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黒い雨

Black Rain
1989年【日】 上映時間:123分
ドラマ戦争ものモノクロ映画小説の映画化
[クロイアメ]
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-11-03)【イニシャルK】さん


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監督今村昌平
助監督月野木隆
三池崇史
キャスト田中好子(女優)高丸矢須子
北村和夫(男優)重松
市原悦子(女優)シゲ子
原ひさ子(女優)キン
小沢昭一(男優)庄吉
三木のり平(男優)好太郎
大滝秀治(男優)医師
小林昭二(男優)片山
石丸謙二郎(男優)青乃
常田富士男(男優)火傷の四十男/老遍路
三谷昇(男優)郵便局長
楠トシエ(女優)カネ
殿山泰司(男優)老僧
山田昌(女優)岡崎屋タツ
石田圭祐(男優)岡崎屋悠一
飯沼慧(男優)高丸
河原さぶ(男優)金丸
深水三章(男優)能島
白川和子(女優)白旗のばあさん
沢たまき(女優)池本屋のおばはん
七尾伶子(女優)るい
原作井伏鱒二「黒い雨」
脚本今村昌平
石堂淑朗
音楽武満徹
撮影川又昂
近森眞史(撮影助手)
製作東北新社(製作協力)
IMAGICA(製作協力)
プロデューサー遠藤茂行(宣伝プロデューサー)
配給東映
美術稲垣尚夫
編集岡安肇
小島俊彦
録音紅谷愃一
照明岩木保夫
その他前島良行(演技事務)
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【クチコミ・感想(7点検索)】

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6.全編モノクロ映像の反核映画。戦時中及び原爆投下時のシーンは少なく、
戦争終結後の主人公たちの姿を追ったシーンが約8割方。
原爆病ばかりでなく、その後の人生に様々な影響を及ぼすエピソードが丁寧に描かれており、
直接的な悲劇シーンを延々と見せられるより、原爆の恐ろしさがひしひしと伝わってくる。
北村和夫、市原悦子は相変わらず安定感のある演技を見せてくれるが、
スーちゃんも思っていた以上に頑張っていた。
原爆投下直後のシーンはかなりリアルで、当然のことだけど、全体の雰囲気は重苦しい。
決してドラマ性の強い作品ではないが、原爆の恐怖を側面から訴えた良質な作りの作品だと思う。 MAHITOさん [ビデオ(邦画)] 7点(2011-07-30 03:03:56)(良:1票)

5.夢に出てきそうや・・・。 ケンジさん [DVD(邦画)] 7点(2014-02-23 22:57:54)

4.《ネタバレ》 皆さん書かれている通り、風呂場で髪が抜け落ちる様を目撃するシーンはもの凄くぞっとしますね~。原爆が投下された広島の光景をリアルに描いた点も勿論秀逸ですが、なによりも原爆症の大変さを世に知らしめるという教育的観点からいってもこの作品には有意義さがありますよね。そりゃ確かに、今村さんの作品の中では異色かもしれませんよ。だけど、それでも自身が監督されたというのは、他の誰も撮らないから、自分がやってやるんだ、後世に伝えなきゃならないんだっていう、そういう使命感みたいなものがあったからなんだと思いますね。もの凄く重たい作品ではありますが、見応えは十分です。ただ、武満さんの音楽は正直言ってストレートすぎるかな、という印象も持ちましたね。画であれだけ恐ろしさが存分に出てるのに、さらに音楽であんなに煽らなくても十分じゃないのかなぁと。 あろえりーなさん [DVD(邦画)] 7点(2008-12-30 21:47:01)

3.お風呂場で、田中好子の髪の毛が原爆の後遺症で抜けていくシーンが印象的。抜けていく髪の毛をマジマジと見つめる彼女が、何とも形容しがたい凄みのある笑みを浮かべるんですよ、もうゾーっとしましたね、このシーンは。キャンディーズ時代からのファンだったスーちゃんのヌードを実は期待して観てた、自分のよこしまな感情なんか吹っ飛んでしまうほどのモノクロ映像の強い力を感じました。それにしても今年は映画人の方の訃報が続きますね。ワールドカップで浮かれているテレビ局だけど、追悼番組として今村監督の代表作ひとつ位は放映してくれてもいいのに・・・。 放浪紳士チャーリーさん [ビデオ(邦画)] 7点(2006-06-10 10:33:36)

2.《ネタバレ》 小学校の頃に読んだ『はだしのゲン』を思い出します。『ジョニーは戦場へ行った』と同様、ホラー映画顔負けの残酷描写に思わず顔を背けてしまう自分は臆病者です。中でも衝撃的だったのは、原爆投下後の広島の中で変わり果てた姿の弟を見つけた兄が「お前は誰じゃ!」と認めたくないながらも最終的には「おお、お前か」と泣き崩れるシーンの遣り切れなさと、そしてやはり何よりも主人公・矢須子の髪の毛が浴室ではらはらと抜け落ちていくシーン。これらの衝撃は恐怖であると同時に、決して忘れてはならないものだと思います。こういう映画が海外で(特にアメリカでも)高く評価され多くの人々に観てもらえるというのは非常に嬉しいことですね。ラストはついエンドクレジットの向こう側に虹を探してしまいます、例えそれが見つからないものだと分かっていても…。 かんたーたさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-05-09 18:17:05)

1.《ネタバレ》 スーちゃんが儚げに見えるんですよね。もともとポッチャリとした感じだったのに、髪も抜けてやつれていく感じが出てましたねえ。美人が崩壊していくのはその対比からして非常にインパクトがあります。原作はもちろんあの有名な井伏鱒二の同名小説です(簡単に読めるので、未読の方はぜひご覧ください)。原爆の後遺症に悩まされる悲劇というのは、何年も何十年も続くという怖さ。何も罪のない一般市民を巻き込むような戦争は、本当にやめなければいけないということを、この映画からは感じられるでしょう。原爆を落として平気でいられるアメリカ人にぜひ見てもらいたい作品です。まあ、「ザ・デイアフター」を受け入れられる人々なら理解してくれるかな? オオカミさん 7点(2004-04-27 09:06:37)

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【点数情報】

Review人数 25人
平均点数 7.84点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review2人
2 ストーリー評価 7.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 5.66点 Review3人
4 音楽評価 7.25点 Review4人
5 感泣評価 7.00点 Review4人

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