みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
10.《ネタバレ》 他にも書いてる方が何人もいらっしゃいますが、解剖を通じて死体の謎の真相を解明していくミステリーかと思いきや、思いっきり悪魔系オカルトホラーだったのですね。そういう意味では期待外れでした。 魔女狩りが行われていた時代に魔女として裁かれ、容赦なく繰り返される激しい暴力に耐えかねて悪魔に救いを求めた少女。その死体は一見して永遠の美を約束されているかのような状態にはありながら、その実、悪魔に捧げられ永遠に利用され続けてしまう悲劇。そして関わる者に与えられるのは非業の死という悲劇の連鎖。簡単に纏めるとそんな感じでしょうか。 悪魔系の物語は何でもありになってしまうので好みではありません。日本文化にどっぷり浸かって生きてきた自分としては、どうにも受け入れ難いものがあります。この作品でも、悪魔は嵐を演出するわラジオ放送を流すわとやりたい放題ですね。 ただし、解剖のプロセスで明らかになって行くのが、医学的だったり病理学的だったりの事実ではなく、超自然的なオカルト的状況。人間の手では出来る訳のない技。初めは目前の事実を否定すべく努力していた親子も、ついにはそれを受け入れて対応せざるを得なくなる展開。これは新鮮でした。第二弾や第三弾は難しいでしょうけれど、本作におけるそのアイディアは大成功だったと思います。 出来ることなら解剖シーンをもう少し現実的にして欲しかった(ゴーグルやマスクなしで執刀する訳ないでしょ)のと、検視官や葬儀店を生業とする人たちなんだから遺体に敬意を表するような振る舞いが欲しかった(扱いがぞんざい過ぎる)。司法解剖という極めてデリケートなテーマですから。 それにしても「ローラ・パーマー」と「世界で一番美しい死体」を競いそうな真の主役のジェーン・ドゥ。解剖シーンの特殊映像もハイレベルでした。 という訳で、納得出来ないなりにも高評価せざるを得ない作品でした。監督の次回作に期待します。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-08-23 10:58:13) 9.チリン・・チリン・・ゾォ~。洋画に珍しいオドロオドロシイ作品。ラストの不可解なセリフによる鑑賞者の突き放し方は個人的に気に食わないです。しかし、ジェーン・ドウといいジョン・ドウといい、洋画の名無しの権兵衛さんは、ロクなことしないなぁ。 【代書屋】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-03-08 18:04:11) 8.全くの予備知識なしで鑑賞したので、これがオカルトの方向へ向かうことは意外でした。 90分で終わるので休日の余暇に鑑賞するには、もってこいの作品です。 ジェーン・ドゥ(名無しの権兵衛さん)が魅力的な女優さんでした。 【クロエ】さん [DVD(字幕)] 7点(2019-09-02 08:17:49) 7.《ネタバレ》 父は息子だけは助けてくれと懇願する。父が苦しんでいる間、ジェーンは生き生きと復活。こうして悲劇は繰り返されてゆく。 しかし苦しみに耐え切れなかったのか、父は息子に殺してくれと懇願してしまう。息子はそれを果たす。 結果、息子も死ぬ事になってしまった…のだろうか。父が苦しみながら死ぬのを息子が我慢していれば、息子は死なずに済んだのだろうか。 そして我々は、冒頭の事件もジェーンの手によるものと気付く。土に埋まりかけていたのは、この遺体を世に放ってはいけないと判断した前犠牲者の善意だったのだろう。 しかしそれを果たす前に、ジェーンに殺されてしまった。ジェーンはこれからも関わる人を手に掛けていくのだろう。 そしてそれを画面越しに見ている我々は、ジェーンの綺麗なおっぱいを堪能して無事眠りに就くのである。怖くて眼福。教科書の様な良いホラー映画でした。 【にしきの】さん [インターネット(吹替)] 7点(2019-02-19 02:37:46) 6.低予算映画なのだと思うのですが、エクソシスト並みに怖かったです。 カメラワークが上手なんだと思うんですが、のっけから心臓止まるかと思いました。 ホラーは、夜に、暗~いところで見た方が断然雰囲気出ますね。 怖くて怖くて、泣きそうでした。 ただ、あの女優さんはどこからどこまでが本物なのかな?とか気になりました。 【めたもん】さん [インターネット(字幕)] 7点(2018-11-09 18:10:01) 5.《ネタバレ》 映画のタイトル通り、解剖に焦点を当てたホラー。 人体を解剖するシーンは非常によくできていて、気持ち悪くて楽しめる。 解剖していくごとに次々出てくる謎、といった展開も引き込まれる。 超常的な存在、モンスターの肉体を解剖するなんて今までになかった映画。 ただ、遺体が魔女なんだ、って分かってから後は、平凡でひねりもなく、盛り上がりに欠ける展開であったのが残念。 死体役の人が綺麗でよかったけれど、すきっ歯なのだけは、萎えたなあ。 【椎名みかん】さん [地上波(字幕)] 7点(2018-11-07 09:23:58) 4.YouTubeの#2アイチャンネルで紹介されていて知りました。端的に書くとホラーとミステリーの要素がバランスよく、雰囲気映画としても非常に素晴らしい作品でした。オープニングの女性捜査官の言葉がラストに合致する部分やラジオ&歌も効果的に使われていてGoodです。結局よく判ったようなよく判らないようなラストもハナマルに感じました。 ただし、一発芸的な映画ではないものの、ネタが割れてしまうと何度も繰り返して見たいと思わせない軽さが残念でした。ジェーンドゥさんの顔や裸体は綺麗で何度でも見たい雰囲気はありますが、映画自体は何度も見て深く探求するようなタイプのものではないと思います。結局何だったの?という素朴な疑問も残りますが、そこで留めたことがこの映画をB級に貶めていない所以と思われます。怖い&グロに耐性ある方はぜひ一度お試しください! 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 7点(2018-10-25 10:45:00) 3.後半のいかにもホラー的な展開がちょっと残念と感じるほど、前半の解剖シーンは緊迫感があった。とにかく美しい遺体と、その見せ方に7点。 【noji】さん [インターネット(字幕)] 7点(2018-10-18 23:54:20) 2.《ネタバレ》 予備知識ゼロ、鑑賞理由はジェーン・ドウを演じる女優さんのルックスだったという不謹慎な私。 この点では大満足(馬鹿)でした。 この女優さん、Olwen Kellyさんと言う方だそうです。 Webで画像検索すれば皆さん納得されると思いますが、綺麗な方です。 他の出演作を観てみたいですねぇ。 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-05-23 12:52:23) 1.《ネタバレ》 グロ耐性が低い人にはしんどい映画化もしれませんが、正直言ってしまうとこれは掘り出し物でした。前半は推理ミステリー仕立てで話が進み、後半は怒涛のホラー展開。低予算・B級にしてはブライアン・コックスやエミール・ハーシュといったそこそこ名が知られて俳優を起用しているので?でしたが、あの『トロール・ハンター』を撮った監督のハリウッド進出第一作だったんですね、納得しました。家業で解剖検視と火葬を営むなんて日本じゃ想像もつかない話ですが、アメリカのど田舎だったらこういうのもありなんでしょうね。そして怖がらせ方が実に上手い。死体の足首に鈴をつける由縁なんか、とても効果的な伏線になっています。カーブ・ミラーに映る人影や猫の死など、説明過多にならないストーリーテリングも好みでした。 でも何とも壮絶なのはジェーン・ドゥ、つまり死体を演じた女優で、文字通り全編にわたって全裸の死体で押し通してしまいます。もちろん死体だから身動き一つせず、解剖台に載せられる時と瞼をこじ開けられるところだけしか身体が動きません。もうこれなら別に女優を使わなくても精巧なダミー・ドールで撮影することもできたんじゃないでしょうか。まあここまでの死体演技(といっても動かないだけですが)を見せてくれる映画は正直初めて観た気がしますし、彼女の女優根性には脱帽です。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-03-07 22:41:16)
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