みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
3.《ネタバレ》 「失踪家族」「3000万」「偽札」「不倫」「裏社会のボス的存在」 それこそいかにも小説のネタになりそうなワードを使って小説を書く男の物語。彼はフィクションだと言い張るが、彼の身の回りで実際に起こっていることが小説の元ネタである。 BGMが良かった、まず。アクションとサスペンスを両立させるように高揚感を持たせながらコロコロ転がるような音楽が聴いていて心地よかった。 藤原竜也さんはこういう、才能はありそうなんだけど人間性的に終わってるキャラがなんだか合いますね。カイジの影響かな。ここのところまともなキャラで出演してる彼をみたことがない。skyのCMくらいか。映画じゃないけど。 視聴者も土屋太鳳さんと同じく、「で、この先どうなるの?」と思わせられる方向に持っていかれるんですが、結局あまりいい形で解消されることはありませんでした。なんで房州さんが3000万を彼に託したかはよく分からなかったし、小説っぽく描いているからか全体的に会話や流れが不自然というか過度にお芝居になっていると感じた。いくら映画とはいえ喫茶店で初対面同士があんな会話しないだろう。 そういう意味ではなんだか純文学のようなあり得なさを楽しむことはできたかな。こういう世界観自体は嫌いじゃない。ありえないとか言いながら、そういうことが起きて欲しいと思っている自分もいます。面白かったです。 【TANTO】さん [インターネット(邦画)] 7点(2022-05-09 01:07:56) 2.《ネタバレ》 物語の基本様式は、ジョン・ランディス監督の某傑作コメディやスタートレックパロディの快作『〇〇クエスト』に同じと考えます。一見困惑しますが難しく考える必要はなく、手品のタネは単純であります。本作には神様が存在したということ。筋書きは自由自在の無敵仕様。偶然や奇跡に使用制限はありません。問題は観客がこの禁じ手を受け入れられるかどうか。おそらく神様が用意した結末と観客が望む結末が食い違うと総スカンを食らうのでしょうが、一般的にバッドエンドよりハッピーエンドが好まれるはずなので、多くの観客が本作の結末を喜んて受け入れるのではないでしょうか。劇中描かれてはいませんが、きっと津田は印税で3000万円を手にしたことでしょう。それにしても鳩とは隠語だったのですね。新沼謙治さんが激怒するような話じゃなくて良かったです。 【目隠シスト】さん [インターネット(邦画)] 7点(2022-03-26 07:52:47) 1.これは面白い! かなり複雑に入り組んだストーリーながら 目の前で起こっている事についていくのに必死 あっという間の2時間。 途中、ちょこちょこ入る回想、検証シーンもさることながら これは伏線回収できるのかと不安になりながら 観終った後も、これでいいのか?いや、いいんだろう、多分? と、自分で思い出しながら何度も楽しめる、感慨深い作品。 感動は無いけど、映画としてこの形に作り上げた製作陣に脱帽 小説原作らしいけど、本の方はどんな形の構成になってるのか興味が湧く。 役者は皆、とても上手だった、 メガネのチンピラとウェイトレスの女の子が印象的。 今年で一番楽しめたかも、DVD出たらまた観てみたい。 【カーヴ】さん [映画館(邦画)] 7点(2021-09-03 14:05:38)
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