みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
28.「スパイゲーム」というタイトルの割にはゲーム性もなく、007のような映画とは違い、真面目で落ち着いた出来に仕上がっている。 出来自体は決して悪くはないのだが、盛りあがりに欠ける為、期待ハズレと感じる人も多いだろう。 部下であったトム救出のために動き回るネイサンの退職の日の「現実」を縦軸に、75年ベトナムでの出会いから、76年西ドイツでの二人の考えの対立、そして85年のベイルートでの二人の別れを「過去」の回想を横軸に二重構造にして描かれている。 ネイサンの信念には「情報提供者に命をかけるな」というスパイの役目や負けられない危険なゲームと割り切ることが大切という考え方があり、一方、トムは理想肌で「人を殺すことは苦しいこと」と語っていたように「人の命の重さ」を知っている。 二人の考え方はだいぶ違うと思ったが、やはり二人にはどことなく似ている部分を感じさせるし、人間的な根っこは同じような気がする。本作では師弟愛が感じられた。 しかしなあ、ネイサンはベイルートでは当然の策とはいえ、トムを待たずに、キプロス義勇軍を使ってしまったり、エリザベスをトムから引き離すために拉致って中国に引き渡したりしているわけでかなり実際はかなり非情なオトコなんだよな。 トムとエリザベスの二人の愛が本物だとは知らずに拉致ったりしているから今回のような事件が起きたわけで、28200ドルは自分のまいた種を刈り取ったようなものかもしれない。 エリザベスとトムの二人には、救出後2台の離れたヘリコプターで見つめ合う姿に愛を感じさせずにいられなかった。 ネイサンの奥さんネタも随所に登場させているから、ネイサンの奥さん、家族、愛についての考えも少しだけでも描いて欲しかった気がした。 奥さんネタはやや消化不良に終わっていると感じたな。 衛星写真のすり替えや「ディナー作戦決行」の周りの反応などニヤリと出来る場面も多く、「ディナー作戦」と聞いた時のトムの反応も特に良かった。 【六本木ソルジャー】さん 7点(2004-12-18 16:35:49)(良:2票) 27.《ネタバレ》 はい、皆さん、こんにちは。今日紹介する映画は、スパイ映画です。主演は、あの美男子のブラッド・ピット。そのブラピが、映画の冒頭で任務に失敗して、殴られる、殴られる、殴られる。あの美形が見る影もなく無惨な姿になってしまいます。怖いですねぇ~。その彼を助けるために奔走するのが、これまたかつての美男子ロバート・レッドフォードです。老けましたねえ彼も。アップになるとシワが目立ってしまう(何?お前に言われたくないって?たしかに77歳に言われたくないですねえ(笑))。ブラピの処刑期日が、せまる、せまる、せまる。この緊迫感をそのまま進めないのがこの映画の演出のおもしろいところですね。ベトナムやベイルートでの彼らの関わりが描かれます。場面が一転してCIAのビルで、レッドフォードが作戦命令書を偽造するために、タイプライターに向かってひたすらキーを叩く、叩く、叩く。このあたり「大統領の陰謀」を彷彿とさせますねえ。注目してくださいね。では映画の後でまたお会いいたしましょうね。<映画観る>はい、いかがでしたか?あの作品では不正を暴くワシントンポストの熱血新聞記者だったレッドフォードが、本作では私財をなげうつとはいえ、軍隊を勝手に動かしてしまうんですよ。はい、怖いですねえ。ということで、本作は2001年のアメリカ映画でした。それでは皆さん、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。 【オオカミ】さん 7点(2004-01-11 15:07:08)(笑:2票) 26.この映画が5点台なのはかなしい。確かに1度見たときは分かりずらさが印象に残ったけど、2度見て話の全体像が掴めて、3度見て内容は掴んでいるから、構成とレッドフォードとブラピの良さが際立って見えてくるのだ。うん、3度見て7点の映画。 【michell】さん [地上波(吹替)] 7点(2005-04-08 00:50:40)(良:1票) 25.CIA工作員の話と考えると遠い世界が舞台ようですが、何度となく繰り返されるトカゲのシッポ切りの話と考えると、俄然親近感が湧いてきます。組織を守るため、もしくは不祥事を包み隠すために、外部の協力者や下っ端に責任をなすりつけるのはよくある話。ロバート・レッドフォードのような幹部または上司が現れることは滅多にありません。しかしちょっとカッコよすぎか。この作品を見るかぎり、もしかすると自分はある意味でCIA工作員よりもっと過酷な環境で働いているのではないかと、ちょっと背筋が寒くなりました。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-09-23 23:19:22) 24.《ネタバレ》 エンターテイメントとしては結構小難しい作品ですね。 もちろんわかる人は難なく楽しめるのでしょうが、私のような小市民がこの映画を楽しもうと思ったら、頭から煙り出しながらでないと無理です。 この作品のストーリーは大きく2つ。 ミュアー(ロバート・レッドフォード)とビショップ(ブラピ)の過去のエピソードを巡る回想シーン。 中国当局に監禁されたビショップをミュアーがCIA本部にいながらにして助け出す現在のシーン。 前者はドラマ性が強く、後者はサスペンス色が強い。 前者はドラマ要素が強いためわかりやすく、とっつきやすい。また、ブラピの魅力全開なので、面白い。引き込まれます。 それに対し後者の『現在』を描いたストーリー。これがわかりにくい。 ミュアーが何をしようとしているのだろうと、わくわくしながら見ることはできますが、はっきり言って結論が出るまではさっぱりわかりません。で、難しいわりには、結果を見た後のインパクトは弱い。 結局CIAは、ビショップが何か重大な任務で動いていたのかどうか、それをミュアーに確認したい。ミュアーはすべてを話してしまうとビショップが見捨てられてしまうため、情報を小出しにし、その間にマスコミにリークすることで、『アメリカ政府』VS『中国当局』の図式を作ろうとする。そしてアメリカ政府の司法取引を利用して救おうとしていたのでしょうか。 ところがそれが寸前で失敗。仕方がないので、ミュアーは強硬手段に。 違っていたらごめんなさい。簡単に言えばこんなストーリーかと思います。 面白いストーリーだとは思うのですが。やはりわかりにくいのが難点か。 今何やっているのかわからないと、緊張感も生まれないですし。 そもそも今回の騒動の事の発端はミュアーにあります。ビショップの行動も愛ゆえとはいえ、自己中心的なものであり、プライベートなものでもあります。よって一応のハッピーエンドではあるものの、爽快感は得られにくい結末というのが個人的な感想です。 作戦名を聞いたときにビショップが涙ぐむのは感動するんですけどね。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-10-16 07:06:25) 23.なかなか骨太な作りですね。 入り込みにくさを感じさせる映画ですが、物語の組み立て方は、アメリカ映画らしからぬ緻密な脚本で、序盤わかりにくいなー、なんて思いながらもいつの間にか引き込まれていました。 密室劇みたいな感じで舞台作品にもなりえそうですよね。 キャスティングもロバート・レッドフォードとブラピが、 親子に見える一瞬見えるような、そんな絆を上手く感じさせるような絶妙なキャスティングだったと思います。 【バニーボーイ】さん [ビデオ(吹替)] 7点(2009-03-23 16:57:06) 22.《ネタバレ》 こういうストーリー構成をひとひねり工夫した映画は大好きです。アクション満載のスパイ映画もいいですが『M:I』や『007』というビッグタイトルがあるので違う路線からスパイ映画を撮ってみようとする監督の挑戦を素直に評価したいです。回想中心のお話もスパイという実体のつかめない存在を元上司の回想によって実在する一人の男として組み上げていく過程を見ているようで面白かった。一歩遅く事態を把握し唖然とする局員たちを尻目に愛車のポルシェで颯爽とCIA本部を走り去るエンディングもGOOD。最初から最後までプロの仕事を見た気分で爽快でした。 【遠州】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-02-06 03:51:38) 21.回想形式ではレッドフォードは歳を取り過ぎで無理。 「24」方式はこちらが先輩か? ほとんどが会議室と回想での展開。意表を衝かれ面白かった。 【ご自由さん】さん [地上波(吹替)] 7点(2007-03-03 11:45:24) 20.ビショップは、スパイとしては精神的に不安定すぎるのではないか? という疑問もあるものの、まずまずの出来だと思います。ネイサンがビショップを救おうとするのは、ビショップの行動が自分の責任であると感じたためです。回想シーンは、そのいきさつを説明するものになっています。また、この映画はネイサンが「とんち」を繰り出してCIAの同僚たちを煙に巻くところが見所なのであって、その辺がスパイ・ゲームなわけです。バハマの衛星写真の使われ方が分かったところで「くすっ」とも笑えない人には向いていません。あと、映画でちょっとでも複雑な話になるとついていけないという人は観ない方がいいでしょう。 【山の木屑】さん 7点(2004-07-27 17:00:23) 19.《ネタバレ》 時系列がハイパージャンプしまくりなので、ついていくのにちょっと苦労する部分はあるし、テンポもお世辞にも良いとはいえないが、不思議とつまらなくはなかったし、最後まで見られた。冷徹かと思われたレッドフォードが、いろんな手を使ってブラピを助けようと奔走する部分はなかなかいい感じ。ただ、今年の正月に実家に帰った時、親父に頼まれて年賀状書きを手伝わされ、住所&名前の消しゴム版を作った経験からいえば、あの判子(長官の偽造印)を作るのは決して簡単ではない。それをサクサクっと作ってしまうとは…。さすがCIA。手先も器用なのね。 【カシス】さん 7点(2004-04-01 18:31:07) 18.フィルムの後処理がセンスいいね! 【k】さん 7点(2004-02-20 12:04:35) 17.ロバート・レッドフォードが渋い!派手なアクションや特撮は無いが、トム救出作戦をたった1人で進めていくネイサンの静かだけど熱い闘いに目が離せない。確かに、ストーリー展開はわかりにくい点が多いし、派手なシーンが無い分退屈に感じやすいかもしれないが、このくらいの分かり難さなら、許容範囲かなとは思う。ブラピの役所が、その性格ではスパイに採用されないだろう・・とさすがに思ったので、彼の魅力があまり感じられなかった点で減点。 【深海】さん 7点(2004-01-13 20:57:33) 16.設定が面白かったです。しかし、最後の『ディナー・アウト作戦』のあっさりしたこと・・・。もうすこし過去の回想シーンや最後の作戦のどこかに盛り上がるシーンを創って欲しかった・・・。 【MINI1000】さん 7点(2003-12-15 18:11:04) 15.素直に面白かったといえます。ロバートはとてもかっこいいです。ブラピよりロバートが主役ですよね、過去のシーンをもうチョットコンパクトに出来ればよかったかなと個人的には思います。 【ブチャラティ】さん 7点(2003-11-27 01:56:37) 14.回想シーンが多すぎるのが不満だけど、ストーリー展開的には引き込まれた。最後 作戦名を訊いて涙するブラッド・ピットの姿に男の友情を感じた。 【Jack Knife】さん 7点(2003-11-26 07:54:35) 13.ツッコみどころ満載、矛盾点満載なんだけど、中国にアメリカ軍が・・・・などと矛盾点をツッコもうとするとダダダっと畳みかけられ、わけがわからんままに、まぁ別にいいか、と妙に納得。駐車場から颯爽とスポーツカーで飛び出していくレッドフォード。無理してるおじいちゃんだけど、カッコ良すぎっ 【永遠】さん 7点(2003-11-20 03:14:01) 12.踊る大捜査線では現場で頑張る刑事たちのカッコよさを描いていたけど、こちらは会議室(建物)から一歩も出ずに事件を解決してしまう。ロバート・レッドフォードの渋いながらもスマートなカッコよさがたまりまへん(^^) 【ゆうろう】さん 7点(2003-10-26 23:00:20) 11.あちこちにとんだ話の中には多少無理めなとこがあったりするけど全体的には面白かった。何が面白くさせたかって、ネイサンの頭のキレかな。 【はーくん】さん 7点(2003-07-15 02:20:02) 10.ロバート・レッドファードが建物から出られない状況から、ブラピを間接的に助け出すところが面白かったです。劇場でこの映画を見たのですが、ロバート・レッドフォードの作品を当時まったく見たことがなかったので、彼のカッコ良さに驚いたことを覚えています。 【はがっち】さん 7点(2003-05-19 19:11:10) 9.1年前に映画館で観ました。これまでに無いタイプの作品でしたが、けっこおもしろかったと思います。レッドフォードは歳をとってもかっこいいです。 【艇王】さん 7点(2002-12-15 12:06:58)
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