みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
3.《ネタバレ》 今までの映画もある意味では宇宙人ばかりでしたが、とうとうホントに宇宙人ですか (笑) でも設定はブッ飛んでいますが、人間の描写に限って着目すればいつもの吉田大八作品でした。それは普通の人が、何かのキッカケによってダークサイドに堕ちていく、その怖さと滑稽さ。その堕ちた者の "壊れっぷり" こそ、監督が執着してきた部分であり、過去の作品群の系譜からすれば、今回の「宇宙人の大杉さん」は予想できたような到達点にも思えます。視点を変えれば、監督好みのキャラクター作りのためにSFという設定だけを拝借したもの、と考えます。宇宙人から見た地球として、気候の温暖化や環境の悪化などを提起しつつも、深堀りはしていない。従って環境問題を議論する映画ではないし、そこに対してはあまり本気ではない気がします。だから、僕らはこの美しい星のために何ができるのか? とかムキにならず熱くならずに、風刺の効いたコメディのつもりで楽しむのが吉と思いました。 【タケノコ】さん [DVD(邦画)] 7点(2019-09-19 00:05:10) 2.<原作未読>結局、何が言いたかったのかって話になると、それはよく分からない。でも面白いか、面白くないかで言ったら面白かった。生放送で暴走し始めた火星人リリー・フランキー、水星人らしいので政治家への道さえ開けてきた亀梨和也、怪しすぎる佐々木蔵之介、いかがわしいビジネスに手を出した地球人中嶋朋子に、処女のまま妊娠した美しい金星人橋本愛と。家族なので当然だが、これらの物語が絡み合って、まったく間延び感がなかった。さらにシュールなだけではなく、不気味さも程よく残していて、バランスが良いと感じた。ラストに新鮮味があればさらに良かったけど、これはそもそも原作が50年以上前なので致し方ないか。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-07-26 20:35:25) 1. 祝 橋本愛 復活 (とりあえず完全という言葉をつけるのは保留する) 吉田さんは、他の女優はともかく 橋本愛を綺麗にとることにおいては日本一と言って過言ではないと言いたい。 特に覚醒後の文字通り少し人間離れした美しさはほとんど全盛期に近い物を感じさせた。 これだけで、観に行ったかいはあった。 映画自体は、多少物語世界内の論理的整合性に難がないわけじゃないが、比較的ついていきやすいストーリーで全く退屈しなかった。 塚、論理的整合性を度外視して、様々な思索を観る側に求める映画なんでしょうね、これは。 例えば、水星人、金星人、火星人 太陽系連合なんて言葉が出てくると自分のようなプロパーなSFファンだった過去がある人間は、そっぽを向いてしまいがちだが、そんなことに拘るべき作品ではないんだということも何となく理解できたわけだし。 二度、三度見直して理解を含めたい映画。 【rhforever】さん [映画館(邦画)] 7点(2017-06-13 10:50:00)
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