みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
6.泣いたり怒ったり叫んだり罵ったり絶望したりする堤真一と石田ゆり子の姿をひたすら見せられる映画。いや、ほんと2人の演技は素晴らしかった。 ただ、サスペンスを期待するとそこまでというか、息子が事件に関わっているかもしれない事で憶測で報道やネットの誹謗中傷が過熱して行き、しだいに家族が追い詰められ崩壊して行く様を描いた家族のドラマとしての物語がメインだったので、事件そのものの描き方としては若干肩透かしではあった。 でも息子が加害者か被害者かというのを想像して望みを繋いで行く夫婦の姿はとてもリアルだった。 ラストの方でかなり無理矢理盛り上げようとしていたのはいかにも堤幸彦監督っぽかったのでちょっとマイナス。 【ヴレア】さん [映画館(邦画)] 7点(2020-11-03 14:04:37)(良:1票) 5.《ネタバレ》 原作未読でこの映画自体全く知りません でしたが、民放BSの番組表に載っていたので取り敢えず録画して 見始めたのですが、確かに重い映画でしたが、普通なら早回しで観 るのをじっくりと最後まで見入ってしまいました。 規士君は亡くなってしまいましたが、あれ以外の結果だったらこの 家族はその後は維持できなかったでしょうし、被害者側であったが 故に悲劇的な事件を乗り越えて生きていくであろうことが予感でき ラストの余韻は言われているほどには悪くはなかったです。 久しぶりに心に残る映画でした。 満ち足りた幸せな家族に降ってわいた息子の失踪と殺人事件。 家族の中での立場の違い故に異なる心情を抱いてしまう3人が丁寧に リアルに描かれていました。 家が特定され卵を投げつけられ落書きをされSNSでの誹謗中傷はさも ありなんという風景で、それゆえ法務省がタイアップしていたのでしょ うか。法務省もさることながら、息子を心配する両親に捜査に支障がでる からと何も状況を伝えない警察にも反省を促したいですね。 ところで、息子の情報を得ようとファーストフード店で高校生たちに聞 いて回るお母さんのところは違和感がなくもありません。高校生が問題を 起こしたなら普通はまず学校の担任の先生に当たるでしょう。マスコミ もまず学校に殺到し、校長先生が慌てて記者会見を開くのが世の常ですね。 家族を中心に描いた為に余分な学校の存在は消してしまったようです。 ちなみに、衆人環視の中でお父さんを殴って、その後は土下座ってあまりの手のひら 返しですが、世間とはそんなものでしょうね ジャーナルの記者の人や男刑事さんも意外といい人でしたね。結局犯人の少年 たち以外は登場人物の中に悪い人はいませんでした。 【キムリン】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2024-10-16 10:01:36) 4.《ネタバレ》 被害者として命を落とすくらいなら、加害者であっても生きていて欲しいと願う気持ちは理解できなくもない。 風評による二次被害にも重点が置かれた内容になっていたけど、そっちの顛末があっさりだったのは残念。 事件の真相が明らかになった途端に風評がピタッと止むとはとても思えない。 最終的にはいい話になってるけど、失われた命は戻って来ないだけに心が痛む。 【もとや】さん [インターネット(邦画)] 7点(2023-01-27 15:09:37) 3.《ネタバレ》 子供を持つと、楽しい時も心にどこかで、被害者であれ加害者であれ犯罪に巻き込まれるかもとゆう不安が漠然とあります。だから、こーゆうドラマを観ると、心拍数がチョットあがちゃいます。てか、そーゆう時の家庭を描いてるので、ちょっと怖かったです。押し寄せるマスコミ、距離をとる周りの人々、口論が多くなる家族、ありがちですが、やっぱ自分の家族と重ねてしまって怖くなりました。 【なにわ君】さん [インターネット(邦画)] 7点(2022-04-15 21:02:13) 2.《ネタバレ》 平穏無事に暮らしていた四人家族が、長男が怪我でサッカーを辞めてしまったことをきっかけに悪い友達と付き合い始め、そして事件に巻き込まれ、その家族の運命も狂ってしまうというストーリー。 行方不明になった息子が、殺人に関わって犯罪者として見つかるか、それとも殺されて被害者として見つかるかで、家族の心情も揺れ動く。 最終的に息子は遺体となって見つかります。しかしそこに至るまでの家族の動揺、マスコミや周囲の好奇の目と衆人環視、そして周りの人の態度の変化はなんとも息苦しく、見ていて辛い思いしかありません。 息子が被害者となって遺体で見つかったことでそんな歪んだ状況が一変します。被害者であったことで誤解は解け家族も平穏な生活に戻ることができましたが、結局「犯罪者でも生きていて欲しい」という思いと「被害者として死んでいて欲しい」という思いはどちらが正しいんでしょうか。母親が最後、週刊誌記者に自分の考えを語っていましたが、私も考えてしまいました。実際は世の中は「加害者だから生きてる」とか「被害者だから死んでる」なんて単純なことでは無いだろうし、ここまで綺麗に話が落ち着くことなんて稀でしょう。死んでいて加害者だったということもあるだろうし、生きていて被害者だったということもあると思いますが、それだとまだ周りの好奇の目は残り、ここまで綺麗な終わり方は出来なかったかもしれません。 結局答えは出ないな。 あと、やはり私はマスコミが嫌いなようです。映画なので少し極端に描写してるとはいえ、個人宅に毎日のように押しかけ、落書きや卵を投げつけられるなどの嫌がらせをされている家を目の前にしてなおも取材攻勢をかけるそのやり方。大嫌いだ。 ただの勝手な推測ですが、息子の容疑が晴れた後も、あのマスコミたちは後で謝罪など一切しないのでしょうね。週刊誌記者も、生きていても死んでいてもインタビューする、などと言っていたくせに、ワイドショー的に扱えなくなるや否やインタビューをキャンセルするという。どこかの誰かのセリフでは無いですが、マスコミや記者なんて結局物事を「面白おかしく」したいだけなんですかね。自分のとこの雑誌や新聞の売り上げ、TVなら視聴率が大事なことは分かりますが、そのために偏向的な報道をするというスタンスはやはり理解できない。ジャーナリズムについて、久しぶりに考えさせられた作品です。 【TANTO】さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-06-17 00:37:05) 1.《ネタバレ》 ネタバレになるけど、めっちゃ良い子やないか。 【ケンジ】さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-04-04 20:10:39)
【点数情報】
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