヤク中の刑事が蟻地獄にはまり堕落していく話なのだが、長回しだの窓から出てくるだのイグアナだのなぜかドア裏だの、その手の演出オンパレードかつニコラス・ケイジのド嵌まり演技で飽きずに見られる。観客は途中退廃と緊張感、それにラストは普通に戻れてやれやれという安堵感まで共有する。パチンコで何万も損したがやっと大当たりが出て原点まで戻りましたというあの感じ。こういうものを描いた映画はあんまりないかも。 ただまあ当然あとには何も残らない。感想までも正直あまりない。でも好きな人は好きになるだろうなあ、この映画。 【アンギラス】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-03-06 22:06:16)
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