みんなのシネマレビュー |
|
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
7.《ネタバレ》 結構社会的な雰囲気を映像や脚本に投影していると思われ、狙い所がかなりビシッと良い感じに面白い方向にフォーカスしている。時代的にメチャクチャな人間として描かれているハリーが実は西部劇の堅気の人的な人格で、キャラクターとのそのマッチングが上手くいっていない様が今度は悲壮感や空疎さではなく、滑稽な方向へと軌道修正されたせいで味わい深い作品になっている。 同年のアウトローと比べると明らかに引けを取る本作ではあるが、なかなか楽しめる。変なリアリティと馬鹿馬鹿しさ、フィルムの色彩が生む異様な世界。地味な風景とキャラクター達が作り物の線を越えそうな奇妙さは七十年代ならではの良さだと思う。 一歩間違えると狼よさらばの続編たちみたいになってしまうのだが、ギリギリではありながらそうならずに割ときちんとダーティハリーとしてまとまっているあたりに拍手したい。 でも別に狼よさらばが悪いって言ってるんでは無い。 【黒猫クック】さん [地上波(吹替)] 7点(2013-05-06 05:02:12) 6.《ネタバレ》 C.イーストウッドがやりたいようにできたのでしょうか、バズーカを使いたかったのね。「ほら言わんこっちゃない」というのがハリーの心情でしょうね、ラストのヘリが間抜けで間抜けで!ところで、二作目以降、原題は「Dirty Harry」は入っていないのですね! 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-06-07 10:51:56) 5.《ネタバレ》 女性刑事・アルカトラズで印象的な作品です。私は結構好きです。 <追記>17年ぶりに再見。森発言で盛り上がっている昨今流行の「女性活用」がテーマとなっており、これをどう評価するでしょう。そもそもキャラハンは差別主義的なところがあるわけで、そこがある意味魅力的もあるんですが、前作では黒人相棒とは初めからわりと仲良し?だったのがイガイに感じましたけど、本作では相棒として次第に打ち解けていく様にキャラハンの成長・変化が感じられて、中々よい作品に仕上がっていると思います。最後に女性刑事は市長を救出し活躍するわけですが、結果的には死んでしまう。この結末に、仕事をするのに「男女は平等(女性だからという甘えは許されない)」というある種の「リアリズム」も感じられ、シリーズとしてのハードボイルドさも保っているように思います。 【東京50km圏道路地図】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2004-01-07 01:07:03) 4.子供の頃、何回かTVで見たっきりなので、ハードアクションのイメージが強かったんだけど、レビューを読んでいたら、ちゃちでしたかバズーカ(笑)相棒の死に泣いた分、バズーカは『やっちゃえー!』って思って見てたけど、今考えるとすごい話だな。でも70年代のヒーローならこれもあり! 【ウメキチ】さん 7点(2003-11-27 13:04:46) 3.パンチ不足は否めないけど、タイン・デイリーが好演するバイタリティーあふれる女刑事のキャラでばん回。ちっちゃい彼女が長身のハリーといっしょにチョコマカするあたり、実に微笑ましいです。しかも、シニカルなハリーのユーモアに負けない彼女のしゃれた台詞の数々。最後には殉職しちゃうんだけど、この『3』は、シリーズ中でも最も愛すべき出来映えじゃないかな。ジェームズ・ファーゴの演出も、ふたりの”人間味”を重視した丁寧なタッチが好感度大。これでもう少しアクションの見せ場に迫力と工夫があったら、もっと良かったのに。 【やましんの巻】さん 7点(2003-11-01 12:48:03) 2.2と並んでこれも好きです。相棒が死ぬんだろーなーと思っていたらやっぱ死んじゃった。悲しかったです。ハリーものはここまでです。 【みんみん】さん 7点(2003-04-08 14:44:22) 1.シリーズの中ではちょっと谷間のような?あくまで個人的な話ですが。常に社会派の問題を含んで製作されるこのシリーズ。今回は女性の社会進出を描きたかったのでしょうか?女性でも出来ると言うところを見せたのか?しかし最後は殉職するところを観ると、どうもその危険な仕事への警鐘を鳴らしているとも解釈できます。 【イマジン】さん 7点(2001-04-03 12:23:26)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS