みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
3.《ネタバレ》 ボクシングのことはよくわかりませんが、43戦無敗で富を築き上げたチャンピオンが、たった1回の敗北とたった1回のペナルティで全財産失ってしまうというのがよくわかりません。それが本当だとしたら、あまりにこの職業リスキーすぎませんか。 ビリー・ホープのおかげで散々良い思いをしてきたプロモーターやらトレーナーやらがあっさり手のひらを反す前半がとにかく苦痛。愛する妻を失い、傷心のビリーに対し、周囲があまりに薄情で胸糞が悪くなります。 中盤から終盤にかけては、短気で怒りっぽい自分を反省し、人生の再スタートをきります。ボクサーとしての再生。父親としての再生。もともと善人で心優しいその気質が自然と伝わってくる再生の物語が心地よい。安直だけど実に良い。娘との交流も良い。自分を慕ってくれる少年との交流も良い。ティックとのトレーニングも良い。 なので全体的には好きな仕上がり。なんですが、妻モーリーンの死だけがどーしてもひっかかります。 レイチェル・マクアダムスが好きなので、彼女が早々に退場しちゃうのが残念というのもあるかもしれないです。もうどう頑張っても母親が戻ってこないという辛い現実。再び栄光をつかむことができてもあの明るい3人での生活が戻ってこないのでハッピーエンドなんだけどハッピーになりきれないもやもや感が残ります。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2021-11-30 20:04:29) 2.《ネタバレ》 妻を亡くしたボクサーが、立ち直り復活するところまでのストーリー。ジェイク・ギレンホロールの肉体改造が凄い。 【ゆっきー】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-04-29 16:59:41) 1.《ネタバレ》 もって生まれた才能と狂犬のような闘争心を武器にチャンピオンにまで昇り詰めたプロボクサー、ビリー・ホープ。4度目の防衛も果たし、美しい妻と最愛の一人娘とともに人も羨むような豪邸で順風満帆な人生を謳歌していたある日、彼は最悪の不幸に見舞われる。頭角を現し始めていた若手ボクサーの挑発に乗り乱闘騒ぎを起こしてしまったその混乱の最中、ボディガードの発砲した凶弾によって愛する妻が犠牲となってしまったのだ。生きる意義を見失ってしまったビリーは、以来酒とクスリに溺れる最悪の状態に。ボクシングへの情熱も揺らぎ、試合中に追い詰められた彼は思わずレフェリーに怪我までさせて1年間の出場停止と多額の罰金制裁まで課せられてしまう。当然車や豪邸も手放さざるをえなくなり、明日の生活費すらままならないどん底の状態へと陥ってゆくビリー。追い打ちをかけるように、その荒れ果てた生活のせいで最愛の娘すら取り上げられてしまうのだった。絶望の淵へと追いやられながらも、娘のために再起を誓った彼は、かつて一度だけ自分を負かしたトレーナーが営むジムの扉を叩く…。ジェイク・ギレンホールやフォレスト・ウィテカーという実力派の役者陣を配し、アントワン・フークワ監督が新たに作り上げたのは、そんな超王道のスポーツサクセス物語でした。ほんともう超が何個も何個も付きそうなほどの超々々々オーソドックスな――というかベタベタな(笑)スポコンものなのですが、これがけっこう手堅く作り込まれていて普通に面白かったです。ギラギラした目で周囲を威嚇するイカれたボクサー役をJ・ギレンホールが熱演していて、さすがの迫力。そんな彼が人生の坂道をどんどんと転がり落ちてゆくのは分かっていたのですが、まさかここまでどん底に堕ちるとは。唯一の希望であった娘にまで拒絶されるシーン、自業自得とは言え涙腺がウルっと来ちゃいますね。肝心の試合シーンも、フークワ監督の抜群の音楽センスやキレッキレの編集手法が見事に決まっていて、すごくカッコよかったです。まあ、あの突然不幸に見舞われるジムの少年のエピソードはやり過ぎな感がしなくもないですが(笑)。うん、僕は充分楽しめました。7点! 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-05-15 16:00:47)
【点数情報】
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