みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
7.《ネタバレ》 本作は全編CGで描かれているのですが、本物のレゴにしか見えない質感、コマ撮りかと思わせるような絶妙なギクシャク加減など、限りなく手作りに近いビジュアルには感動しました。よくぞここまで作り込んだものです。 子供向けを装いながら、実際には大人をターゲットにしたウェルメイドな作りとした点は、さすがハリウッド。これだけしっかりとした作りであれば、子供たちは何年も本作と付き合うことができるし、大人になってこれを見返した時には、「子供の頃に楽しんだ映画が、これほど深いことを語っていたのか」と感動するはず。使い捨ての娯楽作とはせず、耐用年数の長い芸術作品として作ったクリエイター達の真摯な姿勢には感銘を受けました。 一方で、子供心を忘れていないことも、本作の良いところです。ガンプラは見てもいいけど触るなと子供達に言い聞かせている私にとっては、身につまされるお話でした。レゴもプラモデルもその本質は玩具であり、楽しんでこそ意味があるのに、それをルールで雁字搦めにして遊び心を奪ってしまうという本末転倒。息子達よ、本当に申し訳ない。バットマンがミレニアムファルコン号に乗り、スーパーマンとグリーンランタンがなぜか中つ国に居て、ガンダルフとダンブルドア校長が言い争いをする。ルールに縛られない本作の闇鍋感は最高だったじゃないですか。「νガンダムの隣はサザビーに決まってるでしょ!」と狭いことを言ってた自分が恥ずかしくなりました。 作品全体の主張も面白いと感じました。没個性的な主人公の生き方がいったん否定され、「個性が大事!」とディズニー映画みたいなことを言い出した時にはとても残念な気がしましたが、その後の展開で個性の塊であるヒーロー達が事態に対処しきれなくなり、主人公が小市民ゆえの強さを発揮し始めた時には胸が熱くなりました。これこそが「♪ありの~ままの~」ですよ。 【ザ・チャンバラ】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2015-10-14 15:46:51)(良:1票) 6.子供の頃にレゴで遊んだこともなく、何の思い入れも無かったけど、意外と良かった。 レゴの世界観が魅力的で、とても斬新な映像感覚でした。 ストーリーとしては平凡だけど、登場するキャラが豊富で飽きさせないですね。 ラストは丸く収まってハッピーエンドなのかと思ったけど、絶望的なオチに思わず笑ってしまいました。 【もとや】さん [インターネット(吹替)] 7点(2021-05-12 17:40:32) 5.《ネタバレ》 え!?これ本当にCGなの!?と思わせる人形の質感と汚れ、もしかしたらこの街全部本物で出来てるのかもしれないと思わせる作り! 本当にレゴばかりで出来たレゴの世界。そこで繰り広げられるアホっぽくもとてもセンス溢れる迫力の組み立てシーン。こんなの感動モノですよ。ホント凄い。 そしてこれがCGだとわかっても作られてるパーツがどれも遊んだ事ある人間なら見た覚えがあるパーツばかりで懐かしく感じます。 しかも破壊描写がレゴだから許されるからなのか結構人でもなんでもバラバラになります。まぁレゴだからいっか。 ストーリーはバットマンやスターウォーズなどいろんな作品のキャラクター達をも巻き込んだ、なんとも破天荒で高いテンションに付いて行けなくなると思いきや、意外な展開に驚きます。 そう、レゴで遊んでいた僕も、もういい大人だった。そして今もおもちゃコーナーに置かれていて子供達が遊んでいる。 簡単ながらもストーリーテラーであり、創造主である親子の話にはグっときました。本来あるべきレゴの「作っては壊す」その楽しさも伝わってきました。 これを見ていると、どこかにしまっていたレゴをまたひっくり返してなにか作りたくなってきます。本作はそんな童心を思い出す傑作です。 【えすえふ】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2015-11-25 23:36:48) 4.《ネタバレ》 吹き替えで見ましたが、おもしろいです。テンポよくレゴブロックの嵐を堪能できます。ラストは、考えさせられるものでよいです。意外な良作です。 【エイドリアン・モンク】さん [DVD(吹替)] 7点(2015-04-12 18:26:41) 3.《ネタバレ》 初めて見る映像 レゴみたいなデテールの荒い物を使ってここまで緻密なアニメーションを作るなんて驚きだ しかし、あまりに目まぐるし過ぎて目が追いつかない 超絶的なレゴの造形がこれでもかというほど出て来るがじっくりと見る暇もなく、作られてはぶっ壊されて、もう少しじっくり見せてくれる気は無いのかと思った レゴを使った世界も見事な世界観でレゴの海とか波とか、爆発する煙とか、通常レゴで表現出来そうも無いものが次々と表される お話のテーマもわかりやすく、レゴをマニュアル通りに作っても誰でも凄い物が作れるけど、自由に作ればくだらない物でも充分楽しくて価値があるんだよと、バットマン以下有名なキャラ達総出演で教えてくれる キーアイテムの奇跡のパーツがボンドのキャップだったり、要所要所にバカくだらないギャグが満載だ 意外にもラストは実写でなるほどと納得できるオチになっている 立派なレゴの高層ビルに自由な発想の少年が作ったロボットやジェト機が見事にマッチしたジオラマになっていて、なるほどとうならせたが、さらに少年の自由な造形をもぶっ壊す幼児の妹の発想が、そのシンプルさ故に最強で爽快なラストだった 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-09-18 13:54:03) 2.《ネタバレ》 ヒロインが可愛くない、終盤で人間が出てきて集中力が途切れる、吹き替えで山寺宏一が一人で何役もやり過ぎて残念、等は気になりましたが、どれもまあ些細な事で、夢のある世界を存分に楽しめました。主人公が頭に車輪をはめてニコニコしながら回転していたのは良かったです。 【DAIMETAL】さん [映画館(吹替)] 7点(2014-08-12 10:43:43) 1.《ネタバレ》 ここまで視覚的な感動があるとは思ってなかった。オープニングの町並み、建設現場、アクションシーン。すべてが本当に緻密。よくぞ、ここまで作ったなぁ。これだけの数のレゴを組み立てて、ダイナミックに見せるだけでも芸術の域であり、作品として成立している。 キャラクターには全然愛着持てない。 ルックスは、流石にレゴの限界もあるとしても、中身にもイマイチ惹かれない。どのキャラものっぺりしているのだ。子供が作った想像上の性格と考えると、その理由は説明できるが、これだと、「このキャラクター達にもう一度会いたい!」とは思えない。 とにかく、「飽きさせないように」という事に重きが置かれているのか、かなりの勢いで話が進む。ハイテンションのセリフがわーっと入って、画面もバンバン代わる。簡単な設定なのに、設定についていけなくなりそうだった。細かいおちゃらけも、すべり気味に感じた。 本作のストーリーは、玩具に命を吹き込む神(人間)の意思により進行されている。なので、時に神の意志により都合の良い助けが入ったりする。そこに何となく気づいてからは、どうも乗れなくなってしまった。神の意志や想像を具現化したものが彼らなのである。 オモチャに意思はないのである。 トイ・ストーリーとは、全く違う方向性でオモチャを描いており、レゴムービーは、ある意味 夢がない作品とも言えるだろう。 そして、それを我々の世界に置き換えると更に悲しい。人間は神の意志で動かされている…と。 【すべから】さん [映画館(吹替)] 7点(2014-05-03 18:55:45)
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