みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
2.《ネタバレ》 オーソドックスなギャングものとして楽しめました。実話がベースになっているだけに、話がどう展開していくか常に緊張感に包まれながらの鑑賞でした。 ラストシーン、それまでの彼であれば爆死から逃れたことでしょう。しかし、既に死んでしまった旧友からの手紙は彼から生きることへの執着を奪ったのか、それとも昔を思い出し友たちのもとに旅立ちたかったのか。人生の最後に見せた哀しみと孤独への恐れといったところでしょうか。 思えば70年代のアメリカは、まだまだこういう状況だったのですね。でかいアメ車を乗りこなし、必要とあれば白昼堂々と撃ち合う。たった半世紀、されど半世紀、50年の月日はアメリカは勿論のこと世界中を大きく変化させました。ただ、外見的には随分と進歩・発展していますが、内面的にはどうなのでしょう?昨今のニュースを見ている限りでは、大国の中心を成す人物の内面は、まるで進化していないかのように思われます。 こういう血で血を洗う争いは、映像の世界で終わって欲しいものですね。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-04-15 00:08:15) 1.《ネタバレ》 70年代オハイオ州クリーブランドに於いてイタリアンマフィアと抗争を繰り広げたアイリッシュ・ギャング、ダニー・グリーンの生涯が描かれた実録もの。時折挿入されるニュース映像に爆殺に次ぐ爆殺事件が絵空事でない怖さを感じます。 どんなに分の悪い相手にも恐れることなく喧嘩を売る姿、老女を巻き添えから守る姿に、強調されるケルト人の矜持「闘争心と優しさ」を見ますが、それを真っ当に生きる事に使えなかったのかと醒めた思いにも。 クリストファー・ウォーケン、ヴィンセント・ドノフリオ、トニー・ロー・ビアンコ、ポール・ソルヴィノと濃い面々がレイ・スティーヴンソンを盛り立てています。お目当てクリストファー・ウォーケンの退場シーンは結末と重なる印象深いものでした。 本件をきっかけに司法取引からマフィアが衰退していったというのは、義理も人情もへったくれも無い者たちならではでしょう。 ポッテリとしたヴァル・キルマーの傍観者ぶりが-1点。盛り過ぎの邦題はご愛嬌。 【The Grey Heron】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-08-19 09:23:38)
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