みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
4.《ネタバレ》 おもしろかったと思う。もたいまさこ演じる【ばーちゃん】が、せりふは、一か所だが、大変存在感があった。 途中に出てくる手作りギョーザや、寿司など、アイテムもばっちり。【かもめ食堂】の、まったり感を期待して観たが、 あれとは違ったコミカルな演出が、良かった。 最後に出てくる【ウォシュレット】のシーンは、ちょっとオーバーな気もしたが。 【G&G】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-03-07 10:12:22) 3.《ネタバレ》 山田監督の100選で鑑賞、荻上のスローな映画は好きなのですがね、前の「めがね」が今ひとつ感性に合わなくて、ためらっていたのですが、それなりに良かったと思います。一言も発しない、「ばーちゃん」が控えめに出ているのですが、案外、それがキーで中心だったんですね。最初の家族のバラバラさが、「ばーちゃん」の死後、一変しているのなんか、数々の何気ないエピソードとともに、幸せな感じがしました。 【min】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-04-12 20:36:45) 2.そもそも、考えてもみれば、会社勤めもしていない婆さんが、皆の朝のピーク時にトイレを長時間に渡り立て篭もり占拠しているなんてありえない話なんですよね 一体どんだけ周りに対して気遣いのない婆さんなんだって。一体どんだけ空気の読めない婆さんなんだって。そのへん少しリアリティさに欠けてしまったでしょうか 残念だ。もたいまさこ演ずる ばーちゃんキャラが今回どうも好きになれなかったことが減点材料となってしまった。残念だ。 でも、その他の面ではすごく良かったんですよね 家族・兄弟の結束力を示すドラマとしてひじょうに良い出来栄えだったかと思います。さしあたって、妹が兄をかばい、彼氏もどきを非難しながら、兄の手を取り店外へと連れ去るシーンなど あそこかなりジンときた。あそこ好きな場面の一つとなりました。 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-02-06 22:06:23) 1.わりと多くの人が思い当たることかもしれないが、中学生くらいの頃、僕は結構トイレに“依存”していた。 特にお腹が痛いわけでもないのに、毎朝トイレに30分くらいこもっていた。その年頃特有の精神的なものだったろうと思う。 もちろん今はそんなことは殆どないのだが、以来、僕にとって「トイレ」という場所は、何となく精神を落ち着かせる場所になった。 この映画の中で、もたいまさこ演じる“ばーちゃん”は、トイレから出る度に深いため息をつく。 そのため息には、不安と安堵が入り交じったような何とも言えない心情が滲み出ている。 トイレで行う「排泄」という行為は、どうしても軽視されがちだけれど、僕たちが「生きている」ということの「証」を残すための行為とも言えると思う。 長く生きれば生きる程、その日常の行為から、今生きている自分自身の姿を鑑みることが出来るようになるのかもしれない。 だからこそ、“ばーちゃん”は、その度に深いため息をついているのではないかと思った。 母親を亡くしたアメリカ人の孫たちと、日本人のばーちゃんのささやかに奇妙な共同生活からは、人が人を思うほんの少しの温かささえあれば、人間はどのようにも生きていられるということをしっかりと感じることができる。 「自分らしく生きる」という簡単に言えて、決して簡単ではない生き方を、「かもめ食堂」、「めがね」の荻上監督らしい独特の世界観で見事に表現していると思う。 そして、この監督の映画に毎回登場するもたいまさこは、本当に素晴らしい。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-05-09 17:09:05)
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