みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
6.《ネタバレ》 主人公の人物についてはNHKのドキュメンタリーなどで予習したうえで鑑賞したわけですが、それでも辛かった。3つの時制が次々切り返されるのに加え、3時間の長尺ですもん、置いてけぼりになりそうで本当に大変でした。オッペンハイマーの、人類史上初の核兵器開発の立役者になるという不安と恍惚は分かりました。マンハッタン計画を成功させたアメリカの底知れぬパワーも理解しました。ですが、もう1回観ろと言われたらお断りします。 【次郎丸三郎】さん [映画館(字幕)] 7点(2024-04-29 00:08:55)(良:1票) 5.予備知識無しで鑑賞したせいか、時間軸が行ったり来たりで何が起きてるのかわかりづらく、 カラーと白黒映像の切り替えにもどのような意味があるのか直感的にはわからないし、 色々考えながら観るのに疲れてしまった。 その辺すっきりして観たい人は、多少なりとも予習してから観たほうが楽しめると思う。 何度も繰り返して観ることで理解を深めたいという気持ちにはなったよ。 【おとばん】さん [映画館(字幕)] 7点(2024-04-23 22:51:58)(良:1票) 4.トリニティ計画が成功して大の大人たちが狂喜乱舞するシーンは本当に恐ろしく、日本人としてもかなり苦しかったです。 でもお話自体はなんのことやらさっぱり分からず…登場人物が多すぎるし時間軸がバラバラ。どうして本国で(バービーと並んで)あれほどヒットしたのかがよく分かりませんでした。オッペンハイマーは日本で言う龍馬や信長みたいなものなんですかね?機会があればいつか、もう一度観てみたいと思います。 多くの米国民が本作に触れて原爆、そして日本について関心を持って貰えれば幸いですね。 ノーラン作品はダークナイトから劇場で観ていますが、次はアクションかSFが観たいな。 【Kの紅茶】さん [映画館(字幕)] 7点(2024-03-30 01:20:45)(良:1票) 3.《ネタバレ》 理論屋が政治に巻き込まれ、その政治の結果に、罪悪感をおぼえるという、 まぁそういう話なのだが、これが日本の原爆になると、ちょっといろんな 感情が湧きおこる映画になってた。 前半、物理屋としての蘊蓄も交え、理論屋の生活を描き、 中盤、原爆担当として、その製造成功と、戦争に使われるという展開。 後半、自分のやってしまったことに罪悪感を感じ、人の子として、悩み苦しむオッペンハイマー。 そこに、政治思想の問題、腐れ縁の政治家が絡んできたりする。 素直に思ったのは、戦争で使おうと思った政治家が、原爆の威力を示す実験の場にいないで、 戦争に使おうと思うのは、いかがなものか? オッペンハイマーは、あの爆弾の威力を目の当たりにし、 あの爆発の下に数十万もの人間がいることをリアルに想像できたのだから、罪悪感も生じたのでは? 政治家は、現場で五感を使って判断し、行動に移してほしいなどと、ピントのずれたコメント、相済みません・・ (ゲイリーオールドマンが、トルーマン大統領演じているとこが、適役でした) まぁでも本作の目玉は、21世紀史上、最強の「天才集団」を描いたことでしょうね。 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2024-11-30 18:02:39) 2.《ネタバレ》 ついに来たオッペンハイマー。日本でのIMAX上映はキツいかと思われていた分なんとか上映されてよかったです。 個人的な話ですが初めて観る映画に行く前はいつも気分がダルくなってしまうのですが(観終わったら満足してる)、 本作でのそのダルさはもう憂鬱に変わって見る前のテンションとしては最悪でした。貴重な休日を削って3時間も原爆作った男の映画を観るのかと。しかしノーランの映画はIMAXで観なきゃいけないという強迫観念、そしてノーランの映画は見逃してはならぬという強迫観念のもと映画館に出向いたわけですが、結果として非常に良い体験でした。 ノーランの時間差攻撃も予習もあって比較的わかりやすく、絵的にも挟まる原子(?)のイメージなどで飽きがこないカッコ良い構成、そして映画館を覆い尽くす音の力でグイグイと話に引っ張られましたし、オッピー氏のなんだかんだクズなところと、危険なくらい無邪気なところ、そして天才なところの差が激しく観ていて楽しかったですね。原爆投下の直接的表現はありませんが、あのどんちゃん騒ぎが狂気的になっていくシーンはまさに地獄のようでしたし(劇場の音響だとめちゃくちゃ怖かった)、映写室での奴の顔を見ればどれだけ最悪で罪深い行為をしたか嫌でもわかります。 そして役者の面々も良い、キリアン・マーフィーも良かったですが、それよりも奥さん役のエミリー・ブラントのブチギレっぷりが最高でしたし、ロバート・ダウニーJrの温厚で無害そうなストローズおじちゃんがどんどん復讐の修羅に豹変していく具合も凄まじくて最高でした。あとマット・デイモンもパンフレットを見てようやく気づくくらいの誰やねん感で素晴らしかったです。他の登場人物も多いながらも皆個性的で見分けがつくのもよかったですね。個人的にはオッピーの友人で計画に参加しなかったラビが好きです。 そんなわけで3時間オッピーの「いや、お前さ」と言いたくなる、正直救いようのない話は飽きずに観ることができました。 話としては地味ですし、後味は正直良くないですし、日本人的にもアレな話なのですが、ノーラン映画の中では個人的には結構好きな方でしたね。 【えすえふ】さん [映画館(字幕)] 7点(2024-04-27 10:30:38) 1.《ネタバレ》 歯車は回りだしたら止まらない。科学も政治も人類破滅の日も。今もその日に向けて着々と回っている。 長尺だがあまり飽きさせないとは思う。全体的にわかりにくい。まず公聴会のくだりがわかりにくい。登場人物が多めで見分けがつかないというか聞き訳がつかない。セリフだけで誰それがと言われても欧米の人名と実際の顔は対応が付かないよ。またカラーのシーンとモノラルのシーンの使い分けがわからない。誰かの解説に頼ればわかるようになるのだろうが、そうまでしたいとは思わないし、そうしないとわからないのであれば作り方の失敗と言える。ああいう愛人なら私も欲しい。 【ほとはら】さん [映画館(字幕)] 7点(2024-04-01 19:29:36)
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