みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
7.《ネタバレ》 楽しみな反面、落胆する事を恐れつつ劇場へ。 結果、期待以上でも以下でもなく。 ただ一つ言わせてもらえば、シリーズ50作目にして初めて劇場へと足を運び そして気付く、今さらにして気付く、あの四角い顔って意外とヤバイくらいにスクリーン映えするんだなあと。今さらながらにして気付いた良い発見。 も一つ言わせてもらえば、あの丸いメロン事件はやはり歴史に残る大爆笑事件だったんだな と。 そして結果、本家本元渥美清が唄うほうの主題歌を最後に持ってきた事により締まりは良かったかなっと。 ただもう続編などは絶対に望みませんですよっと。そのへん何卒よろしくお願いしたく思います。 【3737】さん [映画館(邦画)] 7点(2019-12-31 23:50:33)(良:3票) 6.《ネタバレ》 「男はつらいよ」シリーズの50周年の50作目。山田洋次監督の映画は「幸福の黄色いハンカチ」を初めて見た時から好きで、もちろんこのシリーズも好きなのだが、シリーズ全作を通しては一回通りしか見ていなかったので、ちょっと今まで見るのを迷っていたが、ようやく見た。満男(吉岡秀隆)と泉(後藤久美子)の再会物語に回想としてシリーズこれまでの名シーンを絡めた同窓会的な作品という感じだが、ツギハギ感を感じることなく見れたのは良かったし、過去作の名シーンだけではなく、とらや(くるまや)の周辺やさくら(倍賞千恵子)をはじめとしたレギュラー陣も雰囲気はそのままなので新しく撮影された部分も懐かしく感じて実家に戻ってきたような安心感を持って見ることができた。さくらはどことなくおばちゃん(三崎千恵子)を思わせる風貌になっているように感じたのには驚いたが、やっぱりいちばん懐かしかったのはあけみ(美保純)が登場したことだった。とはいえ、満男と泉の部分だけ見ると何か薄みで付け足し感があり、合間のおまけのように見えてしまうし、ゴクミの風貌や喋り方がすっかり外国人のようになっていて、回想シーンで登場するときとの落差が激しい。それに、満男が作家になっているという設定はたぶん「三丁目の夕日」シリーズの影響なんだろうなぁとつい思ってしまう。それでもラストの走馬灯のように出てくる歴代マドンナの映像にやっぱり感慨深いものがあり、最後まで見て本作は山田監督が渥美清が亡くなって突然終わったこのシリーズをちゃんと完結させておきたくて作った映画なのだと素直に感じることができた。本作は結局いちばんそれに尽きる映画で、そしてそれはじゅうぶんに果たされていると思う。少し甘めに7点を。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 7点(2022-07-10 18:54:18)(良:1票) 5.《ネタバレ》 やっぱり寅さんというキャラクターは苦手。あの言動は俺にはキツくて、そのせいかシリーズをほぼ見たコトがない。(伝説の「メロン事件」はやはりツライ!)。ですから立ち位置としては【『シン・エヴァ』が初エヴァです!】みたいな状態での鑑賞となりました。 まずオープニングの桑田圭祐に「マジか!」と一瞬度肝を抜かれましたが、これは儀式の一環(降霊術?)なのだと考え、なんとか自分を納得させました…。 そして、今作の奇跡はゴクミが出演したことでしょう!長期間芸能界を離れていた分の演技のぎこちなさが、かえって不思議なリアルをかもし出していましたね。しかしながら、満男との蘇る青春の日々的なアレコレは「いやいや、そうはならんやろ?」と思いましたけど…。まぁ海外在住だからキスくらいなら挨拶みたいなものだったのかなぁ…。満男、いい夢見たな!(涙) そして浅丘ルリ子のリリー、夏木マリのゴクミの母も良かった!そして…病室でのくしゃくしゃの万札には涙腺大崩壊(笑)ひょっとして『北の国から』の泥万札のオマージュだったりして…なんてコトを考えながらも【怒涛のマドンナメモリーズ】に俺が謎の懐かしさで泣いてしまうこのカンジこそが、寅さんの存在感なのだなぁと!シリーズ全然見てないのに!←ソレを言っちゃあオシマイよォ… 【幻覚@蛇プニョ】さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-11-05 17:36:49) 4.総集編というだけでなく、後藤久美子が登場した新作ということで評価できる。安心して観られるし、いい感じで物語は進む。 そして、振り返りだとしても最後はちょっと感動した。加点したくなる。 寅さんは現実的では無いが、いたらいいかな、でも付き合うのはやだな、でもいて欲しいな...という不思議なキャラ。 【simple】さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-08-12 19:47:33) 3.寅さんに関しては素直に見たいんです。斜に構えて見たくないんです。 ゲラゲラ笑って泣いて見たいんです。 でもこの50作目・・・・・・う~~ん微妙っていうか、複雑な気持ち いまさら映画にする意味があったのかとすら思いました。 桑田佳祐の主題かも違和感あるし、なんで渥美清の声じゃないの?って思ったし 渥美さんがこれ見たらなんて言うかな・・・・ 「まだ俺で儲けするの?」って笑うかな・・・・・ DVDでもう1回見てみます 【ひろみつ】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2020-12-22 16:04:12) 2.最後の歴代マドンナが次々と登場する回想シーンを見て、寅ちゃんの失恋の多さに こっちが泣けました。映画館でほんまに泣きました。そりゃつらいわ。 【ケンジ】さん [映画館(邦画)] 7点(2020-02-07 22:24:47) 1.《ネタバレ》 かつての寅さんは若々しく、歴代マドンナ達は美しいままだが、今を生きるとらやの面々は確実に人生の年輪を重ねている。 これは寅さん映画であるとともに、残された人々の「老い」が隠れたテーマだと思いました。 山田洋次という監督は、女優をこの上なく美しく撮るというイメージがありました。 ところが本作においては、紛れもない「おばあちゃん」になったさくらを筆頭に、相変わらず綺麗だけれど浅黒い肌を隠しもしない泉、別れた夫と娘の狭間で無様に酒に溺れる泉の母、オシッコが近くなっちゃったリリーとなかなかシビアな女性像を捉えています。 翻って過去の彼女達が輝いて見えるのですが、過去があるからこそ現在まで生きてきた人々の人生が味わい深いものとなるわけです。 ラストの場面で満男はともかく泉の方は問題あるのでは?と鑑賞直後モヤッとしましたが、そういう危うい立場も含めて泉の人生なんだなと思い至りました。 ただ、台詞回しが古めかしすぎるのはどうにも気になった。 今どきの女子高生はもちろん30〜40代の女性でも「パパ、◯◯だわよ」なんて言わないわよ監督。 それと広河隆一の写真を使ったのは悪手としか思えない。この人の問題点が暴露されたの、つい1年前なんですけど。 【denny-jo】さん [映画館(邦画)] 7点(2019-12-31 15:31:14)
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