みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
3.《ネタバレ》 ジョンルカレの映画らしく、公務員的スパイ映画。 内容はロシアハウスの現代版。 素人を使って、情報を国外に流出させようとする話。 スパイも、自分も父親であることを言うシーンは新鮮。 スパイも公務員であり、普通に家族を守っている立場というのが分かる。 ラスト、誰がけりをつけたのか? ロシアか?それともイギリスの政治家か? 発見された紙に政治家の名前が書いているとこなんか、意味深。 もし・・・なら、こわ~!こわ~! 007みたいに現実離れしてないスパイものなので、 現実もこうなのか!とビビる。 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2024-10-17 22:43:14) 2.《ネタバレ》 一市民がマフィア内の抗争沙汰に関わらざるを得なくなる「巻き込まれ型」サスペンス。なにしろ原作がル・カレだからか、ディテールも骨組みもやたらと説得力があるので、MI6まで絡んできても「そりゃないでしょ」とは思わずに観ることができました。気持ちはがんばれユアン・マクレガー教授、です。 冒頭からとても怖い思いをさせられ、つかみは満点。一体何が起きたのか分からぬままの突然の殺戮シーンは画の美しさも相まって強烈です。 古参幹部であるディマのキャラクター設定がまた良いです。カードの番号を瞬時に記憶してみせる場面で「只者ではない」とわかります。愚直なまでに正義を通すマクレガーに肩入れすることで、「まっとうなモラルを持っているのだな」とも。ここらのキャラ紹介がテンポ良く鮮やかです。一人で抜け駆けしようとしているMI6のメガネくんの苦悩も憎めません。 マフィアと冷や飯幹部とMI6と民間人、四者の駆け引きがスリリングな序盤、サスペンスとしてのヤマ場、切り札を明かすラスト、それぞれをキレイに決める脚本は巧いですし、台詞も気が利いています。地味ですが逸品ですね。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-01-27 15:56:30) 1.原作未読。緊張感が途切れる事のない物語は解り易かったものの、要所要所で次の展開が思い浮かんだその通りに進んでいったのが物足りない。ペリー、ディマの行動原理も然り。只一人なかなか胸中が掴めなかったヘクターに本作の主役は彼なのだと思わされる。原作はどうなのだろうか。国家のご都合主義の正義ここに極まれりの考えが示されたシーンでの「興奮しないで」に唯一感情を表したヘクター。罵詈雑言で興奮しまくった私はその単細胞ぶりを思い知る。三者を過不足なく表現した男優三人の好演が印象深いジョン・ル・カレ作品ファンの方にはお薦めの秀作。 【The Grey Heron】さん [インターネット(字幕)] 7点(2018-12-05 14:29:23)
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