みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
14.《ネタバレ》 前作を鑑賞した際も強く感じたことだが、「反則」こそがこのヒーローの最大の魅力であろう。 バラバラになっても再生するという不死身の肉体そのものがもはや反則的だが、それ以上に、「第4の壁突破」というメタ構造を自由闊達に行き来する独自のキャラクター性こそが、この赤マスクの最強の「武器」であることは言うまでもない。 そして、その要素を、原作キャラクターの枠すらも超えて最大限活かし尽くせるライアン・レイノルズをキャスティングできたことが、この映画シリーズの揺るがない成功要因だと思う。 ハリウッド俳優の地位は確立しつつも、いまひとつ作品に恵まれず、演技パフォーマンスの出来に関わらず嘲笑の的にされてきたライアン・レイノルズという俳優のキャリアそのものを、レイノルズ本人が自ら笑いものにし、文字通り“ぶっ殺す”様が、今作の稀有なエンターテイメント性のピークだ。 ライトなコメディ要素として、自らのキャリアを全否定する描写を入れているけれど、普通そんなことは容易ではない。 そういう意味では、レイノルズ本人の、俳優としての客観性と、人間としての懐の深さが表れている。 その俳優本人の魅力が、コミックキャラクターの枠を超えて溢れ出ているからこそ、ライアン・レイノルズが演じるデッドプールは世界中の映画ファンを熱狂させ得たのだと思える。 前作から引き続き、数々の“反則技”を繰り広げるデッドプールだが、今作ではついに時間すらも超越する。 その昔、スーパーマンが地球を逆回転させて時間を逆行させ、死んでしまったヒロインを救うシーンを観たとき、子供ながらに「それアリ?」とやや懐疑的に感じてしまった記憶があるが、デッドプールに対しては不思議とそういう感情は生まれなかった。 それは、彼の本当の武器が、“反則技”そのものではなく、非常識をまかり通した上で、それを味方は勿論、敵役にも、観客にも「許容」させてしまう“人間力”だからだと思う。 そりゃあ、ブラッド・ピットもマット・デイモンもバカな役でカメオ出演してくれるわけだね。 【鉄腕麗人】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-11-24 10:47:02)(良:1票) 13.《ネタバレ》 「次はケーブルがでるぞ」という宣言通りに作られたデップ―第二弾。しかしまさかアベンジャーズ相手に猛威を振るうサノスを起用するとは、これまたイジらずにはいられないところ。(J・ブローリンが出演していた「グーニーズ」の片目のウィリーも漏れなくイジる) これにはキャスト発表の時点で一笑い。 「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」で世界中から総スカンをくらったデッドプール=ライアン・レイノルズは、自身の主演「デッドプール」でR指定ヒーローの可能性を華々しく証明した…ハズだったんだが、「LOGAN/ローガン」を引っ提げた天敵ウルヴァリン=H・ジャックマンもR指定で大成功。 更には自らのサラリーをカットすることを条件にR指定を勝ち取った逸話まで持てはやされるモンだから、デップーはこれが気に食わない。 「まず初めにね、ヤツは他人の成功に乗っかった毛深いクソ野郎なんだよ。」と開始早々、辛辣にウルヴァリンをディスる安定の俺ちゃんである。 今回は監督が交代して、「ジョン・ウィック」「アトミック・ブロンド」を手掛けたデビッド・リーチが起用された。 デビッド・リーチは元スタントマン故の性分なのか、出来は素晴らしいけど、世界観にそぐわないアクションシーンを挿入して、演出の一貫性を欠く印象があったが、今回は変にマジメにならずに雰囲気を死守出来ている。 プレタイトルからオープニングの移行時こそ、シリアス→ギャグへの間の取り方がギクシャクしたが、後は概ね良好な演出だ。 ストーリーは、これはもうビックリである。話の運び自体はオーソドックス。ケーブルが悪人ではないことなどハナからバレているようなものなのだが、同一ユニバース内で過去にやったプロット(ネタバレになるので伏せます)をそのままコンパクトに流用してしまうとは。なんともレイジーライティングである。確信犯だろうが。 しかしながら話が分かりやすいからこそ、俺ちゃん初めとする濃いめのキャラが活きてくる。 それこそオールスター・カメオ出演で構成されるX-Forceの面々には笑わせてもらった。 格闘無しのテリー・クルーズ、ゲロッただけのビル・スカルスゲルド(ステランの息子、アレックスの弟であり、新「IT」のペニー・ワイズ)、そしてヴァニッシュしたブラピ…お前ら一体何だったんだよと。 (ちなみに誰も気づかないようなところにマット・デイモンが出演しているが、スタッフに内緒で特殊メイクで参加したため、現場でも気づかれなかったという。何やってんだホントに。) ウィーゼルやコロッサス初め、既存キャストも負けじとバカっぷりを増して帰ってきている。 前作は予算の都合上、アクションにX-MEN程のお金をかけられなかったが、今作では少し余裕が出たようで迫力もマシマシ。一瞬だけどX-MENの主要メンバーも登場して、笑いもマシマシ。 最初から最後まで館内爆笑、デッドプールは楽しい正常進化を遂げていた。ナイス! あと、みんなはクソだっていうけど、「グリーンランタン」、僕は結構好きだぞ。「ブレイド3」はまぁちょとキツいけど…。 【サムサッカー・サム】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2018-05-29 23:55:38)(良:1票) 12.《ネタバレ》 前作と同等以上にバカで楽しめます、ここ数年食傷気味で敬遠していたマーベル関連なんですけど観ようかなと思ってディズニー+加入してます。 他作品との絡みは全然把握できてませんが勉強中、ラストは何でもアリな感じですけどどうなっちゃうんでしょうね。 【ないとれいん】さん [インターネット(吹替)] 7点(2023-08-21 10:44:50) 11.満足いく作品です。あのセリフは全部覚えているのかな、ブラピが出た!とかいろんなこと考えてしまうがちらっと感動もある。ゲーム感覚のライフがいくつもあるからとか、殺戮シーン満載だからR15でしょうね。あ、あと一言はまったのが 180センチのチビって・・・(笑) 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-06-08 22:28:20) 10.展開はどう見てもシリアスなのにおバカ系アクションにストレートにひた走り続けて逆に気持ちいい。前作同様に楽しめた。 【ラスウェル】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-01-18 23:40:00) 9.デッドプールのピンチにハラハラさせながらも、ブラックコメディに笑わせられた 最後のオマケ映像も良いスパイスになってますね 【Ren】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-12-02 14:43:18) 8.《ネタバレ》 あの奥さんは、確か、ホームランドの人だね。とても綺麗な体をしていた。脱ぎっぷりがみごとですっかりファンになった。その人が、映画の出だしで死んでしまうとは。がっかりした。しかし、内容はなかなかシャレていた。映画ファンなら、思い出す場面満載だ。最後もアメコミっぽくて好きである。点数がからいのは、彼女が活躍する場面をすごく期待していたからだ。 【matan】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-10-09 22:08:16) 7.《ネタバレ》 笑いは沢山詰まっていたがストーリーの軸は若干暗めだった。一番の見どころはXフォースの結成から解散までの早さかな。ラストのリアル過去改編も秀逸。 【ぷるとっぷ】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-09-24 11:08:10) 6.《ネタバレ》 一作目はすごくB級感のある作品でしたが、本作は結構予算が増えたのかしら。 アクションもとても垢抜けて、安っぽさは無くなりました。 ただ笑いは前の方が多かったかなぁと思ったり。 あ、でも失った下半身が生えてきたばかりで赤ちゃんみたいになってるシーンは流石に爆笑ものでした。 今回もまたメタ映画的な視点から、自身の映画を笑いにしていく。そして様々な映画もネタにしていく。 ヴァネッサが序盤から命を落とす展開に驚き。単に悪役と戦うだけの話でなく、 終盤からはケーブルと手を取り、しかもケーブルが時間を戻して彼を助ける。 いいシナリオです。ウェイドはひどい脚本だとちょくちょく言ってましたが(笑)。 ただ個人的に本編より、絵画教室のパロディ映像の方がより爆笑ものだったかも。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-09-17 20:36:13) 5.《ネタバレ》 レッツゴー!Xフォース! ギャアアアア!!!えっ?ブラピ?! ヒーローは何かを失った時、使命に目覚める気がする。それはコイツだって例外じゃない。 まぁその成り行きはいつだって血みどろで阿呆らしい。でも愛すべき人の言葉を辿りデッドプールは1人の少年を救う事を決意する。そして組んだドリームチーム!…って即4人リタイヤかい!だけどラッキーマン…ではなくドミノさんの強運っぷりには恐れ入りました。「そんな事あるかい!」をたっぷり拝ませていただきました。 対するはカプコンのMVC2では超お世話になったケーブル!ウヒョー!カッコいい!大塚明夫の声も渋いぜ!そしてゲストはこちらも日本じゃゲームでお馴染みジャガーノート!イカすぜ!!それにセクシー!まさか出るとは思わなかったのでめちゃくちゃ嬉しかったです。 そしてデッドプールのメタネタも冴え渡り、007風オープニングから始まり、MCUをいじり倒し、映画ネタもたっぷり。ほんとシャークネードはいつまでやるんだろう。 前作に比べ過去の湿っぽいパートがなくなった分格段にテンポ良く暴れ放題で面白くなった第2弾。最初から最後までギャグとバイオレンスアクションを余すところなく楽しめる一本でした。 …かくしてケーブルの装置のおかげで忌まわしきウルヴァリンZEROのアイツは始末されたのでした。めでたしめでたし。 【えすえふ】さん [映画館(吹替)] 7点(2018-06-25 18:56:01) 4.《ネタバレ》 見事な悪ふざけ連発も、徐々に免疫もできてきて結構退屈していたのですが・・・ 思いがけないエンディングにぶっ飛びました。 まさかあの作品のあのシーンを改変(?)してくるとは! 痒い所に手が届く、とはまさにこのことか! Xメンシリーズが下火になった寂しさを洗い流してくれましたよ。 怒涛のように畳みかけるアメコミ映画の中にあって、いい意味での箸休め的作品。 【午の若丸】さん [映画館(字幕)] 7点(2018-06-12 22:42:12) 3.良いところと悪いところが、両極端に存在する変な映画ですね。ストーリーやアクションシーンはとても良かったです。でも、笑いを取りたいがために、ただ死ぬためだけのキャラクターを登場させるのはどうかと思います。そこに費やした時間とお金を、違うものに使っていれば、もっと面白い映画になったかもしれません。ただ、そういう無駄なものがあるということが、この映画のヒットの要因だったりするんですけどね。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 7点(2018-06-08 22:35:00) 2.《ネタバレ》 相変わらず無責任で自由奔放なデッドプール。冒頭のウルヴァリンへの嘆き節から始まり多くの作品やアメコミキャラクターを弄り倒しつつ、中の人の自虐的なネタも忘れないのは期待を裏切らなかったし、挫折や苦悩を乗り越えて子供も救うヒーローしていたし楽しめました。ただまあ、そういうイジリは適度なラインとセンスが大事だし、楽しむためには満遍なく他作品を観ていないといけないしいうのもあるので難しいトコもありますね。 今回はチームも組んでファミリー映画ってことでしたが速攻で全滅するわ、カメオでブラピがいるわ、採用からダイブまでは面白かったけどちょっとモヤッとしたピーターもちゃんと最後には救いがあって良かったです。忽那汐里もまあまあな役をもらってたけど、絶対的な強運の持ち主ドミノも未来から来たサイボーグ戦士ケーブルもキャラが立ってたし、だんだんと悪い方向へ染まっていくドーピンダーも欠かせない人になってたし、ウェイドが惚れ込んでいるヴァネッサも男前な良い女っぷりだったし、悪くない2でしたね。今後のあの装置の使い方が気になりましたがどう使うんでしょ。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 7点(2018-06-03 01:27:33) 1.《ネタバレ》 まあまあです。ギャグは相変わらず過激だが、タクシー運転手に前作ほどのキレがなかったのがちょっと残念かな?それにしても女の子にユキオって、同様にマサルと名付けたロシア人がいたけど、これもジェンダーフリーの流れなんだろうか? 【ぴのづか】さん [映画館(字幕)] 7点(2018-06-02 21:28:02)
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