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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想(7点検索)】
3.《ネタバレ》 モヒカン男が故郷の両親に情をほだされて、すっかりカタギになるような話かと思えば、全然違いますね。骨を抜かれることなく、東京へ帰っていく。浜辺のシーンが一番良かったなあ。あそこで終わっても良かったよ。「お前に優しくされると、明日にでも死ぬような気がするんじゃ。」というのは、親としては実感ワード。いや、相変わらず、心優しい監督ですよ。 【なたね】さん [DVD(邦画)] 7点(2016-11-10 21:18:53)(良:1票)
2.《ネタバレ》 始めの10分足らずで主要な登場人物たちのキャラが大体わかるという、実にムダのない人物描写はさすが沖田監督。 今回、彼らの趣味は、音楽やスポーツ観戦といった曖昧なものではなく、モヒカン (デスメタル) 、矢沢永吉、広島カープ、なんです。そこ、重要。数多くの中でも、「それじゃなければだめだ」ということ。だから本作ではその趣味について、個人の強い個性、主義 (主張) 、こだわり、または地域のコミュニティや郷土愛を視覚的に具現化したもの、と捉えるべきでしょう。同じ人間同士でも、それは全然違います。もちろん生きていく上で、ぶつかり合うこともあるでしょう。他人同士ならともかく、家族や結婚を通して人や地域のつながりが広がればなおさらで、嫌でも向かい合うことを余儀なくされます。とは言え、生きるということは共存していくことなのだから、他人の "それ" を否定することではなくて、理解し、認め、時には歩み寄ることが大切でしょう。モヒカンと矢沢永吉、デスメタルと吹奏楽、東京と広島 (地方)。ほら、不思議と仲良しこよしに見えてきませんか (笑) みんな、根っこは同じなんです。 ついでに、宅配ピザ屋さんのエピソードは、さも個性を主張するけど、実はどれも大差なく変わらないという「没個性」の象徴ですね、悪しからず。 【タケノコ】さん [DVD(邦画)] 7点(2020-10-14 20:17:20)
1.《ネタバレ》 観ている間、ず~っとニコニコしている自分がいた。ほのぼのとした時間がスクリーン内で流れていて、なんとなく幸せになる映画。本作の松田龍平を見ていると、優しい人間になりたいと思えた。仕事何やってるかとか、どんな暮らししてるかとか、そんなことよりも、とにかく穏やかな気持ちを持つことを大切にしたい。
最後はやはりちょっとビックリした。楽しげな世界観の中、父ちゃんがあんな形で逝ってしまったのを見ると、なんか複雑な気持ちになった。あれはあれですごくほのぼのとした最期のような気もするけど・・・鑑賞直後の後味はあまり良くなかったのが正直なところ。違和感があった。
しかし、鑑賞から何日か経ったあと、アレは「死を恐れるな」ということなのかな、と勝手に解釈した。ほとんどの人間は死ぬのが怖くて、普段はあまり向き合わないようにしているけど、別にそんなタブーにするほどのものじゃないんだよ、と言いたいのかなって。フィクション作品ではガン患者の最期はドラマチックに描かれることが多いけど、敢えてアホみたいな死を観客に見せることで、死に対するネガティブなイメージを取り払いたかったのかもしれない。 【Y-300】さん [映画館(邦画)] 7点(2016-06-17 11:51:16)
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【点数情報】
Review人数 |
7人 |
平均点数 |
6.86点 |
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1 | 0 | 0.00% |
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2 | 0 | 0.00% |
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3 | 0 | 0.00% |
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4 | 0 | 0.00% |
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5 | 1 | 14.29% |
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6 | 1 | 14.29% |
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7 | 3 | 42.86% |
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8 | 2 | 28.57% |
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9 | 0 | 0.00% |
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10 | 0 | 0.00% |
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