みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
3.《ネタバレ》 いや~、実に面白かった!子ども向け映画として即物的なギャグを重ねつつ、伏線とそれに伴うミスリードを配し、アクションもしっかり燃える。更にドラマ性もしっかり組み込まれていると来たもんだ。しかも今回は二つのドラマを同時に進行させる。一つはドラえもんの鈴にまつわるのび太との友情話、もう一つはクルトとペプラー博士の師弟関係の話。そしてその二つは最後に「絶対に諦めないことが最大の取り柄」というテーマへと収斂する。これは非常に教育的にも良いテーマですよね。だってどんなに才能が無い人でも"諦めない"ことはやろうと思えば誰にだって出来るから。 過去のファンに対するサービスも大変多く、ガリバートンネルがフューチャーされたり(ドラえもんアニメ第一話のひみつ道具はガリバートンネル)、過去の大長編の道具が背景にまぎれていたり、昔ドラえもん映画を見まくっていた私には嬉しいサービスでした。 ミステリーとしても十分楽しめました。今回の映画は子ども向け映画としては実に冒険的な演出が多かったと思います。ミステリー映画は様々な物語のキーが徐々に提示され、最後に真相が浮かび上がるというのが基本パターンだと思いますが、今回のドラえもんはそれをやってますね。だからドラえもん・のび太・しずかちゃん・クルト、ジャイアン・スネ夫、ペプラー博士・ジンジャー、マスタード警部、博物館の館長と場面が目まぐるしく変わる。これは普通は子どもが混乱しちゃうから絶対にタブーでしょう(実際に後半は物語に飽きている子達が結構いた)。それでもミステリーとしても観客を楽しませたい!と思ってこういう構成にしたのならその姿勢は断固応援したいと思います。実際、一本調子のシナリオよりは絶対に面白かったと思いますし。それから実際に悪い人は一人もいないってのも面白いですね。前作のどーでもいい悪の組織を登場させていたシナリオと比べると雲泥の差だ。 今回の監督さんは新ドラ映画の傑作『鉄人兵団 はばたけ天使たち』を撮った寺本幸代さん。もう今後の新ドラ映画の監督は彼女にまかせるのが一番良いのではなかろうか。本当にコメディとアクション、ミステリーのさじ加減が上手い方と思います。 【民朗】さん [映画館(邦画)] 7点(2013-03-24 13:09:29)(良:1票) 2.《ネタバレ》 基本的に新ドラはリメイクだけ見る、完全新作はひどいだろうから一切見ない、 だったのだが、たまたま見たこれは結構良かった。 タイトルの通り、ひみつ道具の博物館での話なのだが、 徹底的な悪人が登場せず、それでいて90分程度か、退屈せずに楽しめた。 ドラえもんとのび太の関係性の伏線は弱いと思うがそれでもなかなかいい。 この「悪人を出さない」という展開はアリじゃないかなぁと思うんだが、 今後に期待したい。 【にんじん】さん [地上波(邦画)] 7点(2020-09-25 22:35:45) 1.ゲストキャラがよく動き回り、ストーリーの中で見たことあるあるなひみつ道具が次々とお目見えして観ていて楽しい作品でした。 ただ鈴盗られた事のフォローが最後までもう一つだったのでなんかモヤモヤ感が残ったのが残念。 あとPerfumeの主題歌未来のミュージアムはいい曲だったので作品内で効果的に使って欲しかった。 【TAKI】さん [インターネット(邦画)] 7点(2017-08-29 01:39:04)
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