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【クチコミ・感想(7点検索)】
2.《ネタバレ》 ロメロ監督の映画のテーマはやはり「人間の敵は人間」。リメイクドーンとか28日後シリーズみたいに派手さはないものの、人間の社会を皮肉った描写や台詞はロメロ監督の世界観ならでは。今作の皮肉は現実の世界に置き換えるなら国vs国民・企業vs社員(特に非正規雇用)なんかが、人間に斬り捨てられるゾンビの描写に似てるなと感じた。また当初の目的を他所に泥沼化していく云々の台詞は、民主主義vs共産主義・宗教戦争・部族間紛争なども投影させてるのかとも思った。
走ったりするモダンゾンビ(感染者)は、もはや暴徒みたいにしか見えないため、オリジナルゾンビの観点からでは盛り上がりに欠ける。その点ではロメロゾンビは一貫しているため、安定性がある。ロメロ監督の映画はホラーとしては万人受けするような映画ではないだろうが、監督の哲学を具現化したものと言っても過言ではない。自分はそんなロメロテイストの映画にこれからも期待したい。 【シバラク・オバマ】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-05-01 15:07:16)
1.《ネタバレ》 近年多い亜流のゾンビ映画の走るゾンビや強すぎるゾンビを封印し、ゾンビが数多く登場する中においてもあくまで人間同士のやりとりを重要視し、本当の意味で愚かなのは人間という構図を見事に描ききっており、さすがはロメロだなという貫禄を感じます。レートが「R-18指定」作品ですが、今までのゾンビ映画を見てきている方であれば、さほどエスカレートした感覚はないと思います。おそらく近年のゴア描写のおかげで目が慣れてきちゃってるのでしょう。目新しさこそあまりないですが、安心して楽しめます。90分間という尺もあり中だるみもありません。
「ダイアリー…」から一部話が関連するのですが、そこもあまり意識しなくても良いかもしれません。それよりも(いまさらそのルール付け加えるか?)って感じもする馬を食べるゾンビや、人間がゾンビを咬むという展開など、ロメロ監督が今後もゾンビ映画に多大な影響力を与え続けるであろう雰囲気は伝わってきました。そして70歳になってますますパワフルな演出が冴える演出に嬉しくなりました。
残念な点とすれば、島に残った側のメンバーがゾンビを鎖に繋いでいましたが、ああまでして共存したい理由がもう少し明確にあったら、対立の構図がもう少し明確になって深みが出たかもしれません。娘が双子である必要性もさして感じなかったです。
それでも往年のゾンビ映画ファンであれば、ますます絶好調であるゾンビ映画の父が生み出した最新作に満足されると思います。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-06-12 17:19:40)
マーク説明 |
★《新規》★ | :2日以内に新規投稿 |
《新規》 | :7日以内に新規投稿 |
★《更新》★ | :2日以内に更新 |
《更新》 | :7日以内に更新 |
【点数情報】
Review人数 |
29人 |
平均点数 |
4.62点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 1 | 3.45% |
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2 | 1 | 3.45% |
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3 | 7 | 24.14% |
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4 | 4 | 13.79% |
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5 | 6 | 20.69% |
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6 | 7 | 24.14% |
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7 | 2 | 6.90% |
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8 | 1 | 3.45% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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【その他点数情報】
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