みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
8.お父さんのキャラが最高。 【akila】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-03-05 15:27:00) 7.《ネタバレ》 この監督の作品は好きです。「夜の大捜査線」が初めでした。 ブロードウェイの公演でロングラン記録を樹立したミュージカルの映画化。 ユダヤ民族の歴史の一端が見える。閉鎖的な家父長社会、でも家族愛は凄く感じられる。音楽、映像共に良い。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-04-02 19:48:26) 6.《ネタバレ》 これは見ごたえがある作品です。 170分という長時間の映画にミュージカルとくれば普通飽きるのですが、 私はミュージカルが苦手なのにわりとついてゆけました。 史劇なら長くてもいいけどミュージカルなのになんで観れるんだろう? と、観ている途中で正直思ったくらいですから・・ 主役の父役のトポルがなぜ主演男優賞をもらえなかったのか(ノミネート) それが不思議に感じるくらい存在感あるいい演技をしています。 冒頭からこの映画の解説みたいなことをやってくれて、 しかも題名の屋根の上のバイオリン弾きの説明もしてくれちゃう。 語り部でもあり5人の娘の父であるこの映画の主役でもありますが、 まったくシリアスになりがちなテーマをコミカルに演じています。 まさにバイオリン弾きと共にいる道化のような役かもしれない。 扱うテーマは民族の宗教伝統であるし政治的な問題もあるのに、 テンポやセリフがミュージカルでもコメディの匂いがするから重くない。 後半も後半にはやはりユダヤ人は追われ放浪の旅に出るのですが、 その団体も私には暗く映らず、 しかしどこか哲学性を帯びた宿命に逆らわずとも自分たちを順応させ生きようとする、 諦めがほんの少しとそれ以上の見えない希望さえ感じました。 あがいても仕方がない悲観的な楽天さ・・ 「フルメタルジャケット」というキューブリックの戦争映画のラスト。 あの土手を笑いながら歌う兵士たちは氏の作品が苦手であるにもかかわらず、 私にとって一番わかりやすいキューブリック作品となったのです。 それと同じような感覚をこの映画のラストに感じました。 音楽が有名な「サンライズサンセット」ですが、 この映画の全編を担当しているのがジョン・ウィリアムズ。 旅情的で朴訥な音楽とミュージカルの抑揚のある歌。 ミュージカル映画は大袈裟な演出が多くてひいてしまうのですが、 この作品はシリアスでいて楽天的。 コメディなのにもの悲しい。 あくまで家庭を中心にしているのに湿っぽくない。 不思議なつかみ所のない映画です。 【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-23 16:00:44) 5.学生時代(早大在学中)のある日、授業に出たら出席を取る科目なのに教室の中は閑散としていました。後でクラスメートに尋ねたら森繁久弥の「屋根の上のバイオリン弾き」を無料で見るためにみんな大隈講堂にいたのだそうで「あんた馬鹿ね。」と言われてしまいました。私は馬鹿でした。でもその時間帯に全ての教室が同じ有様だったとしたら大隈講堂の中は通路や立ち見席では足りなくて天井にでもぶら下がって見ていたんじゃないでしょうか?ニューヨークでは「屋根の上のバイオリン弾き」は逃しませんでした。森繁久弥との比較はできませんが、目の当たりに見たトポルの芸に心酔して幕の後で立ち上がったら後ろに座っていたアメリカ人が ”A lousy(薄汚い) musical.” と言ったのが耳に入りました。この人は華やかな舞台を期待していたのだと思います。このミュージカルの真髄は一に主人公役の芸、それから音楽です。すばらしい舞台を見てしまったせいで、また作品の本質が総合芸術である映画にそぐわないと思うので辛めの点数をつけましたが音楽などがすばらしいのでお勧めします。(でもやはり、舞台のほうがいいです。) 【かわまり】さん 7点(2004-02-28 11:01:55) 4.学生時代の英語の授業でやったため、試験勉強でみました。私のユダヤ観のバイブルかも。Fiddlerにはバイオリン弾き以外にペテン師という意味があり、ユダヤ教の屋根の下に生きる自分達に試練を与え続ける天のユダヤの神様をバイオリン弾き(ペテン師)と皮肉っていると教えられた。 【亜流派 十五郎】さん 7点(2003-06-08 17:46:44) 3.「変化」とそれに向かう人間の姿。ちょっと長かった。でも笑えた。楽しい。 【kaneko】さん 7点(2002-04-13 16:26:57) 2.結婚式のシーンは本当にステキでした。確かに、ミュージカル本来の楽しさはなかったけど、良かったです。 【まき】さん 7点(2001-09-30 15:47:09) 1.帝政ロシアの寒村に住む貧しいユダヤ人たちの哀しみやささやかな喜びがしみじみと語られていくという、あまりにも有名なミュージカルの映画化。彼らはユダヤ人なるが故に、住み慣れた生まれ故郷の村を追われ、明日への希望を託し未知の土地へと旅立っていく。哀調を帯びたメイン・テーマ曲の“♪サンライズ・サンセット”が効果的に作品を盛り上げるが、ミュージカル本来の楽しさにはどうしても物足らなさが残る。 【ドラえもん】さん 7点(2001-03-09 13:28:19)
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