みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
9.電気点けろよ。それだけで諸問題の8割は解決するのでは? そんなことを言っては身もフタもありませんが。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-10-10 06:14:28)(笑:1票) 8.《ネタバレ》 なかなか面白かったですね〜。 いつ頃からか日本のホラー映画は貞子的なものが必ず出てくるというおきまりのパターンに陥ってつまんなくなっちゃってましたからね。 ようやくミステリー小説仕立てのホラー映画が堪能できたことに喜びを感じずにはいられませんでした。 マンションの一室。そこでいつも変な音がするという興味深いところから始まり、 その原因を探偵のごとくたどっていく上でいろいろなことが解ってくる。 どのエピソードも実に恐ろしく、音で驚かすような西洋的なのとは違い、 暗くて不気味な映像はこれぞジャパニーズホラーの醍醐味と言った感じです。 その土地に穢れのようなものが残るという感覚は実に日本的だなぁと思います。 しかし、全く関係のない後世の人たちにずっとああやって不幸をもたらし続けるなんて、 お化けさんは本当に罪深いですね。一つだけ不満だったのはやはりクライマックスの展開でしょうか。 それまで関わった登場人物たちが次々と霊に襲われて終わる結末というのはいかにもこれまでのホラー映画の 定型パターンといった感じで、もう少し捻りが欲しかったなというのが正直なところです。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2016-07-30 23:57:03)(良:1票) 7.ホラー映画、特に邦画には一つの黄金パターンがあります。怪異が起こる→その怪異の謎を探索→根源が明らかとなり、それをもって怪異と対峙する。有名な「リング」もこのパターンであり、僕はこのパターンが結構好きであります。びっくり箱のような演出で瞬間的なドッキリも悪くはないんですけど、謎を追っていくうちに明らかになるエピソード自体が不気味であり、すぐ怖いってゆーより、観てるうちに背筋がゾゾゾとしてくる。そんな怖さにはあとを引く印象があります。この映画は、その黄金パターンである探索型のホラーであり、その怪異の謎を探索する部分に非常にウェイトがおかれております。だもんで、怪異がドカドカ起こるホラーを求める方には、若干、退屈かもしれません。怪異は、ごくわずかに抑えられてあります。しかし探索で明らかになるエピソード自体が結構不気味であり、量も多く、再現映像もいい感じな雰囲気が出ており、さらに探索自体もテンポよく、こちらの謎を知りたい興味を持続させてくれて、最後まで飽きることなく楽しめました。ある謎を調べたら、さらに奥に別の謎があり、またさらに別の謎とドンドン深みにはまっていき、しかも、伏線で別の謎と謎がつながっているなど、よくある謎解きの王道ですが、それがしっかり出来ていて、次の謎へとつながるヒントの提示の仕方も、わりとスムーズで観ていて心地よかったです。竹内結子の変にビビらない淡々としたキャラも、この映画とマッチしていて、僕は好印象です。特に奇をてらったホラーではないので、まー、よくあるホラーだけど、ちゃんとしてるってゆう程度の期待度で観れば楽しめるかもしれません。 【なにわ君】さん [DVD(邦画)] 7点(2016-06-17 02:50:08)(良:1票) 6.《ネタバレ》 原作が文庫版で出版された時に購入したが、読みながら、これは読んではいけないものに手を出してしまったと後悔し、手元に置いておくのも嫌で、読了と同時に廃棄したのを鮮明に記憶している。 「私」と久保さんがマンションの部屋から聞こえる異音の原因を突き止めようと調査を始めるのだが、これが恐らくほぼ真実を元に構成されており、その恐怖感は尋常ではなかった。 映画としては、原作をほぼ忠実に映像化していて、所々でゾッとさせられた。ただ、封切りの時にも思ったのだが、異音の原因を見せるのが早過ぎた。畳を履くようなあの音の原因は、もう少し引っ張って衝撃を与えて欲しかった。そこが残念。 しかしながら、土台映像化の難しい原作をこれだけ見応えのある映画にした監督の手腕には敬意を表したい。 【roadster316】さん [インターネット(字幕)] 7点(2019-08-15 08:59:03) 5.《ネタバレ》 手繰ってみると根は同じ うわあぁ…怖えぇ…。この不穏な雰囲気、不気味さ。なんなんだこれ。 最初は現代怪談っぽい話で始まるけれど、その糸を手繰れば手繰るほど出てくる出てくるヤバい話。それも気持ち良いくらいに。 そりゃ最初はワクワクしますよ。それはまるで宝探しのようですもん。 しかしその根の尋常じゃない深さからなにか行ってはいけない所まで行っているのではないかとこちらも思えてくる。 怪談作家が少年のような目で「ヤバい話」と言った所で引き返せない所まで来てしまった。まさに好奇心は猫を殺す。 そして行き着く九州の館はまさにラスボスの間。特になにか起こる訳じゃない、でも何か付いて来てもおかしくない。 絵的には文字の演出などは面白く、怪奇演出は安っぽくても視聴者にゆだねる想像力と映画全体にあるドライな雰囲気が逆に恐ろしさを醸し出します。 それに竹内結子をはじめとした主人公達の演技も面白かったです。ちなみに怖かった怪奇シーンは公衆電話からの着信。 ラストの総攻撃シーンは引っ張って来た分のお約束ですね。久しぶりに背筋が凍る映画を見ました。 【えすえふ】さん [インターネット(邦画)] 7点(2018-08-23 08:57:43) 4.原作も読みましたが、原作は淡々としておりました。原作よりも、サービス精神があり、怖かったです。 あの音が聞こえたらどうしようかと思うと、しばらく和室で寝るのが怖かったです。 【たぬき野郎】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2018-06-18 16:06:48) 3.《ネタバレ》 じわじわと薄気味悪さが増していく様子は、これぞ日本のホラーって感じでした。寝る時に思い出すと怖くなるのが日本のホラー映画。とにかく沸点控えめで、低予算的な作りに徹しているのは正解かも。残念だったのは、わざわざ夜中に大人四人が懐中電灯持って目当ての空き家に行くところ。肝試しみたいになっちゃった。昼間に行ってればな~。この映画の締めくくりとしては、こういった祟りのようなものに、面白半分で首を突っ込んでると、自分も祟られるよって警鐘しているんだけど、この映画の制作陣はこの映画を作っている時点で首を突っ込んでいるという、ちょっと自虐的。よくニュースで、無差別殺人とかあるけど、犯人の動機が、この残穢のように穢れに触れてしまい気が狂ってしまったのが理由だったら・・・考えると、怖すぎる。 【VNTS】さん [インターネット(邦画)] 7点(2018-06-13 19:31:43) 2.《ネタバレ》 原作未読。【穢れ】不浄、汚れ。死・出産・疫病・失火・悪行などによって生じ、災いや罪をもたらすとされる。 怪談雑誌に読者からの体験談をリライトしている怪奇現象には懐疑的な作家『私』。その私へ届いた大学生久保さんの手紙から始まる陰惨な歴史探求物語といった趣き。私と久保さんのコンビネーションは悪くなく、ホラー風のミステリーといった感じで進むのが心地良かった。昭和の角川映画を観ている気になった。演出も控えめで淡々としており他作品と違って直線的な描写はほぼ無いものの、凄惨な事件から発生しジワジワと広がり迫ってくる穢れの不穏な雰囲気は良くていた。陰湿で日本のホラーにハマってるし恐ろしいモンだなと思いました。まぁ穢れがあったら逃げ場は無い気もしますけど呪いや祟りと違って標的や発動条件が無いってのがまた性質が悪く怖いですね。観終って考えてみると『残穢』とは上手いタイトルですわ。原作を読んでみたくなりました。 【ロカホリ】さん [映画館(邦画)] 7点(2016-02-04 23:26:36) 1.《ネタバレ》 十分だよ。面白い。変な技で無理やり怖がらせようとするよりはずっといい。 【JF】さん [映画館(邦画)] 7点(2016-02-03 16:30:43)
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