みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
3.役者さんたちがとにかくすばらしかった、原日出子さんの映画をちゃんと見たのは初めてですがとても見応えがありました。 遺書の無い家族の自死、想像を絶するショック。否定、いかり、と悲しみと、受け入れるまで。。。確かに答えなんてない、それをどう消化するかですね。いろんな形の受け止め方が描かれていました、丁寧に。 いい作品でした 【HRM36】さん [インターネット(邦画)] 7点(2020-11-03 10:14:53)(良:1票) 2.《ネタバレ》 まず良くないところから言ってしまうと 長い。コメディと言えど、本質的にはコメディではなく悲しいドラマであるわけで。重たい雰囲気のままに133分もあるわけで。もう少し短くまとめてほしかったかなという思いが残ります。 ついでに言わせてもらうと、北別府という最悪な酒乱、こやつの登場がすごく不愉快極まりなく後味がよろしくない。 ついでに も一つ言わせてもらうと、バカ母とバカオヤジ、死んでしまった息子に対していつまでも拘り続けるよりも ちゃんと生きている妹である娘のほうに愛情向けてやりなさいですよ こらオヤジ、ソープ代の二万円 ちゃんと早く娘に返してあげれよな ⬅そこは笑い。 ということで、笑いを誘われるべきシーンでは確かに笑いを誘われた。重たい局面とジョーク場面のさじ加減も良かったかと思えます。 ただし、なんせ 長すぎた。 そして娘がとても不憫に感じられたの ちゃんと真面目に生きてるのに可哀相。 【3737】さん [DVD(邦画)] 7点(2020-03-15 22:06:28)(良:1票) 1.《ネタバレ》 見る前に思っていたイメージとはだいぶ違っていた。変な表現ですが、きちんとしたヒューマンドラマでした。溺愛していた息子が引きこもりで、ある朝母親が食事を作って息子を呼びに行くと首をくくって死んでいた。それを見てショックを受け大けがを負った母親は記憶喪失に。残された父親・娘・母の弟などの親族は何も知らない母のため、息子がまだ生きていると母親に嘘をつき続ける。 見ながらずっと感じていたのは、娘が一番かわいそうだなと言うこと。娘も立派な母親の子どもなのに、母親は息子のことばっかり。あなたの子どもはこっちにもいるんだよ、と何度言ってあげたくなったか。記憶を失い知らないこととはいえ、息子の肩ばかり持ち、昔のことを息子に謝れだとか、親類の結婚式に息子の誕生会を無理矢理入れ込んだり、そこでもまたビデオメッセージで娘に息子への謝罪を促したり。母親のために頑張って嘘をつき続けてきた家族の気持ちはどうだったんでしょうね。本当のことを言ってやりたい、でも言ってしまうとまた母親が手首を切ったりしてしまうかも知れない。家族の葛藤がひしひしと伝わってきました。最後の最後で、川に入水自殺しそうになる娘を母親が止めてくれて本当に良かった。愛すべき子どもがそこにもいることをようやく気づいてくれたんだなと思いました。 息子の浩一が実際に何故死んだのか、理由は?背景は?色々と憶測や推測が出てきますが最後まで明るみにはなりません。しかしこのようなことが実際に実社会で起きてもきっと同じ事になるでしょう。記憶喪失云々は別にして、結局自殺の理由なんて本人しか分からず、残った家族や恋人などはその人に辛く当たってしまった過去の記憶を探ってそれが本当の理由であるかどうかも疑心暗鬼のまま自責の念に駆られるんでしょうね。それはとても苦しいことだ。酔いに任せた流れとはいえ、北別府さんが鈴木家の嘘をぶちまけたことは鈴木家としても良いきっかけだったんだろう。最後には母も含めて家族みんなで兄の死と向き合うことになって良かった。ほっとした。 【TANTO】さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-11-13 07:57:01)
【点数情報】
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